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あいが伝わる場所


こんにちは、松井被服です。
1/21(土)、ある方が松井被服に遊びに来てくださいました。

乙坂 智 選手

元DeNAの外野手でベネズエラのウインターリーグで盗塁王に輝いた乙坂智選手。
素晴らしいご縁に恵まれ、今日この日を迎えました。さらっと履きこなしたデニム姿がとても素敵で、大変お似合いでした。


この日はなんと松井被服の工場を見学してくださいました。

乙坂選手と松井専務

初めての縫製工場だったとのことで、とても熱心にお話を聞いてくださるお姿が印象的でした。毎日当たり前のように見ているこの景色ですが、着ている服がこんなふうに作られているということを間近で見る機会はなかなかありませんよね。


そんな中、専務が「見てください!」と一言。

実はこれデニムを扱ったあとの手です。一日中触っているとこんなにも青くなるんですよね。まさに職人の手です。専務は汚い手だよ〜なんてお話をされていましたがこの手を見て乙坂選手は、「愛(藍)が伝わる手ですね」と言ってくださいました。何だか専務も嬉しそうでした。

さて、なかなかない来客に緊張気味の従業員も多かったのですが、積極的に質問してくださったり、気さくに話しかけていただいたので、とても楽しくお話をさせていただけました。


松井被服では工場見学を定期的に行っているわけではありませんので、その日に縫っているものや商品などはもちろん違いますし、縫っている人もその日によって様々だったりします。また、一人で全ての作業を行うのではなく、各パーツをそれぞれが受け持つ担当制を採用しています。この制度の良いところは、手っ取り早くプロフェッショナルに近づけるという点です。日々たくさんの種類の服を縫うチャンスあるので、どこか一部だとしても関わる。こうすることで「この場合はこうすれば良い」、「次の人に回すときにこれだと作業が早く終わる」というのを判断できるようになりますし、パンツしか縫ったことがないというよりは、コートもジャケットもスカートだってあります!ってなる方が良いですよね。松井被服の縫製技術が評価される大きな理由ではないかと思っています。見ていただけてよかったです。

時折カメラにこんな笑顔も!


ミシンを扱う皆さんが縫うときに「迷いがない」というのがとても印象的だったようで、「バットも迷いなく、ズバッと振ります!」と最後は宣言してくださいました。これからの活躍もとても楽しみにしております。

お越しいただき、ありがとうございました。

乙坂選手のYouTubeチャンネルにも工場見学の様子がアップされますので、そちらもお楽しみに!