5月3日(金)〜4日(土)「阪南」

父が退職金で建てた阪南のセカンドハウスへ。
いつも泉佐野南ICがりんくうアウトレットで激混みするので、オープン前に着く様に早めに出発すると渋滞の回避に成功した。

高速を降りてからコメダ珈琲でテイクアウト。
朝はドリンクのみと同価格でトーストやゆで卵をセレクトしてセット出来る様で大変お得。
トースト、小倉あん、塗る豆乳をチョイス。子供達も喜んでいた。

阪南の家に到着すると、弁当を持って里海公園へ。
昔仕事で和歌山へ行く際に南海に乗ると、突然車窓から素敵な臨海公園が現れ、あれは一体何なんだと思っていたが、気がつけば徒歩で行けてしまう時が来るなんて大変幸せだ。
浅瀬で海に足をつけたり砂浜で山を作ったりまるで夏休みの様だ。

家に帰り畑で野菜を収穫。摘みたての苺は新鮮でとても甘かった。

夜は王将へ。
親と弟に酢コショウでの食べ方を紹介しまあまあ好評だった。

帰宅後、子供達が寝た後は晩酌。
父が勤めていた会社のグループ会社へ転職した弟は職場で父の話を聞くことが多いらしく羨ましい。
久しぶりに酔っ払って布団へ倒れ込んで就寝。

翌朝、サンドイッチを食べた後、再び畑で玉ねぎ、スナップエンドウ、ほうれん草を大量に収穫。
こんなに形も味も良い野菜を大量に生産出来るのに父はなぜこれを売らないのだろう。

ご近所に住むおじいさんが父と馴染らしく声をかけてきた。
父が「今日は連休なので子供が孫を連れて遊びに来ていて賑やかです」と言うと、おじいさんはまるで仙人が呪文を唱えるかの様に身振り手振りを交えながら「山は緑で、海は青くて、空気は澄み渡り、最高の場所ですよ」と自分に語りかけてきた。
その瞬間、壮大な山と海と空が勢いよく自分に降ってくる様な不思議な感覚に包まれた。本物の魔法使いに初めて出会ったのかもしれない。

昼はホットプレートでお好み焼きと焼きそば。
採れたての玉ねぎやスナップエンドウが良く合う。
食後、一服してから帰宅。父も母ももっと孫と一緒に居たくて名残惜しかっただろうが、またすぐに行きますので。

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