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発達ママ子育ての不安5選〜低学年編〜


小学生になると、勉強も本格的にスタート。心配ごとも少し変わって来ませんか?

1,宿題を学校に忘れてくる


【解決の糸口】 最初の頃は親が学校に電話を入れ、一緒に教室まで取りに行くというお母さんが多いようです。 我が家でも、そうしていました。そのためにも、学校から帰って来て少し休憩をしたら早めに宿題をする習慣をつけるのが ポイントです。

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我が家では、おやつを用意している間に本人にランドセルから連絡袋(連絡帳や学校からのお便りが入っている)と宿題を取り出しておくように促していました。
おやつのあとすぐにリビングで宿題をするのが習慣になると、宿題を学校に忘れて帰って来たことにもすぐに気付けます。

3度目からは学校に電話を入れるまでは親が介入し、取りに行くのは本人に任せていました。我が家から学校までは徒歩5分かかるかかからないかの場所。
長女のときはそれでも心配でこっそり後ろからついて行ったりしていましたが、何事もなく1人で行き1人で帰って来れることがわかってからは、『自己責任』。
※学校への距離や道のり次第では、これが全ての人に正解だとは言えません。犯罪や事故を防ぐことを最優先してください。
学校まで近い場合でも、下校時間以降は低学年のうちは無理に学校へ取りに行かせるのではなく、連絡帳に一言添えてサインをし、本人には「学校についたらすぐにするんだよ」と一言だけ言って送りだしていました。

グレーゾーンの子供はどうしても忘れ物をしがち。叱ってもあまり意味がありません。
叱られるのが嫌で嘘をつくしか方法が見つからず、親子でツラい思いをする場合も少なくないようです。
叱らずに解決の糸口を子供に気付かせてあげることができれば、親子で成長できるのかも知れないですね。

2,友達から新しい文房具などをもらってくる


【解決の糸口】 友達に物をあげたがる子がいますね。女の子に多いようです。お互いに使っている鉛筆キャップを交換する程度なら見守るのも有りかと思います。

頻度が増したり、例えば新しい鉛筆や消しゴムをもらって帰って来るような時には大人の介入も必要となってくると思います。

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次女が2年生の時、1人の友達に新しい鉛筆をもらって帰って来ました。
それからすぐあとに、また同じ友達から新しい消しゴムをもらったと話してくれました。

娘もきっと違和感を覚えたのだと思います。少し内緒話をするような口調で話してくれたのでした。

ご両親の気持ちを考えると、そのままもらい続けるわけに行きませんよね・・・・。
お返しするために新しい同じ物を持たせるのは、もっと違いますよね・・・・。どこまで続けるの?ってくらいに額が膨れ兼ねません。

違和感を感じ話してくれた娘を信じ、親のその時に感じている気持ちも伝え、その友達に貰った新しい消しゴムを返すよう伝えました。
その後、その友達から新しい文具をもらって帰って来ることはなくなりました。
※後日談ですが、クラス懇談会(保護者と担任の先生が集まり話をする会)でその話が議題にあがりました。
何人ものお子さんが、そのお子さんに新しい文具を貰って帰っていたようです。

「子供が友達に新しい文具をもらってくることが何度かあり、同じように買って返せるほどの余裕はなく困る」と仰るお母さん。

「うちの子、友達に物をあげて喜んでもらえるのが嬉しかったのだと思います。ご迷惑をおかけしました」と皆さんの前で謝罪するお母さん・・・。

価値感は人それぞれなので何が正解かは断言できませんが、その時に感じた違和感は忘れられません。

大勢の前で1人のお母さんに謝罪をさせてしまう前に、担任の先生に電話で相談する方法もあったのでは・・・と、何年経っても考えます。
あの時あの場で私はただ座って話を聞くことしかしませんでした。これではイジメを傍観していることとそう違わないのでは・・・。

では、あの時私はどうすべきだったのでしょう・・・・。
答えは「ああやって、ただ座って話を聞いている事しか出来なかった」。
賛否両論あるかとは思います。それでもそうするしかなかった人間もいるということを、書き残させてください。

余談になりますが、お子さんが「クラスの子がいじめられてるけど、自分は何も出来ない」と話てくれたとしたら・・・あなたならお子さんにどう声をかけますか?

「助けてあげなさい。そばで見ているだけでも、それはイジメに関わっていること同じだよ」って言いますか?

私は言えません。
肯定もしません。これは人間として当然です。

意識していたことは、イジメる側に何かしらの心の闇があること。
このことを、娘達にずっと伝えて来ました。

あと・・・・「合わない子と無理に一緒にいる必要はないよ。」と、言い続けて来ました。
そのためか小学生のうちは友達からの誘いをあっさり断ることの多い娘達でしたが、成長し中学生になりいつも一緒に遊ぶ友達のことを悪く言うような事は一度もないということは、本当に気の合う友達と付き合うことが出来ているのだと思います。

中学のクラスの担任の先生には、「誰にでも分け隔てなく穏やかに接することが出来ています。」「2年生から転校してきた子がいて、その子に友達と一緒に声をかけてくれてその子も転校初日に友達が出来たと喜んでいました」と言っていただけたり・・・。※今現在も、仲良く過ごしているようです。

話しはかなり脱線しましたが、大人も子供もイジメに繋がる前に大人である自分の出来る範囲で、我が子の出来る範囲で我が子らしく行動することで将来誰かが嫌な思い・悲しい思いをする事を間接的に防げたり・・・助けることが出来るのかも知れないですね。

