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映像空間

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武蔵野美術大学 映像学科 映像空間領域
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記事一覧

最終チェック#映像空間ⅠB

映像空間IBの副題は「ディスプレイのある部屋」なのですが、そろそろ略称があってもよかもと思っています。お元気でしょうか? 2024/5/15は講評前、最終チェック日でした。 今年度より、映像空間ⅠB(ディスプレイのある部屋)では新たに佐藤雄介先生をお迎えしました。 佐藤先生はクリエイティブディレクター、プランナーとして様々広告のお仕事を手掛けられています。 マクドナルド「ティロリミックス」 日清カップヌードル「HUNGRY DAYS アオハルかよ」 BUMP OF

展示プランニング#山崎ゼミ

こんにちは。山崎です。 4年山崎ゼミでは5月末のゼミ展に向けて急ピッチで各所作業が進められています。 ゼミ午前中からフル稼働。 9号館地下展示をいかに映像で満たすのか。各自の作品性を尊重しつつも、いかに全体としても調和させるのか。 ゼミ全体の問題意識や方向性は必ずしも一つではありませんが、山崎個人としては教育における成果と成長は両立できるはず(と思っています) 成果を求めすぎるると、個々の成長がおざなりに。個々の成長を重視すれば、展示としての成果は縮減するかもしれない。

ディスプレイのある部屋#講評直前

いよいよ来週5/20が講評です。(「講評」について少し触れた記事) 映像空間ⅠB(ディスプレイのある部屋)も佳境に入りました。 これまでの成果を作品として各自確認する機会です。 展示を想定して、空間の照明の調整も行われます。ディスプレイとモノとの関係性をいかに構築するのか。照明も重要な要素となってきます。 映像内の照明と空間内の照明をいかに関係づけるのかがポイントになるかもしれません。必ずしも合わせることが全てではないかも? 『映像空間』における照明のあり方は判断留保しつ

ディスプレイ設置(映像空間ⅠB)

こんにちは。山崎です。2024.5.11(土)に映像空間ⅠB(ディスプレイのある部屋)の設営がありました。 「ディスプレイのある部屋」と副題がついているように、ついにディスプレイの登場です。 受講学生に対して1枚のディプスレイがあてがわれます。それぞれのプランに応じて、篠原規行先生がディスプレイ図面を作成されました。 今回ディスプレイを支える柱は鋼材。木材よりもスラリとした印象に。 今年、大学院に進学した先輩も手伝ってくれます。 天井部に壁からの長さを墨出し(位置出

産官学共同プログラム(社会連携)

この記事は2022年度に行われた産官学共同プログラムに関するものです。 杉乃井の公式プレスリリースです。 記録ドキュメント映像です。 武蔵野美術大学の学生が、実際に杉乃井ホテルさんへプレゼンする様子も。 今回のプロジェクションマッピング(巨大投影)は 杉乃井ホテルにあるアクアビート壁面に行われました。 「花火」というオーダーは杉乃井ホテルによるもの。 別府では有名な花火大会があり、それらから着想を得たとか。 オールシーズン、1日3回の上映が行われます。 杉乃井ホテル

VR制作環境作成(Aeなど)

この記事は2024.5.10に行われた(る)なかのZEROメディア芸術プロジェクト(ムサビ社会連携プロジェクト)内でのレクチャーの忘備録です。 プラネタリウム(全天周型:フルドーム)でのコンテンツ制作のためのレクチャーです。 主にAdobe社AfterEffectsでの作業環境についてです。 便利)Ae→(NDI)→Amateras Dome PlayerNDI Toolsインストール こちらからNDI Toolsをダウンロード&インストール 2.AfterEffe

映像空間ⅡB(スクリーンのある空間)

2023年度よりイメージフェノメナンは『映像空間』として新たな授業が始動した。 2024年度も引き続き、前期8週目から映像空間ⅡBが開講されます。 対象は映像学科学部2.3年生です。昨年度までは3年生まででした。 映像空間ⅠB(ディスプレイのある部屋)と映像空間ⅡB(スクリーンのある空間)は繋がりのある授業ではありますが、授業としてはそれぞれ独立しています。 設営は1日で行われました。 デザイニングディレクターの土井伊吹さんが指導にあたってくれます。 6メートルのスクリ

