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【レビュー】コンディションと相性の悪さ - 2021 J1 第23節 コンサドーレ札幌 vs 浦和レッズ

この記事でわかること

・攻守ともにに後手に回ってしまった理由
・浦和の修正と必要だった大胆さ
・勝機はあったトランジション
・相性の悪さ

五輪中断期間を経て迎えた約1ヶ月振りの公式戦。大型補強を敢行した浦和は否応なしに期待が高まっていましたが、結果は2-1の敗戦でした。

その内容も事前の期待からすると落胆を感じるものだったと思います。

正直なところ、コンディションの問題もあったと思います。しかし、札幌のビルドアップに対する嵌め方、マンツーマンディフェンスに対するボールの進め方など、事前に準備したであろうことが機能せずに劣勢に立たされた面もあったと思います。

その中でも、浦和は飲水タイムやハーフタイムで修正を加えています。なぜ劣勢となったのか、どのような戦術的な修正を加えたのか、振り返っていきます。

前半 - 構造的に後手に回った浦和

捕まってしまったビルドアップ

浦和サポーターもよく知るミシャが率いる札幌ですが、守備では特徴的なマンツーマンディフェンスを敷いてきます。

組織を敷いてスペースを管理しながら人を捕まえに行くのでははなく、前線から人を順番に捕まえ、担当者を決めていくような流れです。

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