1日一万文字爆速で書ける!大量に文章を書くためのコツ・アウトプットと練習方法
はじめに…素人の挑戦!!
素人が文章を書く。
それは大変に難儀をする事です。
おそらく、少しでも文章を書いた事のある方であれば400文字の原稿用紙を埋めるのが、どれだけ大変な作業であるのかを知っているかと思います。
私は今まで様々な仕事をしてきましたが、デザイナーやコピーライター、大っぴらには言えませんがゴーストライター等の仕事を長年やってきました。元々美術が専門分野ですので、必要に駆られるまでは文章なんて
国語の時間以外に作文を書くなんて事もありませんでした。
文章に関して言えば、ズブの素人です。
しかし、私が丁度大学へ進学した頃は就職氷河期とIT創成期が重なった時期で、経済・就職共に難儀する時代でした。
特に女子は寿退社をするであろう事から敬遠され、極端に就職が出来ないという状況でした。
そのため全く仕事がなく、近所の事務バイトですら40倍と言う過酷な環境でした。そんな末席の事務員ですら、サビ残しなければクビ、パワハラ、セクハラ、暴力ありという
今からは考えられない酷い時代でした。
特に女性には就職そのものがなかったため、私も否応なしに時代の流れに乗ってバイトもしましたが、あまりにもブラック過ぎて言えないような労働環境ばかりでした。
そのため、金銭的な保険として水商売のバイトをしながら
(むしろ水商売の方がセクハラはあっても、人は優しいという異常事態。)
なんとしてでも自分の力で稼いだ方が良い!
このまま他人に使われていたら、殺されてしまう。
という結論に至り、企業や個人から依頼されたホームページを作りながら、自分のコンテンツも増やしアフィリエイトでも収入を得るという事をしていました。
なぜ文章が必要なのか?
元々私の理想や目指していたものは
なんでも良いから絵を書くか、手先の事で暮らしたいという事でした。
はじめはHTMLやCSSなどと言ったプログラムを手打ちし、簡単なプロフィールを掲載したホームページを作成し、日記や当時書いた作品などを掲載していました。
しかし、思いの外アクセス数があり、yahoo Japanや雑誌などにも掲載され、あれよあれよと言う間に最高で1日に1万PVを超えるホームページへと成長してしまいました。
そんな中、私のホームページを見た方々から
「私のホームページも作って欲しい」
という仕事の依頼が直接舞い込むようになったのです。
当時は今のように簡単にホームページやブログを作れるような小洒落たソフトやアプリがなく、あってもバグを吐くソフトも多かったのですが、こういったトラブルも自身のホームページを作りながら必要な知識を覚えてゆきました。
(現在ではコーディングやテンプレートを使って自動でレイアウトが出来るサイトやサービスが格段に増えましたから、今ではあまり必要のない技術ですね。)
ホームページを作る上で一番コストがかかるであろうデザインに関しては専門だったので問題は無く、完全に絵を書く仕事ではなくても
いくらでも描けるし最高の仕事だなぁ~
と当初は浮かれていましたが……。
そんな中
真っ先に壁にぶち当たったのが文章という名の壁でした。
SEOとアクセスアップ・AI時代に文章を書く価値とは?
そもそも、ホームページを作る目的って何なのでしょうか?
メモや私のようにポートフォリオとして書く方も多いかと思います。
完全な自分用のメモである場合を除いて、最大の目的は人に見てもらいたいという事ではないでしょうか?
ホームページをはじめとしたインターネットという媒体を使うのであれば、文章であっても、他人に見てもらう事が目的のはずです。
他人に見てもらうには、検索サイトに検索される事が一番重要です。
当時はまだSEO(SEOは日本語で「検索エンジン最適化」)なんて言葉自体がありませんでしたが、この検索サイトに検索をしてもらうには、
とにかく意味のある文章や単語が重要なのです。
そのため、ホームページを作り始めた当初
私は視覚障碍者の方や検索エンジンが画像の内容を検索できるよう全ての写真に解説を付けました。
例えば下記に掲載したような写真を見せるだけでは、これが猿の一種である事しか人間にはわかりませんし、検索エンジンには画像データであるという事しか解りません。
(もっともAIの技術が進めば、こういった解釈も必要が無くなるかもしれませんが。)
しかし、下の写真のように写真に映されたものがモノが何かを言語化し、ほんの少しの文章を加える事だけで、アクセス数が上がり続けるのです。
そう、ホームページをはじめとしたwebコンテンツを作る上で一番大切なのは文章です。
画像に注釈や説文を付けるという小手先のテクニックはもちろんですが、それ以上に中身が重要です。
そして、SEO「検索エンジン最適化」も重要ですが
それよりも重要であるのが中身の文章です。
私もテクニックとしてのSEOを極めようとして、SEOコンテストにも参加し1ページ目に表示されるという実績も取りましたし、現在でもビックワードを上位表示として維持しています。
それでも、間違いなくSEOのテクニックよりも文章の中身の方が重要ですし、継続的に見てもらえるのは、きちんとした内容のあるコンテンツだと言い切れます。
なぜなら、SEOというのは時代や検索エンジンのアルゴリズムで常に変化しますしSEO対策自体が普遍的なものでは無いからです。
よく、1ページに2000文字を書くのがSEOの最適解だと言われています。
このような条件を満たした内容の薄いページが乱立する昨今ですが、あなた自身がお気に入りに入れて何度も読んでいるページは
はたして2000ページでしょうか?
