皐月まう
エッセイもどきと、何やらいろいろ考えてみたもの。増えてきたのでそろそろ細分化したい。
初めましての方にも、お久しぶりのあなたにも。個人的なお気に入りと何かの記念です。気まぐれに入れ替えます。
読書感想文、読書エッセイもどき、その他本について書いたこと。
私の本について。文学フリマ参加や通販情報などもまとめています。｜文学フリマ広島（2024.2.25）出店しました。
単発の小説のみでまとめています。連載小説は1話だけ。(個別にマガジンがあります) 気になるものを覗いてみてください。
でっかい湖以外にはアイデンティティもプライドもない、悲しき民族・淡海人として私は生まれた…
21歳は、屍になった。22歳は、激動の年だった。 23歳は、果たしてどんな1年だっただろう。 フ…
日々飲んでいる薬の副作用、今月は嘘みたいに調子がよかった。先月新しい薬に変えてみたらまあ…
別にかっこつけたいわけじゃない。だけど、もっと肩の力を抜きたいのだ。 頭の中に、次から次…
「歳とってからやとできひん興味のあることは、今やっといた方がいいよ。じゃないといい歳こい…
土曜日、狙ったように満開になった桜は、月曜日の雨でことごとく散りゆく。春めく気もそぞろな…
まだまだ私は言葉を舐めていた。乾いた土に雨水がぐんぐん染み込んでいくように、私の心は言葉…
帰り道、車内に湿っぽい熱がこもっていたので、久しぶりに窓を開けて走る。最初はぬるく、徐々…
割に合わない、と思っている。いつも。 二人暮らしを始めて、一年が経った。私にとって、血の…
あっ、と声を上げるより先に、目の前が真っ白になった。舞い上がる白、噎せ返る息、微かに広…
ほんの些細な失敗を、何度も思い返しては引きずってしまう。あのとき放った一言を今からでも訂…
1週間分の疲れが溜まっていたのか、週末の午前を丸ごとソファーの上で消費してしまった。一応…
熱気、熱気、熱気。今朝の気温などなんのその、会場は人の熱気に包まれていた。「溺れる猫と針…
あとがきを書き終えたとき、ふう、と息が漏れた。ソファーに全身でもたれかかり、書き上げた原…
今日はこのままつけて帰ろうや、と言われ、受け取ったばかりの指輪をつけて浮かれている、雨上…
年が明けたかと思えば気がつけば2月、と言いたいところだけれど、正直なところ、私の1月は体感…
