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すきな絵本④お金の価値を考えるきっかけ


普段の買い物ではキャッシュレスの支払いが
ほとんどですが、

ショッピングモールの中の
駄菓子屋さんでお菓子を買うとき、

商店街のお花屋さんや八百屋さんで
買い物をするときには
現金を使うことが多いです。

子供が4歳くらいのころ、数字に
興味がでてきて
店員さんとのお金のやり取りが
とても気になるようだったので

そろそろ、お金のことを教えてあげたいな、
と思い、私の好きな絵本作家の
中川ひろたかさんが書いたこちらの
本を見つけました。

お母さんと男の子が
百円をもって、商店街に探検に行き、

百円で何が買えるのか、調べながら
物の価値について考えるというお話です。

お肉やさん、八百屋さん、パン屋さん
など、よく知っている子供にもなじみの
場所が出てきます。

百円で買える物がいろいろある一方で、
お寿司やさんでは、まぐろのにぎりが
買いたかったのに百円では無理でした。

ものの値打ちの面白さを
登場人物の親子の探検をつうじて
読んでいる私たちも
実感できます。

そして、この絵本を読んでいると、
買い物に出かけたくなります。

最近、息子(5歳)に
少額のおこづかいをあげるようになり、

駄菓子屋さんや、おもちゃやさん、
スーパーで一ヶ月に一度くらい、
自分が持っているお金で
買い物をする練習をしています。

値段をよくみて、財布の中身と相談しながら、
慎重に選んでいるのが、面白いです。

そして、
そうやってじっくり選んだおもちゃは

親がポンっと買ったものより
愛着がわくようで、大切に扱っています。

お金の値打ち、大切さを教えるのは
簡単なことではないですが、
この絵本は、お金のことを知る、
初めの一冊にふさわしいのではないか 
と思います。


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