内容の無い2000ページよりも、SEO的に不利である5000文字、8000文字と言った長文であっても、例え200文字しか無いとしても
テーマに沿ってきちんとした内容のある文章や情報量多いものを資料として繰り返し見ているはずです。
そして、このgoogleやyahooのアルゴリズムも日々変化しますから、このような情報がきちんとまとまり、実際に見ている人間がブックマーク(お気に入り)に入れて何度も読んでいるページは必ず再評価されます。
検索エンジンのアルゴリズムは日々変化していますが、AIのような技術が発達すればする程SEO対策というのは無意味なものに変化をしていくのは間違いありません。
なにかマニアックな調べものをした時、インターネット創成期(20年以上前)に作られた古く時代を感じさせる内容の濃いページが表示されるのはこういった事情からです。
SEO対策というのは、本来人間が求める価値ある情報を探し出すためのシステムですから、現在のような意味の無い文章の羅列は必ず淘汰されます。
SEOのような小手先のテクニックに惑わされず、テーマに沿った内容のあるオリジナルの文章を書く事を心がけてください。
これが、アクセスアップに繋がる良い文章を書くための方法です。
また、コンテンツに限らずテーマに沿った良い文章というのは普遍的に価値のあるものです。
明治や大正時代……。
それより以前の小説が今現在でも読み継がれている事が良い文章には価値があるという事を証明しています。
AIにも文章は書けますが、くだけた表現をする事は出来ても
人間が読んだときに面白い文章、上手なたとえ話、感慨深い文章、発見、ユーモアなど、読み手が面白いと感じられるような文章を書く事は出来ません。
なぜなら、AIには集約された情報から平均的なものを書き出す事は得意でも、新たな組み合わせによる発見や新しい視点からの考察が出来ないからです。
ですから、どんなに文章生成AIが発達しようとも面白いコンテンツというのは人間が監督しなければ作れませんし、人間の書いた生身の文章にはそれだけの価値があるという事です。
具体的な練習方法
1打つべし!
文章が早く書けるようになるのに必要なのは、インプットとアウトプットです。
つまり、頭の中で考えた事(インプット)をキーボードで叩くなり音声入力で出力(アウトプット)するといった作業が必要になります。
どんな入力装置を使うにせよ、これは慣れの問題です。
私はまだ、インターネットが普及せず「かな入力」が主流の頃にワープロをはじめ、時代と共に現在普及している「ローマ字」に変更しました。
その当時はタイピングソフトも無く、ホームポジションも滅茶苦茶ですし奇妙な指の動きでタイピングをしていますが、タイピング自体は至って普通の速度ですが、現在は1日に1万文字程度の文章を書けるようになりました。
(※日本語で文章を書くのであれば、本来はかな入力が手数が減り一番タイピングが早くできると言われています。)
文章のアウトプットに関しては、繰り返しますがある程度の慣れが必要です。
タイピングであれば、今はブラウザ上でも出来る良いゲームなど沢山ありますので、空き時間などを使って練習してください。
原稿用紙に手書きで書いていた時代に比べれば、普通の速度でタイピングが出来るだけで文豪以上の執筆速度が出せるのです。
アウトプットの鍛え方
アウトプットの鍛え方は、具体的にどうすればいいのでしょうか?
私のような元々文才の無い人間がアウトプットを鍛えるというのは、想像以上に大変な事です。
パソコンに向かっても、まず何を書いて良いのかが思いつかないのです。
特に請け負ったホームページの文章なんて、興味が無かったり知らないジャンルの事ばかりですが、これを何とか世に広めなくてはならないのです。
そして、ホームページを作ってくれと依頼をしてくる人達の特徴でもあるのですが、なぜかホームページに添える文章を、どんなにお願いしても書いてくれません。
高いお金を払って、何かを熱く宣伝したいはずなのに
その内容を伝えてくれない。
意味がわからないですよね?
せいぜい資料として渡されるのはパンフレット1枚くらい。
これで良いホームページやコンテンツを作れと言うのは無理があります。
1みんなが出来ない事に価値がある
なぜ、クライアントと呼ばれる人達はペライチと言われる紙1枚の会社情報だけを書いたホームページを作り、大金を払うのか。
良いコンテンツを作って、アクセス数を増やしたくはないのか?
様々な疑問が浮かび上がります。
私は物を作ったり絵を書くのが好きではじめたクリエイターです。
薄っぺらな会社案内のホームページを量産した方が正直なところお金にはなりますし手間もかかりません。
とはいえ、たとえホームページであっても、なるべく良い作品を世に出したいという気持ちがありますし、流石にモノ作りにおいてプライドが許せませんでした。
そうした熱い気持ちだけは相手に伝わるのですが、それでも提出される資料
からは何も伝わって来ないのです。
しかし、どんな会社で何を作っているのか、どんな技術が他にはない自慢できるポイントなのかなど、具体的な話を聞くと皆さん饒舌に語りだします。
(あぁ、みんな何を書いたら良いのかわからないのか)
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