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フランス伝統アロマテラピーの授業を受けてみて(情報更新)

以前「フランスの伝統的アロマ」という記事でも少しご紹介したのですが、基礎部分の授業が4割近く終わったので、情報を更新したいと思います。

以前の記事でもお伝えしたように、「フランス伝統アロマ」は、がっつり、がーーーーーっつり医療です。

授業内容は、学校によっても多少の違いはあると思うのですが、コースの案内に「アロマコロジー(aromacologie)」という説明がなければ、がっつり植物療法のなかのアロマテラピーだと思っていいと思います。
「心理的な作用」よりも、「身体的な作用」により力を入れた内容になります。

授業は、薬学、生化学を混ぜて水で薄めたような感じで、結構専門的、かつ、病理や解剖生理学の説明はほぼ(いや・・・全く・・・)ありません(余程長期のコースや、大学で数年単位で「植物療法士」として学ぶ場合はあると思いますが・・・)

私は、この後にアロマテラピー・コスメティックスのコースを取るのが目的なので、そのための基礎として今のコースを取ったのですが、「リラックス目的(心理的作用)」や、気軽に楽しみたいだけ、という目的だと、ちょっと重過ぎる内容かもしれません(꒪ꇴ꒪|||)ゲッ!(どの道処方や診断、治療といったことは、専門家の資格なしではできないわけですし・・・)

ただ、このコースを通して、意外に普段気軽に使ってたけど、こういうこともあるんだ!みたいな「知ってお得」を越えた「これ、知らないとまずいよね?」みたいなこともたくさん盛り込まれているので、精油を使ってお仕事をしたい人には、取って損はないと思います。

今、約4割程度進んだところなのですが、内容としては、精油の基本的な情報(精油とは何か?抽出方法は?など)や関係法規に始まり、ケモタイプ、ビオトープの影響、ホルモン様作用、危険性、アレルギー反応、希釈率、適用方法、内服の際の注意(分布、年齢別の適量、致死量、内服期間、休息期間など)、モノグラフ、精油の選択基準、複数の精油を同時に使用する際の組み合わせ(ブレンド率)と、その注意事項、妊娠期間、授乳期間、小児への適応などです。

この後、使用頻度の高い精油を1つ1つ詳しく説明する部分に入って行く予定です。

以前の記事「フランスの伝統的アロマ」でも書いたように、「最終目的がどこか」によってスクールやコースを選ぶことが本当に重要だと思います。

心理的作用を学びたい場合は「アロマコロジー」、その他、趣味程度のコースも探せばあると思います。

最初の記事でお伝えした通り、フランスで学ぶことの1番の利点は、産地を実際に見れることだと思うので(イベントなどが開催されたり、生産者さんのお店にいけたりするので)、そういうことに興味がない場合は、恐らく日本語で受けられる日本のスクールで勉強するのがベストだと思います。

フランスでアロマの勉強を、と考えている方の参考になったら嬉しいです(❁ᴗ͈ˬᴗ͈))))ペコリ



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