はじめて尽くしを携えて、さあ、出会えますように。#文学フリマ広島
こんにちは、まうです。
1年越しのリベンジが、いよいよ叶いそうです。
皐月まう、文学フリマ広島にて出店いたします。（今度こそ！！！！）
昨年は新生活に向けての諸々の準備と重なり、あえなく断念したのですが……。ようやく生活が落ち着いた今回、再びカナヅチ猫さんの尻尾をとっ捕まえ、共同サークルでお店を出せることになりました。カナ猫さんの体調も今年は良好だそうです。よかった。
昨年夏頃に通販を始めた2作品も、もちろん持参いたします。（在庫数に自信がないので、来ていただける方は事前に取り置きをお申し出いただけると確実だと思います）
通販でも販売中の2冊（ともう1冊）については、こちらの記事をご覧ください。
あれ、真ん中の1冊は……？ そうです新刊、出します！！しかも2冊！！！
とはいえそのうちの1冊は前回文フリから豪語してきたものなのですが……文フリ出店を一度諦めてから、もう一度じっくりと編集作業に勤しむことに決めたものです。1年もかかってしまったけれど……！
その1冊がこちら、恋愛小説の短編集です。
そして新刊もう1冊は、エッセイ集第2弾。
タイトルは『初心者講習はありますか？』。この1年は社会人1年目、そしてふたり暮らし1年目。はじめて尽くしの約1年間を1冊に詰め込みました。
こちらは目次です。note記事の加筆修正版と書き下ろし（☆マーク）で構成しました。
☆まえがき
・別れはとっくに済ませてしまったから、おめでとう。
・マリッジブルーなんかじゃない
・“みんな”になるのを免れて、世界の片隅で深呼吸
・初任給、プライド、ねこのいびき
・パン屋の匂いは紙袋の匂いであれ。
☆ねことくらす、ということ
・雨、本のページはしんなりとして
・今だけでいいから、狂わせて。
・似合う髪型は20年前から決まっていた
・湿った手、星に埋もれて駆け抜ける
・ふたりめの とうちゃん
・追い越されそうな人生。輝きをとるか、透明度をとるか。
☆「アレ」
・変わらぬもので保ちたいことだって、ある。
・さよなら初心者マーク
・骨を埋めるのも悪くない
☆お友達ができまして。
・珈琲は熱いうちに飲むべし
・まるごとドライフラワーにしてしまおうか。
・ひとりオムライスの女
・大人だって冒険に出かけちゃえるもんね
☆あとがき
前回のエッセイ集はまだ私のエッセイもどきのスタイルが確立されていなかったのもあり、加筆修正に力を入れて書き下ろしは少なめにしていました。
というわけで、ある程度スタイルができてきた頃の文章で構成された今回は、前回よりも書き下ろしを増やしています。書き下ろしの内容をざっと紹介しますね。
まえがき（これまでの経緯）
500キロの遠距離で毎月通いつめていたこと、同棲するために唯一の内定を蹴ったことなど、しれっとアホな事実を明かしています（？）
ねことくらす、ということ
私たちは喧嘩をしない。ただ、私がすこぶる機嫌の悪い日はたくさんある──。
ねことの暮らし、匂わせてはいたものの今までちゃんと書いたことがありませんでした。はじめて我が家のねこがしっかり登場するエッセイです。
すみませんこれ、めちゃくちゃいいエッセイになりました（自画自賛）
「アレ」
会社で起きた珍事。さすがにnoteで晒すと身バレ待ったなしなので、心底ここだけの話です。誰もが使う食堂の給湯室にて、「アレ」が見つかりました。※下ネタ注意
お友達ができまして。
新天地で友達がいないって、けっこう心細いものですよね。会社も含め同世代の知り合いがいなかった私に、いよいよお友達ができた話。
あとがき
結局ここで一番ねこの話してる。
特にこの本には、「ネットには晒せないけど本を買ってくれた人には話したい！」と言いたくなるような話を混ぜこみました。（なのでタイトル候補には『ここだけの話』なんてのもありました）
普段のエッセイたちよりも軽く楽しい読み物を書き下ろしてみたつもりです。おかげで本全体の社会人1年目要素と、ふたり暮らし1年目要素のバランスがいい感じにとれたんじゃないかなと思います。
今回本にするにあたって改めてこの1年間の記事を振り返ってみたら、いつも同じことを書いていたつもりだったのにそこには確かな変化があって、それは生活そのものでもあり私の心情でもあるのですが、なんだか、1年間をきちんと歩んできたことが証明されたような気がしたんです。この1年も、書いてきてよかった。そう思えました。
そんな既刊2冊と新刊2冊を、2/25（日）文学フリマ広島にて販売します。
我ながら読み応えのある本たちになったんじゃないかな、と思います。TwitterとInstagramでは先行情報も上げたりするので、よければ覗いてみてやってください。
通販も、準備でき次第文フリ後に販売いたします。（既刊は現在も販売中ですが、文フリで完売したら増刷はしないかもしれません）
（追記）販売開始しました。既刊は在庫残りわずかです。
はじめての生活を携えて向かう先は、念願のはじめての文フリ出店。はじめて尽くしの1年間を詰め込んで、はじめましての人にも、お馴染みのあなたにも出会えますように。いや、ぜひとも出会いましょう。
【E-33~34】で、お待ちしております。
まう
ご自身のためにお金を使っていただきたいところですが、私なんかにコーヒー1杯分の心をいただけるのなら。あ、クリームソーダも可です。