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外国人がフランスでインターンを見つける難しさ

フランスの大学院ではインターンが必須なことが多いんですが、今日は外国人がフランスでインターン先を見つける難しさについて。



私の場合

まずわたしはというと、大学院一年目は10月から7月まで、stage alterné という感じで年間約120日勤務。大学院2年目の今も同様で、10月から7月末まで働く契約。
Formationがある期間は院の授業2週間、企業でのインターン2週間というリズムのalternance で働き、試験が終わり大学院の授業が終わる春から夏までは全てインターン期間になるという感じです

以前書いたように私はLinkedIn を使ってインターン先を探していたのですが、結局、人からの紹介いわゆるコネでインターン先を一年目、2年目ともに見つけました。
一年目は夫の会社の同僚ネットワーク経由で私のCVを興味のある会社に送ってもらい、2年目は、一年目に働いていたインターン先の同僚ネットワーク(同僚が地元の企業に私のCVを渡してくれた)で連絡が来て、そのまま面接、採用されました。

インターナショナルコースにいる外国人同期二人の場合

私は大学院2年目はインターナショナルコースで、私以外に二人外国人が居るのですが、一人はアジア圏の子Aちゃんで全くフランス語が話せず英語のインターンを探し結局全く見つからず、母国のもともと働いていた先でインターン?というか、無報酬なのでボランティアみたいな感じで一応働いている?というか、とりあえず自分が卒業できるようになんかやらさせてもらう、みたいな感じです。

もう1人の外国人に関しては、アフリカ圏の子Bちゃんで母国語がフランス語なので言語に関しては問題ないのですが、試験が終わってこれからインターン開始となる3月初めまでに見つかっておらず、その後は知りません…

何が言いたいのかと言うと、まず英語でのインターンはほぼ無いと思った方が良いです。英語のインターン考えるなら英語圏の大学院行った方が良いと思います。
分野によってはフランスでも可能なのかもしれないけど、今年、先述のアジアの同期Aちゃんのために募集を見てあげたり手伝っていたのですが、英語でできるインターンはかなり少ない(あっても、フランス語話せること前提でさらに英語が話せるみたいなパターンだったりする)尚且つ、フランスの企業とのコネも何もないとなると…フランスの企業でのインターンはかなり厳しいと思います…😢英語でのインターン考えるなら英語圏の大学院行った方が良いと思います。

Aちゃん曰く、うちの大学院のコースは英語でインターン見つける困難さについて、きちんと説明してくれなかった、大学院からのインターン先の募集紹介(うちの大学院はインターン先の募集、今こんなのあるよーって求人情報をteamsで共有してくれる)にも一切英語でできるインターン先が無いのはあり得ない、とのことでした。
確かにインターナショナルコースなら最低一個でも英語で可能なインターン紹介してくれても良い気がするなあと思い、少し気の毒にも思うけど、
とはいえ結局この大学院のコースに行くという判断をしたのはこの子自身だしインターンあること、それを探さなきゃいけないことはわかっていたのに、ちゃんと調べなかった彼女の責任ですよね。。。

また、私の院のコースは外部からの講師がかなり多いのですが、AちゃんBちゃんは外部講師の方全員に必ずインターンの機会を聞いてはいたのですが結局そのコネクションからは見つかりませんでした。もちろん講師によってはインターン生募集しているんだよ!てなり、そのまま取ってもらえることもあると思います。

結論

今回、私の同期の少し厳しい現実?を書きました。
先述しましたが、まずフランスで英語でのインターン探しは難しいです。もちろん見つかる可能性もあるとは思いますが、探している期間は他の学生よりも長引いて精神的にしんどいと思います。もちろん、フランスでインターン見つからなくても母国でインターンをするということも可能です。
フランス語ができる場合、フランス企業でのインターンは決して不可能では無いです。ただコネクションが有無で大きく変わると思います。コネで紹介してもらった方が採用の可能性が上がるので、まずは授業に来る外部講師経由でインターン先をアプライしてみるのは良いと思います。
フランスの大学院目指す方に参考になれば幸いです🫣🧡

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