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「バンライフ×教育」が求められてる!車に住むバンライフ社長(23)が高校生に講義をしてきて感じたこと。


車に住んでる「バンライフ社長」こと、メイです。

みなさまこんにちは!

車を拠点に旅する暮らし「バンライフ」をしながらキャンピングカーデザイン事務所「MeiMei」を経営している、メイです。

キャンピングカー「メイの動く城」

普段は、バンライフや女性のエンパワーメントについて発信したり、キャンピングカーデザインのお仕事をしています。

大学生の時にバンライフを始め、卒業2かヶ月前に学生起業してから、はや4ヶ月が経ちました。自分がパッションを持てることを仕事という形にできたこと、その道を進む決断ができたこと、あらためて本当によかったなあと思います。

いつも応援してくださっている皆さん、本当にありがとうございます。まだまだ未熟者でわからないことばかりですが、今後もなんとか生き抜いていこうと思います!

バンライファー、木内先生が熱すぎる!!!

今回連絡してくださったのは、バンライフ仲間として交流のあったお友達「木内先生」!

木内さんを一言で表すとしたら…

「ただただ熱い」www

3ヶ月前まで17年間学生だった身としては、黒板は先生にとって「重そうなランドセル」といったイメージでした。(多分言ったらダメなやつ)

ただ、木内さんとは何度かzoomで打ち合わせをしていたのですが、こんなに黒板の前に立ってキラキラしている人はなかなかいないです。黒板がよろこんでるように思えたし、黒板がまさしく「天使の羽」に見えました!!!(天使の羽はちょっと無理があるか…)

こんなに情熱的な先生、もしくは、秘めたる情熱をまっすぐ相手に伝え、表現することができる先生って…なかなかの幸運じゃない限り、学生が出会うことは無いのでは?と思います。皆さんは学生の時、なんか熱い先生、いましたか?

天使の羽の黒板を背景にzoom打ち合わせ中の木内先生

「高校生に熱い授業をしていただけませんか?どんなスタイルでも構いません。」


そんな、バンライファー仲間でもある木内さんが、講義をお願いしてくださいました。今までも母校の白鵬女子高等学校で2度ほどお話をする機会をいただきましたが、久しぶりの機会です。

舞台は、湘南一ツ星高等学院

学院のスローガンはなんと「向上心に、無限の火をつける。」です。最高ですよね!!!挑戦する人を育てるそうです。

木内さんの熱量に、学院の方針、さらに熱が入ります。

当日「いつかは、こない。夢を叶える3つの方法」

湘南一ツ星学院「フロントランナー」にて講義中


当日、女子14名、男子9名、計25名が参加してくれました!挙手制で参加できる講義のようでしたので、こうしてわざわざ足を運んで参加してくれたこと、とても嬉しいです!

講義の大まかな流れはこんな感じ。

▶︎前半
・プレゼン式で自己紹介
・夢を叶える3つの方法
▶︎後半
・夢を10個書き出すタイム
・グループに分かれて夢のシェア

自己紹介が長いんじゃ

湘南一ツ星学院「フロントランナー」にて講義中


私の主な活動「バンライフ」「会社経営」「コミュニティ運営」を説明するのには大分時間を要します。高校生に伝わる言葉で、まだ出会ったこともない価値観をぶつけまくります。

「バンライフ」や「オンラインサロン」「クラウドファンディング」など、「この言葉聞いたことある?」と都度都度ききながら進めます。

知らない言葉ばっかりだし、普段とは全く違う価値観なので、情報量多くてごめんね…という感じです(笑)今後自分のメンタルヘルスを保つためには、自分が摂取する情報量は自分でコントロール必要があります。そんなことも考えながら日々発信する側として生きているので、ちょっと申し訳ない気持ち。みんながソワソワし始めない間に話題は次へ。


夢を叶える3つの方法

湘南一ツ星学院「フロントランナー」にて講義中


小さい夢も、大きな夢も、沢山叶えてきた私だからこそ教えられることを、3つに絞ってお伝えしました。みんな、一生懸命聞いてくれました。

今回の講義のテーマも、日々の発信のテーマも、変わらないのは「学生の頃の私」が知りたかったことです。(発信の構えとしてはずっとそれを意識していましたが、実は最近はちょっと変わりつつある)

