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同種嫌い

うちには以前ヨークシャーテリアが居た
生まれて数ヶ月でうちに来たから
まぁ、よちよちな麿様だった
(そういう模様をしていた)

その子が何と言いますか…
自分の事を人間と思っている節があり
ドッグランに行っても
お散歩で会っても
獣医さんに行っても
人にはご愛嬌たっぷりなのに
ワンちゃんを嫌っていた
吠えたりはしない、要は怖かったのだ


何処でその考えを覚えたんだ?
私か?と思ったりした

私は人なので人が嫌いで怖いのだ
できるなら話したくない
程々にお話したら「じゃ!」したい
(話せる人がいないわけではないが)


何故に同種が怖いのか
これ、団体行動をあまりしていない、
が、正解かも知れない
と言っても、学生時代は団体
…に見えて、意外と淋しいもんで


これって自然淘汰の対象と言われる
マジョリティである事は
生き残る確率が高いという事で
マイナリティは生きる価値が少ないから
暗黙の了解の下淘汰されたという…

わかる気はする
淋しさは死にたくなる病を生みやすい
何をしても輪に入れなくて
淋しくて辛くて生きていたくなくなる
自己淘汰を選択する確率も高い

優勢遺伝だってそうだし
小さな声は届きにくいもんで


でも同種で居たくないから
一人で居るんだよね
孤立は痩せ我慢ではなく
孤高の精神だと言って欲しい


そうは言っても
私もそろそろ淘汰されるみたいだ
体の不調は絶不調
寝ても駄目起きたら痛みが
頭の先から足指の先までじんじんじん
暫くして…も、治らない様なので
ある程度の覚悟をしてる


可愛かったヨーキーちゃんは
周りに愛されて
でも重い病で亡くなった
同種嫌い子は眠りながら生涯を閉じた

私の番もそろそろかと
つらつらここで書いている

同種嫌いは劣勢だ
これが凄い力になることもあるんだけど
今回はぼちぼちお終い

はい、皆様、ご機嫌よう
笑って逝ける様今から訓練だ


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