無理はさせない。母である私たちも、無理をしちゃいけない・・・。

3,勉強についていけるか不安 【解決の糸口】


低学年のうちは、あまり心配する必要はないと思います。
多くの小学校では、算数などの勉強に他の子供よりも時間が必要な子供がいることを前提に、そのお子さんのサポートするための先生がクラスに1人~2人ついてくださっています。
それでも授業について行けず置き去りにされてしまうお子さんがいるのも確か。

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その場合は個人懇談などで担任の先生に相談してみることをお勧めします。
学習室といって授業の内容を理解するのに時間が必要故に、勉強が遅れがちなお子さん(原因はLDだったり病気などで入院していて授業についていけていないお子さん)が別室で勉強をする場が設けられている小学校が多くあります。
ひょっとしたらその方法を提案してくださったり、その他の方法を一緒に考えてくれるなど、相談に乗ってくれます。

お子さんにあった方法の糸口が見えてくると思いますよ。

4,給食は残さず食べてる? 【解決の糸口】


心配は無用です。子供の順応性は凄いんです。
家で食べる事ができないほどの苦手な食べ物でも、家ではそんな量が食べることができなくても、学校で友達や先生と一緒に食べるという理由だけで食べれちゃったりするからビックリします。

例え食べられなくても、大丈夫なんです。

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私達の小学生時代とは違い、今の小学校の給食は苦手な物を無理に食べさせようとはしません。※公立の小学校では、基本そうだと思います。

自分の食べる事が出来そうな量を個人の判断で事前に減らしたり少な目に入れたり、もっと食べたい子はおかわりをしたり出来るのです。

また、栄養面でも苦手な物を何か一つ食べなくても、他のおかずなどで補えるようお住まいの地域の栄養士さんがカロリー計算だけでなく必要な栄養素を年代別に計算し考え献立を立てて下さっています。

夏休みや長期休暇の栄養の偏りが、逆に不安になっちゃうくらいです💦

5,友達とうまくやってる? 【解決の糸口】


今まで仲良くしていた友達と、急に遊ばなくなったとか一緒に帰らなくなったと聞くと、母は子の気持ちを考えると心配になっちゃいますよね。
でも案外本人は大丈夫だったりします。

我が子が小学2年生の頃、毎日一緒に帰っていた友達のお母さんを通して「明日から他の友達と帰るので、〇〇ちゃんとは
一緒に帰れなくなりました」と連絡が入りどうしたものかと一晩悩むようなことがありました。
母としては色んな思いが生まれ、葛藤もありました。
でも、結果的に我が子は大丈夫でした。違う友達と一緒に帰ってくるようになりました。

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子供はどんな気持ちになるかな?
母を通して「明日から一緒に帰れない」と言われたこと。
めちゃくちゃ悩みました。

「お子さんから、うちの子に直接言ってあげてもらえるように伝えていただけませんか?」そう言いたい気持ちでいっぱいに。
でも、それは私の我が子を思う「母心(ははごころ)」なんですよね・・・。
それと同じくらいその友達のお母さんにも、我が子を思う「母心」の結果がその方法だったわけで・・・。

「わかりました。伝えておきますね」と、お答えすることにしました。

そして、我が子にはどう伝えるのが一番ツラくないのか・・・。
悩んで悩んだ結果、

「〇〇ちゃんのお母さんから今連絡が入って、〇〇ちゃん明日から家が近い友達と帰るんだって。」そう伝えました。

娘は「わかった」と言いました。

そしてしばらくは1人で帰ってきていたようですが、ある日「今日は帰り道途中まで一緒の道の子と帰って来た。」と嬉しそうに話してくれるようになりました。

母は、「良かったね😊」そう答えながらも娘の順応の早さを逞しく感じ一安心。そっと見守ることに専念するのでした。

低学年でも友達とのトラブルはあります。
うちの子は二人とも女の子ということもあり、学校でのことや友達とのことも聞かなくても話してくれることが多かったので早期発見と対策が練れたのだと思うのですが・・・・。

学校帰りにクラスの友達と3人で帰って来るのが日常になったころ、二人のうちの1人(Aちゃん)が我が子にだけ一切話しかけてくれなくなったと話してくれました。娘からAちゃんに話しをふっても、答えてくれないと・・・・。

しばらく様子を見ていたのですが、1週間経っても本人が辛そうにしていたので、娘の承諾をもらい担任の先生に相談をしました。

担任の先生に子供同士のいざこざを話したことがきっかけで余計に仲が悪化したり、下手したら虐めに繋がることもあるとよく耳にします。
その時も娘に承諾を得るまでは、悩みに悩みました。しかし娘が話してもいいと思えるほどの先生。そんな先生だからきっと大丈夫と信じて相談する決意をしました。

すると担任の先生はとても慎重に、Aちゃんの話しと我が子の話し両方を聞いたうえで解決に導いてくれました。

その翌日から、また3人で仲良く話しをし帰って来れるようになったと娘が話してくれました。

しばらく経ってから担任の先生からもその後の子供達の学校での様子を話してくださり、家での娘の様子も訪ねてくださいました。

低学年のころの友達関係でのトラブルは、お子さんに承諾を得たうえで担任の先生のことを信頼し相談に乗ってもらい、解決法を委ねることをお勧めします。

大丈夫です。
我が子と担任の先生、通わせている小学校を信じてください。

1人で抱え込まないでくださいね。

【まとめ】 小学校での心配事は、乳幼児期とはまた違っている

ことに気付かれた人も多いと思います。

子供にも子供の世界があるのだと気付かされる時期です。

大丈夫、1人じゃないですよ。



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