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留学エージェントの所に行ったら散々な目にあった(けど契約した)


30歳を前に留学に行きたい!となった私、
留学エージェントのもとに行くものの
突然、その場で英会話が始まり
おわりを迎えた。


時は2023年12月某日。
私は留学エージェントのオリエンテーションを
受けまくっていた。

ほとんどがオンラインでのオリエンテーションだったが
その一社だけは現地(本社)での開催だった。

遠い東京まで移動し、到着するも
そのビルのデカさに圧倒される。

これが勝ち組の世界か、と

その後輝かしい
多くのサラリーマンの方々、OLさんたちと一緒に
エレベーターに乗り、高層階へ。
(胸を張り、私は不審者ではありませんアピールは忘れない)

そして、とんでもない素敵オフィスに到着する。

これが勝ち組…(2回目)

受付を済まし、座っていると、
社員であろう外国人の方々が通り過ぎる

みんな素敵な笑顔で「Hello!」と挨拶をくれる。

私の職場でこんな素敵な挨拶をしてくれる人はいなかった。こんな爽やかな朝を迎える会社あるんだ、

と感動しつつも
私は何を返すのが正解かわからず、
ニヤニヤお辞儀をする(不審者)

ただただ、早く、オリエンテーション始まってくれと懇願していると、きれいなお姉さんに呼ばれた。

お姉さんは留学に行った後は
輝かしい未来があることや、
留学の素晴らしさについて話してくれた。
きっとそんなに甘いものじゃないけど、
失敗してもいいから行きたい!と思った。
(もう何を信じていいかわからなかったから、騙されてもいいやとも思ってました笑)

契約を8割心の中で決めて、
出されたコーヒーをリラックスして飲んでいたが、

お姉さんに
「一回英語の先生と話してみましょうか』と言われた。

状況を理解できていない、
いや、理解したがやりたくない!ということが
顔に出ている私に対してお姉さんは

「みんな最初は話せないから大丈夫です!
話せないことをわかるためにやっておいた方がいいので!」と言われた。

確かに、いや、でも、話せないの知ってる!!

今日はそんなつもりじゃないんです!

私は無言のあの沈黙の状態がめちゃくちゃに苦手
なんで、やめてください、今はちょっと

と言う前にお姉さんは消えた…


英会話講師の先生が来るまでの間、
私の心臓は爆発するくらいドキドキしていた

そして止まらない汗、

私HELLOしか言えないけど、
I’m fine. って確か馬鹿にされるって聞いたことある
でもそれ以外なんていうの?
とにかくわかる英単語を捻り出さねば
と、今まで一度も思い出していなかった
中学、高校の英語の先生をおもいだす。
(英語の歌歌ったことしか思い出さなかった)

とにかくヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイ

と思ってたらついに講師の方が到着した。

そして私はあまりのイケメンに思考が止まる

突然ハリーポッターの世界に来ましたか?
ってくらいの世界観の違い…

私は先生が来ただけでキャパオーバーになる。
(こんなイケメンと2人きりとか無理)

そしてHELLO!と挨拶をされる。

そして…

その後のことはよく覚えていない…

とにかく色々な質問をされたけど
私は何も返事ができず
「え…。」「うーん。」しか言えない。
そして先生はイケメン

このイケメン先生に逆にたくさん質問をしたいのに
何にも出てこない。

そんな私をみかねて、先生は
日本語に切り替えてお話をしてくれた。

先生は日本語という超マニアック言語を
理解してくれてるのに、
私は共通語の英語で簡単なことも言えない、
聞き取れないなんて…なんてダメな人間…

と落ち込む。

そして初めての英会話(?)は終了した。

イケメン先生は
「これから頑張ろうね!」と握手してくれた。
優しい、泣く。

そしてお姉さんが帰ってきて、
「みんな最初はこんな感じですよ!
大丈夫!話せるようになるから!」と
励ましてくれる。


そしてまんまと契約を済ませ、
私はオフィスを出た…


自分への絶望で放心し
先生のイケメンさにニヤニヤし、
留学を決意したと言う爽快感で
わけがわからなくて、1時間くらい
東京を散歩した気がする…

とにかく、思い出したくもないくらい
私の最初の英会話は終わっていた。


そこから私は英語の勉強を決意するも
仕事の忙しさに甘えて12月は一切勉強しなかった。

1月からテキストで勉強し、
2月に初のオンラインでの英会話を試みるも
そこでも絶望し、トラウマで1ヶ月
英会話を受けられなくなったことを
この時の私はまだ知らない。

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