見出し画像

青春映画『チルソクの夏』

私の好きな映画は、佐々部清監督の青春映画『チルソクの夏』です。その映画は、山口県下関市、韓国の釜山が舞台で、陸上部所属の女子高校生と、釜山の高校陸上部所属の男子高校生が、関釜陸上大会で出会い、恋に落ち、文通が始まる…というのが、物語のあらすじです。

①映画を知った時の経緯

高校三年生の科目でリーディングという英長文を読んでその内容を理解する授業があり、当時使っていた教科書にこの映画のことが物語の場面の写真付きで掲載されていました。当時この授業を担当した先生が「これ、映画のもので、チルソクの夏という映画です。」と、言っていました。それで初めて知り、どんな物語かと気になり、見てみることにしました。

②印象に残った場面

1970年代後半の釜山。7月7日七夕にてのこと。関釜陸上大会で下関の女子高校生が釜山の陸上部所属の男子高校生に声をかけられる。釜山の陸上部所属の男子高校生が下関の陸上部所属の女子高校生に会いに宿舎へ。『お話しよ?』と、声をかけ、女子高校生が陸上大会での走り高跳びで5センチ下げたことで新記録が出た、お礼を…その後、『来年も、必ず会おう』と約束し、二人の文通が始まる…

その一年後。

二人は夜の下関で。

釜山の男子高校生が女子高校生に『大学に行って、たくさん単位を取って二十歳になったら、兵役へ行くつもり。次会うの、4年後。』これに対し『4年…長いね。でも、絶対に会おうね…』

明日釜山へ帰るということで、優しいハグ、キス…。

そのシーンの次にて…

釜山の陸上大会で出会い恋に落ちた下関市の陸上部所属の女子高校生が、駆けてくように釜山の陸上部所属男子高校生が乗る船を追いかけ、名前を叫び…残念ながら間に合わず…

このようなシーンが、印象に残りました。

(※ネタバレごめんなさい。)

佐々部清監督、ありがとう

この映画の監督をされた佐々部清監督は、2020年3月31日に62歳でお亡くなりになりました。ウィキペディアにて、初めて知りました。

佐々部監督には、このような素晴らしい青春映画を作ってくれたことに本当に感謝しています。

今更ながらですが、心よりお悔やみ申し上げます。

下関と釜山

本映画の舞台になった山口県下関市と韓国の釜山、本当にいい街だなあと思いました。

いつか、旅行で行ってみたいです。

#チルソクの夏

#佐々部清監督ありがとう

#下関市と釜山はいい街だ






この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?