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私の株式選別方法ーウシオ電機の24/3 4Q決算のポイント

2024/05/14 ウシオ電機の24/3 4Q決算が発表されました。
大切なところだけピックアップしましたので、参考にご覧くださいませ。

株予報より

4Q営業利益
コンセンサス 12425
実績 12976
12976/12425=1.044   ⇒4.4%過達

会社見解

このような環境のもと、半導体・電子デバイス・プリント基板市場においては、世界的にパソコンやスマートフォンなどの最終需要に回復の兆しが見え始めているものの、足元で関連する設備投資の抑制や稼働の低調が継続しています。また、関連する最先端ICパッケージ基板市場においても、最終製品の需要低迷が続いており、一時的な設備投資の抑制が発生するなど、引き続き注視が必要な状況です。一方で、5Gの実用化やIoT・AI活用が進展し、関連する需要の中長期での拡大が期待されます。フラットパネルディスプレイ市場においては、巣ごもり需要が一巡し、液晶パネルメーカー各社の稼働の低調が継続しています。映像関連市場においては、世界全域でコロナ禍からの正常化に向けた経済活動再開により映画館の稼働や設備投資の回復が進みました。また、一般映像機器市場においても、イベント等の回復に伴い、堅調な市況が継続しています。
当連結会計年度の平均為替レートは、米ドルが前連結会計年度に比べ、9円円安の144円となりました。

決算短信より

来期のガイダンスが発表されました。

ガイダンス 5000
コンセンサス 11925
5000/11925=0.419⇒58.1%未達

会社の見解

露光用ランプについては、液晶パネル向けでは、液晶パネル需要の低調により稼働調整が継続する見込みです。一方で、半導体・電子デバイス・プリント基板向けでは、最終需要が回復基調となり、稼働が回復すると見込んでお
り、露光用ランプ全体では増収を見込んでおります。
半導体アドバンスドパッケージ向け露光装置については、5Gの実用化やIoT・AIの進展に伴う中長期での需要増加想定に変わりはないものの、足元は設備投資計画の後ろ倒しの影響による減収を見込んでおります。
EUVリソグラフィマスク検査用EUV光源については、稼働の減少による保守メンテナンスサービス収入の減少を見込んでおります。
また、利益面では、アプライドマテリアルズ社との業務提携によるデジタルリソグラフィ装置を含む半導体アドバンスドパッケージ向け露光装置及びHi-NA向け市場での参入等を目指すEUV光源において、開発などへの先行投資を拡大していきます。加えて、露光装置において、一時的な生産高減少に伴う稼働率低下による損失を見込んでおります。

決算短信より
決算説明資料より

決算説明資料に書いてありました。。。

決算説明資料より

EUVマスク検査用途の光源はウシオが先行していたが、他社(多分レーザーテック)が台頭してきたため、売り上げは大きく低減している。
今後の回復は厳しいと思われる。

暫く良くなる感じがしない見通しですね。。。

総合評価
ネガです。
復活の可能性は低そうです。

以下に週足のチャートを載せておきます。

週足

以下資料

5/14の決算発表で、5/15に一旦株価上昇しましたが、あり得ない状況でしたね。5/16は下落で納得しました。

5分足

自社株買いで一旦上げたんですね。一日天下でしたね。

株探より

おまけです。
星取表を更新しました。
脱落組が多くなってきましたね。

半導体関連 星取表


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