女性が第一線で居ると言う事。


元々薬剤師に興味はなかった。そもそも医療に興味が無かった。

行きたかった大学は大阪芸術大学。偏差値とかどうでもいいんですよ。偏差値は国公立受験しても問題ない程度はあったけど、そんなことじゃなくて、偏見じゃ!と怒られそうですが大阪芸大って、いい感じに頭のオカシイ(褒めてる)人が沢山居そうでしょ。

私は自分が未だに平々凡々なドがつくほどの凡人だと思っていて、いい感じに頭のおかしい人たちに出会いたかったし刺激を受けるにはそれが一番手っ取り早いと安易に考えていたんですよね。

就職は裏方志向だから、裏でちまちま何かに携われてたらいいかなぁと。

という高校生だったのに、割愛しますが今こうなっております。

仕事することは別に嫌いではありません。

家事は、可能不可能で言えば可能ですが、嫌いです。ただ、家が汚いのはイヤだから掃除するし、ご飯も外食よりはお金がかからないから自炊してるだけです。

自分は一生結婚することは無いと思っていたし、国勢調査はエリアでやるんだから子だくさんの地域に住めば文句ないっしょ程度に考えていましたが、いま結婚して子供がいます。薬剤師を休んだのは出産で入院した7日間だけです。

2人産んでるので合計14日。退院したら翌日から仕事してました。

なぜそんなことをしたのか。

「出来そう」だったからです。ただそれだけです。

あ、仕事出来るわ。です。

子供は、一ヶ月は外に出せないのでその間は義母が見てくれて

外に出せるようになったら実家と薬局の休憩室で育てました。

母乳も4か月あげたらいい感じに免疫つくよねと4か月は頑張ってあげました。そこそこ大変でしたし、よくできたもんだと今なら思いますが、出産後のアドレナリンがずーっと続いてたのかもしれないですね。しらんけど笑(でた。

これ、実は狙いもあったんです。

やってもないのに文句言うのはおかしい。という考えのもと

じゃぁ、第一線で働いてキャリアも一切止めないから将来堂々と「これおかしいで」って言っていいよね。って思ったので、やったんですよね。

男性薬剤師にも女性の権利云々で講釈垂れてる方も多いように見受けます。

その方々に聞きたいのは、「あんたは、どうやったん?」ですよね。

うちの旦那さんは、ご飯は壊滅的にセンスなくて作れません(不可能)ですが、そのほかの家事や子供の面倒は日本で一番と言っていいほどやってくれます。私、子供の学校に顔出したの数回しかないんですよね。

これ、得手不得手で決まってます。

私はママ友とか学校の親御との付き合いがすっごい嫌い。苦手。

旦那さんは別に苦にならないタイプなので、子供の学校関連は旦那さん担当。

ご飯は私が作ります。洗濯と風呂掃除は旦那さんで、休みの日などに大掃除するのは私の指示で振り分けてやります。旦那さん、掃除が苦手です。トイレ掃除は各自大便したらする笑 あとは細かい掃除は週1回、私がやってます。

我が家の分担は、「得手不得手」「可能不可能」です。

そういや娘が赤ちゃんの時、夜中に「ホギャー」の「ホ」の辺りで私より先に毎回旦那さんの方が先に起きてましたね。

考えてほしいんですよね。

女性が社会にもっと第一線で進出したいんでしょ?

キャリアも止めたくないんでしょ?

女性の主張も申し訳ないけど「守られて当然」がベースにあるような感じがするのを多く見受けてしまうのでどうも苦手です。だから女性の権利やそういう話を私は一切話題にしないのだけど、「ウィンウィン」ってどういう意味かちゃんと双方考えてほしいと思ってます。女性が家庭を犠牲にしないと成立しにくい社会と、それをどこか当たり前のように思っている男性と、子供を産むのは母親だから母親が子供のことを一番やって当然とどこかで受け入れてる女性に問題があるわけです。え、そうなの?(どないやねん

私はそもそもそういう思考が欠落してるんですよね。

両親はとっても昭和な両親です。母は半分専業主婦で、父についてくタイプ。でもそれ見て育っても、あれおかしいですよねー。胎盤に忘れてきたのかな。何でも可能不可能、得手不得手で考えるのでどっちがやっても良さげなものは「どっちでもいいんじゃないの」と結論づける人間です。

母乳は私しか出せないけど、ミルクは私でなくてもいいわけなんだから旦那でも義母でもうちの父でもいいわけです。できる人間がやったらいいんです。母親が1人で抱えて頑張って子供を育てないといけないなんて微塵も思ってません。娘達は「自分は家族に愛される」という揺るぎない自信を持ってくれてるので、この育て方は別に問題はないと思います。また、子供は、いずれ社会に還元する人なので、社会に出るときにきちんとした一人の人間を世に出す使命を親は担っていると認識しています。

あと、一方で、

男性は女性より力が強い。

それは筋肉量の違いですし、骨格の違いです。だから物理的に守ってもらえるのは普通に有難い。

男性は女性のおっぱいが好き。別におかしいことではないんですよね。

お互いの無いもの有るものを認め合って初めてその先の「平等」が語れると思っています。

様々な議論や理論を目にしますが、全て私にはしっくりきません。

女性の言い分も、男性の言い分も。

仕事もね、沢山してるけど、そういう中でいかに自分が人生を楽しめるかしか考えてないんです。だから、たまに疲れて休みたくはなりますが別に苦ではありません。

女性の本当の意味での社会進出を考えたいのであれば

まずはお互いのことを認めて、違いを認めて、そこから得手不得手、可能不可能等を考えていった上での本当の意味での「平等」を目指せればいいなぁと、末端の一国民として思っております。

偏見は多少あってもいいんじゃない?

私だって、Vi●sに乗ったおばさん見かけたら構えるもん笑(運転やばくね、とか)

だけどそれを「偏見よ!!!」と目くじら立てるより、「じゃぁ私の愛車はVits(書いてもーてるし。)だけど運転うまい人が乗る車のイメージに変えたいな」と前向きに思えたら、人生豊かになりませんか?

巷のフェミニズムの理論とか女性なんちゃらの議論が大嫌いなのは、

私の考え方がこうだからというのを書いてみた次第です笑

いつか本当の意味での対等な世の中になるといいですね。

まずはご自身の人生を豊かに。前向いて行き(生き)ましょう☺