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20240513 ふとん太鼓の謎

 神戸のだんじりを調べていく中で,垂水や明石や淡路などでは秋祭りに「布団太鼓」をすることがわかりました。
 で,CiNii検索をしてみて出てきたのは以下のもののみ。
垂水郷土芸能保存会 2017 垂水の布団太鼓. 垂水郷土芸能保存会.

 ちなみに,明石市立文化博物館が作成した「明石の布団太鼓」という冊子は所有しているので,そんな感じで布団太鼓に関する冊子はもっと作成されているけれどもISBNもふられず国会図書館にも献本されておらずでCiNiiで検索できないのがいっぱいあるのだろうなあと。
 
 でも,垂水のたった1冊というのは少ないなあ…と思って「布団太鼓」でweb検索をしたら,無茶苦茶詳しいwikipediaの記述を発見しました。
 

 これでは「布団太鼓」ではなく「ふとん太鼓」の表記だったのでそれでCiNii検索してみると堺を中心とした4冊が出てきました。
 これで,「布団太鼓」と「ふとん太鼓」の表記の違いがあり,堺などは「ふとん太鼓」が多いのに播州では「布団太鼓」と書くことが多そうなことに気づきました。
 あと,これは完全な妄想なのですが,山車やだんじりや布団太鼓などは基本的には大阪天満宮の夏祭りからきているという説があるようですが,それを考えると
 
姫路のけんかまつりなど-垂水や明石の布団太鼓-大阪天満宮
 
岸和田などのだんじり-堺のふとん太鼓-大阪天満宮
 
という感じで,都市から離れたところで独特の勇壮な祭が存在するその中間に布団太鼓があるのかもしれないなあと思いました。
 もうあと5分で大学でないといけないので今日は妄想のみ書きましたがまた明日詳しく見てみたいと思います。

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