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ピカブイで入手できる貴重なポケモン7選

ゲームのポケモンシリーズとしては外伝的扱いを受けている「Let's Go! ピカチュウ・Let's Go! イーブイ」。初代の2度目のリメイクであり、Nintendo Switchのハードとしては初めて発売されたタイトルである。

しかしポケモン図鑑の総数が151匹(+‪α‬)のみであったり、クリア後のやり込み要素がかなり薄かったりと初心者向けの難易度であることから、ガチ勢からの評価は残念ながら低い。何よりレート対戦機能がないという点はガチ勢にとって致命的であり、「剣盾SVはやり込んだけどピカブイは買ってすらいない」という人も多い。

何かと影が薄い悲しいシリーズ…

だが本作は従来よりも貴重なポケモンが入手しやすくなっているため、図鑑埋め勢にとってはありがたい仕様に進化しているのである。他ソフトとの連動特典で幻のポケモンも入手できるため、今回はコレクターの観点から本作で入手できる貴重なポケモンを紹介していく。これを読んだみんなは今からでもピカブイを始めてみよう!



1.色違い

本作では色違いの入手難易度が大幅に緩和されている。何もしていない通常時の確率は4096分の1と変わらないのだが、図鑑完成で貰える「ひかるおまもり」と、同じポケモンを32体以上連続で捕まえる「連鎖ボーナス」を合わせれば約500分の1まで跳ね上がる。今作の図鑑はカントー地方の151匹のみであるため、ひかるおまもりの入手はかなり容易。

さらに今作はシンボルエンカウントであることから、ストーリーで適当に歩くだけでもかなり色違いに遭遇する。筆者もピジョン、コラッタ、ドククラゲの色違いに遭遇できたので、色違いが欲しい人にはかなりオススメのソフトといえる。

2.カントー地方の御三家

ピカブイでは最初のポケモンがピカチュウorイーブイで固定されており、従来最初に貰えた御三家(ヒトカゲ、ゼニガメ、フシギダネ)は草むらに出現するようになっている。割と低確率ではあるものの、これまで貴重だった御三家が草むらで無限入手できるのは画期的であり、持っていない人には嬉しい仕様となっている。

またそれ以外にも、図鑑を一定以上埋めることで道中のNPCから3匹全員をもらうことができる。そのため草むらで粘らなくても、ストーリー中に全ての御三家を揃えられるようになっている。3匹とも強いので是非旅パに入れて冒険しよう。

3.今まで野生で出現しなかったポケモン

ピカブイでは御三家以外にも、今まで野生出現しなかったポケモンが多く野生出現するようになっている。地味な変更点ではあるが、図鑑埋めをするコレクターにとっては結構ありがたい。主なカテゴリーは3つ

・サファリゾーンのポケモン

ピカブイではサファリゾーンが廃止されているため、ストライクやカイロス、ラッキーなどのサファリゾーン限定ポケモンは道路の草むらで出現する。サファリボールでの捕獲は低捕獲率&低出現率&高逃げる率という苦行だったので、この仕様変更はかなり有難い。

・イベントで入手できるポケモン

赤緑&FLRGではイベントで1体しか入手できなかったポケモンたちも野生で出現する。格闘道場で片方のみ貰えたサワムラー&エビワラーや、スロットの景品として貰えたポリゴン、シルフカンパニーでNPCから貰えたラプラスなどが該当する。ピカブイにはタマゴがないため救済処置として入れたのだろう。

・進化後のポケモン

これまで野生で出現せず、進化前を進化させることでしか入手できなかったポケモンたちもワラワラ出現する。レベル上げが面倒なピジョットやマタドガス、進化の石がもったいないパルシェンやピクシー、さらにはカイリューやリザードンまでもが野生で捕まえられるため、ぜひ捕獲にチャレンジしてみよう。

<具体例>
バタフリー、スピアー、ピジョット、ピクシー、ドードリオ、キングラー、パルシェン、カイリュー、ほか多数

4.アローラのすがた

ピカブイではUSUMよりも後に発売されたため、アローラのリージョンフォームも入手可能である。各街のポケモンセンターにいるNPCに、同じポケモンのカントーの姿を渡すとアローラの姿と交換してくれる。

回数に制限は無いため無限入手も可能であり、USUMを持っていない人にとっては貴重なリージョンフォームの入手手段となる。持っている人もバンクは近いうちに終了するので、早めに量産できる環境を整えておくべきかもしれない(孵化でいいけど)。

5.伝説のポケモン(3鳥)

