資本主義は強い


#日経COMEMO #NIKKEI

米国株は大幅に上昇し29157ドルをつけました。

一時3万ドルもつけたようです。

理由は明確で米国大統領選挙がバイデン氏が当選確実となり、選挙に対する市場の不透明感が晴れて経済対策に対する期待やファイザーのコロナワクチン進展の期待も相まって上昇をしました。

バイデン氏は巨額の財政出動によって、雇用や経済を支える「大きな政府」を公言しておりこれらが実現すれば経済成長が3%台になると言われています。

一方でIT業界への規制強化や富裕層・大企業への増税を打ち出しており、特にGAFAMと言われるハイテク企業は利益確定の売りに押された形となりました。

結局株式市場は先を見越して動くわけです。今にして思うと今年の2月終わりごろから3月頃の株式市場はコロナによる経済打撃による思惑から大暴落していました。

恐らくその頃は普通に考えれば多くの人が、昨日の株価にまで上昇するとは予想していなかったでしょう。

もちろん今後株式市場が再度暴落することは十分考えられますし、暴落・下落はどこかのタイミングで必ず起きます。

しかし大切な事は、株価が暴落しようとしまいと個人単位で投資をしていたかしていないかで自分の資産が増えるかどうかが大きく変わるという点を忘れてはいけません。

結局のところ、アメリカ大統領が誰になっても資本主義は続きますし、その果実を得るには投資を淡々と実行する能力が必要なのです。

それが資本主義の残酷な一面でもあり、人生を豊かにしてくれる可能性も秘めているのです。

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