超雑談を1つ。

noteって、何も書いてなかったらたまーに突かれるんだねぇ。
ということで少し書こうかなと思いまして。

高校の同窓会に行った話は呟いたのですが、
そのときに聞いた話でとても複雑なキモチになって整理がつかなかったので
寝かせてた話がありまして。
私の進学にとても影響を与えた現国の先生の話。
結構変わった先生で、変わった先生って好かれるか嫌われるかのどっちかだと思うんだけど
私はオモロイなぁ。って懐いてまして。
学校の教科書に何故天皇制についての詳細が載らないのかを口頭で教えてくれたり、
当時JKに流行ってた制服の崩し方も
「あんたらいまの写真、残しとけよ。5年後後悔するから」
とかをガハガハ笑いながら言う先生。

その先生の名前を「山本」とします。
先生の生徒からの呼び名は「やまも」でした。
で、担任は確か同期だったので「やまも元気?」と聞いたら
メンタルで疲れてしまって10数年前に教師辞めたと聞かされました。
ちょっと想像つかなくて絶句しちゃって。
「まじか~笑」って返すしか出来なかったんですよね。

部活の荷物が多いから、制カバン持たずに学校行ったら、生活指導の担当だったやまもは
「たけ!鞄どないしてん!」
「玄関に忘れた(ウソ)」
「はぁ?アホかオマエどないして授業受けんねんwww(ウソバレてる) 明日ちゃんと持ってこい」
「ふぁーい」
とかね。
やまもの出身大学オモロそうやなと思ったんで
受験しようかなと思って大学の話聞きにいったら
「おまえの頭の造り、理系やぞ。」と軽く言われて
>えー。物理あんま好きちゃうけどな。
「工学部以外で行けばええやん。医学部とか。あんた血見ても笑ってそうやけどな。つったら危ないヤツかw」
>いがくぶぅ???6年もまた学校行くの?絶対イヤやん。
「ほな薬学部とか、オレ理系わからんからS先生(理科)に聞いて来いよ。つか、自分で考えろ考えろwww」
なんと薬局の娘のくせに高校3年生まで薬学部って言うものを大して知らずに生きてきまして。

まぁ、簡単に言うと結構なんも考えてないしヘラヘラした、先生がたからすればコイツ大丈夫かよな生徒の一人だったと思うんですよね。
やまもに覚えられてるという無駄な自信だけはあったんで
会いたかったっし、会えなくても職員室のやまもの机にメッセージ残すくらいはしたかったんだけど
絶対居てると思ってた先生が居ないって
それだけではなく、メンタル崩して退職って、
まぁまぁショックでしたわ。
担任もね、
結構昔より空気感変わったなぁと思って見てたんだけど
学校の先生ってものを取り巻く環境や生徒、時代時代の子供たち、親の感じ??も、
我々の時代とはまた違うようになっちゃったんだろうなって
時の流れも凄く感じました。
私は幸い良い出会いに恵まれてきたので、過去については、
まぁ辛いこともあったけれど基本的に良い思い出しか持ち合わせていません。
辛い過去って、乗り越えたら辛いものではなくなるので、
多分全て乗り越えてこれたんだと思います。

やまもは今、幸せかなぁ。
そこから離れることで結果的にいま幸せだったら良いんだけどなぁ。

国の制度に管理された職種で生きているという意味で、
国の制度が変われば相応に振り回される。
薬剤師も教師も同じだなと思いました。
生徒の親がモンスターだったとか
生徒そのものの質が変わって来たとか
それだけじゃないものを、同窓会で担任と話をしていて感じたというか。
長年の蓄積したものや
長年に渡ってじわじわ変えられてきた不条理な制度に
ついていけなくなる教師はやまもだけではなかったんだろうなと思いました。
当然担任も、「あんたそんな薄情な感じやったっけ?ww」って冗談で突っ込むくらいには
なんだか持つ空気感が変わってました。
そうならないとここまで生きてこれなかったのかもしれないなと
眺めてました。
うちのようなイジメも殆ど無いような、おっとりゆったりした空気感が持ち味の学校ですら、メンタルを崩す先生が出てたんだというのは、率直にショックでしたね。

我々も相変わらず毎年のように岐路に立たされています。
色々と考えさせられた同窓会でした。

いやしかしやで。
やまもに見せてあげたいよ、いまのアタシ。
「おまえそんな深くモノ考えられるようになったんか!」
って言ってくれるかなぁ。
へへ。

雨ですなぁ。皆様良い日曜日を。