なんとピカブイでは、伝説のポケモンである3鳥が野生で何体も出現する。クリア後に解禁される“空を飛びながら道路を移動する”機能を使って飛んでいると、ごく稀にシンボルで出現するのである。量産するには厳しい低確率ではあるものの、伝説のポケモンが1ソフトで無限に入手できるというのは非常に画期的である。

6.幻のポケモン(ミュウ、メルタン)

ピカブイでは2種類(3種類)の幻のポケモンが入手できる。これだけでもコレクターにとってはソフトを買う理由になるだろう。

まずは初代幻であるミュウ。初代赤緑と同じく通常プレイでは入手できないが、特典としてセットで販売されている「モンスターボールplus」を購入することで確実に入手できる。要するに金さえあればミュウを買えるため、期間限定の配布が多い幻の中ではかなり容易な入手方法と言える。

続いてはメルタンと進化系のメルメタル。ポケモンGOの幻枠とも言える存在で、GOのアカウントと連携することでGO側で入手することが可能になる。そして本作のポケパークという施設ではGO産の個体を輸送&捕獲することができるため、これによりメルタン(メルメタル)をピカブイ内でも捕獲することができる。

現在では本編(剣盾やSV)にGOから直接輸送できるものの、このソフトがなければそもそもメルタンが出現しないうえ、幻のポケモンなのでGTSの交換で入手することもできない。自力で入手したいならばピカブイを買うしかないだろう。

7.連動特典

ピカブイのデータがあるSwitch本体で他作品をプレイすることで、特別なポケモンやアイテムが入手できるようになる。ここでは特にめぼしい特典である、剣盾とダイパリメイクの特典を紹介する。

・剣盾:キョダイマックスのすがた

剣盾専用の対戦仕様であるキョダイマックスが可能な個体。ピカブイのデータがあるSwitch本体で剣盾をプレイすることで、ワイルドエリア駅にいるNPCから貰えるようになる。

どちらも進化前のポケモンであるため、ぶっちゃけ性能としては弱い。しかしキョダイマックスの姿はHOME図鑑の姿違いに含まれるため、姿違いの図鑑埋めをする際は入手が必須となる。なおビジュアルもかわいらしいので、エンジョイ勢でも記念品として入手しておこう。

・ミュウ×∞(ダイパリメイク連動)

今度はまたしてもミュウ。こちらはピカブイのデータがあるSwitchでダイパリメイクをプレイすると入手できる。ちなみに剣盾のデータがあれば隣のNPCからジラーチも入手できる。

これだけだとモンボ+と同じなのであまり惹かれないかもしれないが、ダイパリメイクのミュウはストーリー序盤のソノオタウンで貰えるため、約1時間で周回が可能という大きなメリットがある。幻のポケモンが1時間に1匹無限に入手できるというとんでもない神仕様なので、みんなもぜひ量産してみよう。

おわりに、プレイした感想

以上、ピカブイで手に入るポケモンたちの紹介でした。全体的にそこそこレアなポケモンたちの入手ハードルが下がっているため、図鑑埋めなどライトなコレクター勢にオススメだと言える。今からでも買う価値は十分にあるだろう。

最後に筆者がイーブイをプレイした感想として、ピカブイの良かった点をザッと挙げていく。

・グラフィックがいい
リメイクの見所と言えばコレ。GBA時代のFRLGからは見違えるほど進化しており、3D化したポケモンの質感やはマップの水のコントラストは素晴らしいの一言。ガラガラのイベントにはムービーも追加されていてビックリした。

・難易度が簡単
かなり簡単なので気楽にプレイできる。野生戦闘がないのでストーリーのテンポがよく、フーディン1匹いれば四天王をフルボッコにできるくらい敵も弱い。ぶっちゃけ脳死で進められるため、タイパ重視のZ世代にもオススメできる。

・イーブイ(CV.悠木碧)がかわいい
これに尽きる。ずっと頭に乗せながら旅できるし、逆に頭を撫でると嬉しがってくれるし、殿堂入りをしたら花飾りを作ってプレゼントしてくれる…
人間の悪意に晒され続けた筆者の心を洗い流してくれた、彼女には最大級の感謝を捧げたい💗💗

もちろん♀厳選した


まとめると、「かわいい相棒と一緒に楽しく冒険する」というポケモン本来の楽しみ方を思い出すことができた。厳選や対戦にのめり込み、ポケモンを戦闘兵器としか見れなくなってしまった廃人たちは是非やってみるべきだろう。

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