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EOS R7でも撮れる富士スピードウェイのナイトレース「富士24時間」

5月24日から始まる日本唯一の24時間レース

ルマン、ニュルブルクリンク、スパ・フランコルシャン、デイトナといえば思い浮かぶのは24時間レース。その他にもドバイやマレーシヤアどでも開催されている24時間レースはどれも人気の高いレースとなっています。

EOS R7 + EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USMで撮影

24時間レースの醍醐味は、なんと言ってもナイトラン。深夜にヘッドライトや補助ライトが路面を照らすその光跡がなんとも美しいと言えます。
そんな24時間レースが日本でも2018年から開催されています。

https://www.fsw.tv/motorsports/racing/2024stai2/

大会名は「ENEOS スーパー耐久シリーズ2024 Empowered by BRIDGESTONE 第2戦 富士SUPER TEC 24時間レース」ですが今年の通称は「S耐24hオールナイトFuji」。45歳以上が歓喜するタイトルとなっています。

EOS R7 + RF24-105mm F4 L IS USMで撮影

そのテスト走行が5月8日に行われ、ナイトランの様子をEOS R7で撮影してきました。EOS R7はISO感度の上限が32000で尚且つAPS-Cなので暗所に弱いと思われがちですが、実はナイトランもけっこう撮れてしまいます。
今回はJPEG撮って出し画像で紹介していますが、実際に24時間レースの時はRAWデータで撮影してCanon Digital Photo Professional 4で現像しようと思っています。

EOS R7 + EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USMで撮影

JPEGデータで撮影する場合、後処理で明るさを変えると盛大にノイズが乗るので撮影時に明るさを想定してISO感度、シャッタースピード、絞りを決めていきます。今回のナイトラン写真はほとんどが絞り開放、シャッタースピード1/80秒、ISO12800としています。

EOS R7 + EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USMで撮影

四輪車のナイトランのレースなんてこの富士24時間レース以外に撮る機会はほとんどありません。バイクでも鈴鹿8耐のみ。その年に1回という貴重な機会を撮り逃すのはもったいない。というかナイトランは撮影していると時間が経つのを忘れるほど没頭してしまい、撮影する楽しみが本当に深いといえます。筆者の場合はLP-E6NHを一本使い切るまでシャッターを切りまくっていました。

EOS R7 + EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USMで撮影

24時間レースなので夜もサーキットにいるわけですから見続ける方々はテント持参でキャンプ状態。BBQの煙もあちこちに上がっています。夜8時ころにはグランドスタンドの正面、ヘアピンコーナーの奥で花火もあがります。

EOS R + RF24-105mm F4 L IS USMで2023年に撮影

花火の下を走るレーシングカーなんて世界中どこを探しても富士24時間レースだけ。こんな面白さ満載のレースは本当に他にはありません。

EOS R + RF24-105mm F4 L IS USMで2023年に撮影

夕暮れの富士山をバックに走るレーシングカーというのも風情があります。
5月25日からの決勝レースは、時間に余裕があってちょっと明るめの望遠レンズを持っている方は絶対に行くべきイベントである、と心からお勧めいたします。

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