5月末の展示に向けて

おはようございます。山崎です。 山崎ゼミ(4年生)では、5月の最終週に展示を行います。 新学期早々に展示をやるのはなかなかハードモード。 しかし春のフレッシュさを存分に発揮できるのも確かだと思っています。 ゼミは毎週水曜日の午前中に開催されています。 それ以外にも、個人面談を随時実施。 なので水曜日は全体ミーティングとしてのゼミとなっています。 先週は具体的な展示プランに対して、スケジュール確認と役割分担をしました。 役割の洗い出しやスケジュールの確認は、Teamsな

中間発表(イメージエフェクト)

2024.5.7(火)にイメージエフェクト(1年生)の中間発表がありました。 普段ご指導いただいている、戸塚太郎先生、野村叔子先生に加えて、山崎も参加いたしました! イメージエフェクトは1年生の選択必修科目。 期間は7週です。あと2週で授業はフィナーレを迎えます。 美大の多くの授業では、授業終盤に総決算として「講評」が行われます。 「講評」とは主に授業での成果物・作品に対して担当教員がコメントのようなものを寄せます。受講生にとっても他の作品を鑑賞できるチャンスでもあります

大学院1年#ゼミ活動レポート

5/2(木)はGWの中日。 今回のゼミでは、角川武蔵野ミュージアムへ。 『サルバドール・ダリ ― エンドレス・エニグマ 永遠の謎 ―』へ大学院1年のゼミと視察しました。 とても特徴的な外観です。 ここでチケットの確認などがあります。 プロジェクターが約30台(多分32台)を使用されています。 映像の愉しみ方が広がっていることを実感。 今回はダリの絵画を用いた映像コンテンツでした。 映画館や劇場だけではない、「映像の可能性」についてゼミ生と意見を交換しました。 た

造形領域各論

こんにちは。みなさんGW(ゴールデンなウィーク)いかがお過ごしでしょうか。 今年のGWはほぼ暦通り、武蔵野美術大学でも祝日が休みとなっています。 「祝日はもともと休みだろ!」というツッコミが入りそうですが 祝日が月曜日に回ることが多く、1週間単位で授業運営がなされる大学にとって、授業回数にばらつきが生じてしまうため、「祝日でも授業日」という場合が案外あるのです。 月曜日だけ授業回数が 2〜3日少ないなんてことがありますからね。 実は昨年2023年度はGWにも授業がありま

映像空間領域カリキュラム

映像学科は2024年度より新カリキュラムへ移行しました。 映画・写真・アニメーション・イメージコンピューティング・メディアアート、そして映像空間の6つの領域で展開しています。 6個がそれぞれ独立しているというよりも、6つの領域を受講生が自由に往来する(できる)ようになりました。 映像空間領域では、7つの専門科目授業が展開しています。 1年次 イメージエフェクト 2・3年次 映像空間ⅠA(モーションビジュアル) 映像空間ⅠB(ディスプレイのある部屋)  映像空間ⅡA(

イメージエフェクト(1年生)

授業紹介です。 イメージエフェクトは1年生向けの選択必修科目です。 いわゆる専門科目ですね。 武蔵野美術大学には、専門科目と講義系科目に大別されます。 これが、午前と午後に分かれてそれぞれ履修します。 映像学科1年生の場合は、午前中が専門科目です。他の学年は異なります。 (他学年のカリキュラムについてなど、別途紹介してもいいかもですね!要望あればコメント欄にいただけると嬉しいのでした) イメージエフェクトでは、主にAdobe After Effectsを使ったレクチャー

ゼミ展示#2(4年山崎ゼミ)

こんにちは。山崎です。 今年度も早いものでGWに突入しました。 毎週水曜日の1-2限で開催される山崎ゼミでは今年の前期に取り組む大きな方向性がゼミ生と話し合われました。 武蔵野美術大学内にある展示室を下見しました。 9号館地下展示室(小)と14号館地下展示室は昨年度も利用しました。 大学には展示室がいくつかあるのですが、希望も多いため他学科・他授業との調整がハードモード。 9号館地下展示室 そんな中、昨年は"たまたま" 空きのあった時期にゼミ展を敢行しました。 時期は