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人と会社のリデザイン

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決められた時間に、決められた場所に行き、決められた仕事をする。これまでは、いわば会社が人を動かす時代でした。これからは、人が会社を動かす時代。個が主体となって動き、その集合体とし… もっと読む
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#組織づくり

オヤノミカタを社会の共有資源に

オヤノミカタを社会の共有資源に

オヤノミカタを社会の共有資源に近づける。

これ、以前から考えていることで、ちょいちょい試験的な動きもしてきたんだけど、新年も明けたことだし、あらためて宣言しておきたいと思う。

オヤノミカタは、これまで、「社員もオフィスも持たない会社」を実践してきた。

言ってみれば、フリーランスの集合体みたいな会社で、プロジェクトベースで人が集まり、さまざまな事業を立ち上げ、運営している。

そんな会社なので

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誰も役割をあてがわれない。近未来的なイベント運営手法について。

誰も役割をあてがわれない。近未来的なイベント運営手法について。

先日、大阪のグランフロントにて「近未来のセルフデザイン|交流会」というイベントを開催したんだけど、その運営手法が非常に近未来的だったので、ご紹介したい。

おそらく、通常のイベント運営って、主催者がタスクを割り出し、それらをメンバーに割り当てることで進んでいくと思うのよね。

今回、そこが根本的に異なる。

メンバーひとりひとりが、自らのタスクを考え、提案し、それらをまっとうする形で成り立っている

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自律分散型の組織では「チームへ貢献する」という考え方は不要だ。

自律分散型の組織では「チームへ貢献する」という考え方は不要だ。

0から1じゃなく
10から100でもなく
1から10のところをやりたいです。
しかも誰かのためではなく
自分のためにやりたい。

↑「人と会社のリデザインチーム」 藤本 理恵 さんのブログ記事より抜粋。

リデザインチームが発足して2ヶ月弱。

その間に感じたのは、自律分散型の組織では「チームへ貢献する」という考え方は不要だ、ということ。

え!? そんなことしたら組織が破綻するやん!

そう感じ

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3/26(月)フェイスブックでライブ配信します。

3/26(月)フェイスブックでライブ配信します。

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■ 人と会社のリデザインって?【ライブ配信】
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3/26(月)10:00-10:30am
https://www.facebook.com/events/789845731225221/
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「個が主体となる」というテーマで、人と会社の関係をリデザインするとどうなるか?

「人と会社のリデザインチーム」は、そんなことを提唱するチーム。

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これからの時代のチームデザインとは?

これからの時代のチームデザインとは?

昨日、「人と会社のリデザインチーム」のWebミーティング2回目を実施した。

ミーティングは不定期で、「開催したい」と思ったメンバーが日時と要件を指定し、「ジョインしたい」と思ったメンバーがそこに加わる仕組み。

ミーティング結果は、参加者それぞれがグループチャットに報告して共有するので、議事録もないし、そのための担当者もいない。

もっと言えば、上記のようなことがルール化されているわけではなく、

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メンバーひとりひとりが、自身でできることを考えて、宣言していく。

メンバーひとりひとりが、自身でできることを考えて、宣言していく。

今日、チームとして第一回目のWeb会議を実施したので、そのご報告。

現在、チームメンバーは9名で、今日の参加者は5名。

全員参加にしようと思うと、スケジュール調整に手間がかかりすぎて、スピード感が失われると思ったので、「Web会議を設定したいなー」と思った人が日時を指定して、参加できる人だけ参加し、後ほど内容を共有、という形をとることにした。

で、初回は、わたしが招集者というわけ。

まあ、

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人は、もっと、自分のために働いていいと思う。

「人と会社のリデザイン」チーム立ち上げを発表して、2日。

これまでに、十数名の方からメッセージいただいている。

いろいろな視点、本当にありがたい。

そして、メッセージをくれた方の多くが、今、話題の「ティール組織」について言及しているのが、とても興味深い。

やっぱり、関心、高いんだなー。

そんなやり取りの中で、あらためて気づいたことがある。

わたしの考え方って、「組織づくりをどうするか?

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「人と会社のリデザインチーム」を立ち上げます。

「人と会社のリデザインチーム」を立ち上げます。

「人と会社のリデザイン」チームを立ち上げます。

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■ 人と会社のリデザイン

決められた時間に、決められた場所に行き、決められた仕事をする。これまでは、いわば会社が人を動かす時代でした。これからは、人が会社を動かす時代。個が主体となって動き、その集合体として会社が存在する、そんな人と会社の在り方を提案していきます。
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前々から準備を進めていた案件ですが、

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多様な働き方は、個人の満足度アップのため? 経営効率アップのため?

今、いろんなところで「多様な働き方」が謳われているけれど、そろそろ本格的に人と会社の在りかたを考え直さないといけない時期なんだろうなー、と思う。

リモートワーク、フリーランス、パラレルキャリア、これらって「会社の意向に人が従う」という概念からの脱却なのだから、経営者がこの動きに順応しようと思えば、人を中心とした考え方にシフトしていく必要がある。

でも、「多様な働き方」を「個人の満足度アップ」と

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会社の意思に沿って人が動いている場合じゃない。

会社の意思に沿って人が動いている場合じゃないと思うのよね。

今、オヤノミカタでは、フリーランスチームをつくっていろんな会社さんの外部パートナーとして機能させるということを始めている。

根底にあるのは、「全体ではなく個が主体となる」という概念。

世の中のほとんどの人は、人が会社に合わせるのが当たり前だと思っている。

決められた時間に、決められた場所に行き、決められた仕事をする、それが普通だと

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既存の会社組織は、子育てしながら働くことが前提になっていない。

既存の会社組織の中で子育てしていくのは、正直、しんどい。

なぜなら、既存の会社組織は、子育てしながら働くことが前提になっていないから。

決められた時間に、決められた場所に行って、決められた仕事をする。

既存の会社組織というのは、だいたい、そんな仕組みになっている。

いわば、個人が生き方を会社に合わせる形になっていて、合わせられない場合は、その会社にいられない。

さらに、子育てしたり、介護

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会社という枠を取っ払うとどうなるか?「社員もオフィスも持たない会社」を実践して思うこと。

ビジネスにおいて、「人」は極めて重要な要素。

これからの時代、いかにしてヒューマンリソースを確保していくのか?

この課題に対し、オヤノミカタは、「会社という枠を取っ払う」という選択をした。

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今、オヤノミカタは、「社員もオフィスも持たない会社」を実践している。

10〜20名のメンバーすべてが在宅勤務で、雇用ではなく業務委託の形をとっている。

いわば、フリーランスの集

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「会社」という枠を取っ払うことが、「親の味方となる働き方」を生み出すことに繋がる。

フリーマガジン「おでかけmoa」のオフィシャルサイトに、1/30(火)のイベント「親の味方となる時間vol.2」を掲載していただいた。
http://bit.ly/oyano283

今年のイベント第一弾、テーマは「フリーランス」。

わたし自身、フリーランスを7年経験し、前職でフリーランスに仕事を依頼する立場を経験し、今はフリーランスの集合体のような組織運営をしている。

これから、積極的にフリ

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