どうでもいい事だけど、ちょっと感動した話
だいぶ前の話になります。
夕方、スーパーに買い物に行くと、とても混雑していた時の事です。
その事件は私の目の前で起こりました。
ある子ども連れの方が、購入した商品を袋詰めしていたところ、突然、ミニトマトが入っていた正方形のパッケージが空き、全部飛び出して床に散らばってしまったのです。
ですが、そこで同じように買い物をされていた見ず知らずの方たちが、条件反射なんでしょうか。一斉に、ミニトマトを広いあげ、その方に無言で次々と渡して去っていきました。数秒の出来事でした。
床に落ちてしまったので、衛生面とかいろんな事を考えると、手放しでは喜べない部分もあるかもしれませんが、
その方たちの行動は、無意識に出た行動で、褒めてもらいたくてやったわけではなく、相手に見返りを求めているわけでもなく…
当時の自分には、そこにいた全員が、ヒーローに見えました 笑
見ず知らずの人が目の前で困っていたら、その困っている内容だけを解決して、見返りを求めず、スッと立ち去る…そんなかっこいい大人になりたいものです。
※追記
見ず知らずの人の為の行動がすごい、かっこいいという記事を書きましたが、
先日、千葉県の東金市という所で、小学生が自転車で倒れていた女性を心配して、声をかけたところ、顔を捕まれ、罵声をあびせられてしまったそうです。https://www.chibanippo.co.jp/news/area/tougane?qt-photonewstab=1
それを偶然見ていた通行人の方が、警察にすぐ連絡して、大事には至らなかったようなんですが、その子の心の傷はそう簡単には、消えないですよね。
この先、困っている人を見かけて、声をかけたいけど、この事がフラッシュバックして行動できなくなってしまうんではないかと…
怖いから、関わらずにいたら、本当に困っている人を見捨ててしまったと、それはそれで後悔させてしまうのも心配だし…
子どもたちには、どんな風に伝えていったらいいものか…人の為に行動する事は良い事だけど、時には怖い事もある…
難しいですね。
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