自分で言うのもきもいですが、私が高校生や大学生の時に今の私に出会えていたら、話を聞けていたら「人生めちゃくちゃ生きるの楽しみ!大人になるのが待ちきれない!」って絶対なってたと思うのです。

まさしく、学生の時に憧れていた、理想としていた像に今なれていることを自分でもとても喜ばしいことだと思うし、それが求められているということはとても誇らしいです。

叶うか叶わないかはおいておいて、10個夢を書き出してみて!

夢を10個書き出すタイム

ここでの勝負は、いかにみんなの夢への可能性を広げてあげられるかということ。

沢山の人が口を揃えていうこと「どうせ叶わない」「無理でしょ」「〇〇だからできない」。バンライフも他のことも一緒。みんなやってもないくせに、何かと言い訳や「できない理由」を探してきて、自分に言い訳するんです。

そしてこの癖は、大人になればなるほど悪化します。そして言い訳探しがどんどん上手くなっていく(笑)

みんなの可能性を広げるためには、なるべく早くから、口先だけではなく自分の経験も伝えながら夢への可能性を教えてあげること。遅すぎることはないのですが、早ければ早いほどいい。みんなもっと欲を持っていいのよ、若い時は特にもっとわがままに欲に忠実になるべきだよ!!!(ここまでは言ってない)

ということで、手が止まっていた子も沢山いたので、ひたすら可能性が広がるように声をかけます。

「宇宙から月の写真撮るでもいいし〜」
「イケメンと付き合いたいでもいいし〜」
「バンライフで自由に暮らしてみたいでもいいし〜」
「仕事しないでもいいし〜」
「お城で暮らしてみたいでもいいし〜」
「あ、これ全部私の夢ね!あっはっはっは」

みんな:カキカキカキッ…!!!!

お楽しみ!グループに分かれて夢シェアタイム

夢シェアタイム

1番のお楽しみタイム!男女のグループに分かれて自分の夢をシェアします。そこにまたみんなの一言で可能性が広がるように項目を用意してサポートします。

やばい、みんな盛り上がりすぎて全然時間足りない!!!

木内先生に、延長コール3回いれていただきましたw

夢シェアタイム

ところで、グループを男女に分かれたのはあえてです。

「え、今時男女分ける!?」とおもわれるかもしれませんが…

・男女共学の中学校
・女子校
・女子大
の出身の私からすると、同じ輪の中にいるのが同性か異性かで、どれだけ自分を表現できるか、挑戦できるか、自信をもてるかは全く異なるし、なんなら人格までもが変わってしまうことを肌で知っています。だから女子教育にはめちゃくちゃ興味があります。

夢シェアタイム

ただ、決して教育の本質は、男女をわけることではないと思います。

結局社会に出たら男女が共存していかなければならないので、学校の先生がいかに男女に挑戦する機会を平等に与えてあげられるか、みんなが社会の一員であり、お互いの強みを活かして助け合おうということを、教科書ではなく心の底から魂込めて教えてあげられるかなのではないかと最近は感じます。

先生自体が「もっと世の中を良くしたい」という主体性がなければ、学生もきっとそうはならない。

話がそれました。

夢シェアタイム

グループでの夢のシェアタイムが終わり、挙手制でみんなの前でも夢を発表してもらいました。
「〇〇がしたい!」「〇〇がしたい!」「〇〇がしたい!」「〇〇がしたい!」…自分の夢を声に出して表現することはとても勇気のいること。それを自ら進んでやってくれたみんなは、キラキラした目とワクワク感がピュアで美しすぎて、もう私は涙が出そうでした。とても美しい光景を見させていただきました。

「フロントランナー」にちゃんとなれている?

