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瓶に詰めるのはいつも

私の中で瓶はいつも死体を入れる物です


夢野久作先生の『瓶詰めの恋』も
好きです

あれはずいぶん昔、
『りぼん』という雑誌に
汐見朝子先生が『愛のびんづめ』
というお話を書かれました
それを知ったのはいつだったかは
定かではありません

ぶっちゃけ、
サスペンスホラー漫画でした
最初にも書きましたが、
こちらのお話はまさにそれでした

それから何年後でしょうか
その漫画のお話を思い出して
知人に聞かせたら、
「似た感じの歌があるよ」と、
ダビングしてくれたアルバムがありました

お名前を思い出せないのですが、
シンガーソングライターの女性の
アルバムのラストに入っていた曲が、
大きな瓶=冷蔵庫と考えると
まさに、ぴったりの歌だったのです


私は最高のマッチングを得ました
至高の時を毎日味わいました

私の中で瓶はいつも死体を入れる物です



あなたの全てを独り占めにしたかった


胸に抱き締めて
光にかざして
あなたに触れる気持ちに震えるの

あぁ

そろそろあなたを冷蔵庫に入れなくちゃ


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