最近の乱高下相場について

最近の株価の急落(今日は反発)は景気後退による企業業績の悪化を織り込んでいる。コロナが終息に向かえば反発するかもしれないが、これをきっかけに企業倒産や金融機関の破綻が起これば景気後退ではなく世界恐慌となる。そうなれば市場はさらに下落するだろう。
例えばNYダウは最高値から約3割下落したが、これは景気後退の織り込みであって恐慌の織り込みまではいっていない。
世界恐慌となれば、約20000ドルから最低3割場合によってはそれ以上の下落も考えられる。
そうなったとき打つ手が限られるのが現状。
中央銀行は量的緩和・ゼロ金利やマイナス金利をすでに発動済だし国家においても財政発動の規模は限られる。
つまり、新型コロナウイルスによる世界恐慌が現実となるならば、投資においては大きな含み損を抱える可能性がある。
しかしながら、そのときに現金を大量に持っている人間は恐慌の次の復活ステージにおいて大きな利益や資産を築くことができるだろう。
それが今以上の格差社会を迎えることになるのは言うまでもない。

#COMEMO #NIKKEI

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