実は今回の講義、「フロントランナー劇場」という枠の講義でした。

「私なんかがフロントランナーなんて名乗っていいのか?」と思っていたのはまだ大学生の時のこと。(今回のお話自体は結構前から進んでたので)

就職活動はせず、自分の夢を追い、会社を作って自分のやりたいことを仕事という形に変えることができ、時代の最先端の、私の中では最も生きる本質と向き合えると感じているライフスタイル「バンライフ」をし、同時に女性のエンパワーメントにも力を入れ始めました。

今は、フロントランナーであると自信をもって言えます。

ぜひ学生のみんなにも「社会に惹かれたレールを走る人生だけじゃなくて、こうした生き方の選択肢もあるから、ついてきたい人はついておいで」と心の底から言ってあげたいし、次の世代を引っ張っていく自信があります。

講義後の学生の感想(クリックすると拡大します)

講義直後の一通の連絡

講義直後に車の修理工場から連絡が来ていました。

その内容は「修理終わったから、車いつでも取りにおいで」とのこと。
実は私のキャンピングカーは、故障があって1ヶ月くらい修理に出していたのです。ただ、途中から症状が突然出なくなって困った、とのことで修理が一向に進まず。自分のキャンピングカーから1ヶ月も離れるのははじめてだったので、結構アイデンティティクライシス的な感じになり、大分ブルーな1ヶ月でした(笑)

そんな中で、待ちに待ったキャンピングカー復帰の連絡が、講義終了直後に。

講義はお金儲けのためにやっているわけでは決してなく、「私の経験やメッセージが絶対に若い子には役にたつはず。」そう思ってお引き受けしただけの話。

こんなタイミングで自分の大切なもの(キャンピングカーというなの城)が返ってくるなんて、なんだか「あなたのやっていることはあってる。これこそがあなたの使命、生きる意味だ。」といって貰えているような気がしました。

「夢は叶えるもの」そんなこと、道徳の教科書でも習わなかったけど、めちゃくちゃ単純なこと。

みんな幸せになるために生まれてきた。
自分がまず幸せになって、満足したら、次は他の人のために。

まずは自分が幸せになることが大切なのに、道徳の教科書はそれを教えてはくれない。

自分が自分に満足できて、自信がもてて、自分を愛せるようになる。自分が自分のことを愛せるようになって、ようやく人を本気で愛せるし、自分の分の幸せを分けてあげられる。もはやその与えることが自分にとっての幸せになる。

「メイさんにとって人生とはなんですか?」


講義後のアンケート


学生が講義後のアンケートに書いてくれた質問。

上手く自分の言葉でまだ答えを表現できないんだけど、

でもこの日の講義のおかげで、その答えはもうわかった。

みんなそれぞれ生きる中で使命ってあると思うんだけど、それって本気で自分の人生を生きないと、多分見つからないものだと思うんだよね。

私はそれを見つけました。それは…

みんなが使命をみつけられるように、私の言葉で、生き方で体現し鼓舞し続けていくこと。

それをやるための時間がわたしにとっての人生かな。

「バンライファー的思想」が今求められている

宮本メイ

最近、バンライファーが学生に向けて講義の機会をもらっていたり、教育機関と一緒になって活動しているのを、本当によく見かけます。(以下の投稿がその4組の例)

①「たきび丸」ことバンライファー2人が都内の女子校に通う生徒さんに特別講座

②「とうちゃんはテンネンパーマ」こと、バンライファーのイケさんはなぜかPTAで泣いているwww


③家族4人で世界中でバンライフをしているKazさん。現在クラウドファンディングに挑戦中で、『ぼくの学校は世界中』を出版する!

④バンライファーで大学の教授の伊藤さん。めちゃくちゃ生徒思いで伊藤ゼミはいつも人気爆発寸前!


今「バンライファー的思想」が世の中に求められてる。

バンライファーが、現代の教育では補われていないことを、教えられるだけの生き方を体現しているのだと思います。

「バンライフ」「車中泊」「車上生活」と聞くと社会的責任を果たさないような生き方を想像される方もいらっしゃるかもしれませんが、時代は変わりました。

これからは、バンライファーが時代を引っ張っていくフロントランナーの1人ではないでしょうか。

バンライフに乞うご期待⭐︎

木内先生、素敵な機会をどうもありがとうございました!
湘南一ツ星高等学院での記事はこちら

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