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20年来のアイドルオタク、sideM 8thへ行く。

お世話になっております。睫です。
これはマジで書こうか書くまいか悩んだエントリで、なんなら今も悩んでいるのですが、アウトプットしないと、それはそれでぎゅうぎゅう詰めにされた体がはじけ飛んでしまうような気がするので、一旦筆を執っています。
恥ずかしくなったら消すかも。という前置きだけ置いておいて、いくぞ。

つまり、なんの話かと申しますと、

THE IDOLM@STER sideM 8th STAGE
~ALL H@NDS TOGETHER~


の感想文です。対戦よろしくお願いいたします。
(もうファンコンも終わりましたよおばあちゃん)

決戦の地、Kアリーナ

315プロダクションのプロデューサーになったのが去年の7/7の、まだまだ新米Pです。現地ライブへ行くのは初めてでした。
以前には各種アイドル(ジャニーズ、LDH、K-POP、地下など)やアイドルじゃないけどイベントをする人たち(俳優、声優、youtuber、ゲーム実況者、スポーツ選手など)が好きだったので、ライブという催しには馴染みがあります。
『愛はいくつあってもいい』という歌詞にこれまでの人生を最も肯定されたと思っている節がありますが、いろんなところに推しや好きを作ってきた私が、「ここを人生の終着駅にしたい」と初めて思ったのがsideMでした。
そういう感じの北村Pです。よろしくお願いいたします。

そもそもsideMに心を奪われたのは、初見の時にどんなことでも前向きに頑張る、世界を肯定する力の強いシナリオに驚いたこと、3DMVというコンテンツに腰を抜かしたこと、楽曲の良さ、VOY@GERの存在(VOY@GER、めちゃくちゃ『We're living in the SM town!』って感じでうわああああってなってしまう。アイマスとSMエンタ、正反対に見えてかなり近しいことをやっている印象がある)(K-POPの事務所の話です)などいろいろな理由がありますが、かなり強かったのはライブです。
PRODUCE48(韓国で放送されたアイドルオーディションサバイバル番組。IZ*ONEがデビュー)は私たちに、アイドルは歌がうまい/ダンスがうまい以上に、『きらめき』のような何かが絶対的に必要だと教えてくれました。
ライブはそんな『きらめき』の集大成の場だと思っていて、本当にきらめいているアイドルは、その『きらめき』がどんなに遠くの席にいたって、映像で観ていたって、ブワッと届くんですよね。ライブや映像などを、直感的に「観る」ではなく、「浴びる」と表現することがありますが、そのへんの原因はここあると思っています(もちろんダンスや歌はうまいに越したことはないけれど、本当にそれだけならFクラスの子がデビューまで駆け抜ける奇跡は起きないよねという話です)。
じゃあその『きらめき』ってなんなのかっていうと、心意気、みたいな部分になるんじゃないかなと思うんです。プデュのダンストレーナーのyumekiさんがインタビューで「ステージに立つ者としての心構えや振る舞い、姿勢が大事」みたいなお話をされていましたが、なんかその辺のアレ。

初めてsideMのライブ映像を観たとき、本当にびっくりしました。sideMのライブは、アイドルのライブでした。
本当にずっとキラキラ(キラキラなんて言葉じゃまだ足りない)していて、キラキラ(キラキラなんて言葉じゃまだ足りない)してるんです。それ以外どう説明していいのかわからないんですが、キラキラ(キラキラなんて言葉じゃまだ足りない)してるんですよ。それは熱量なのかもしれないし、個々が持っているきらめきを最大限発揮させようとしてくれているすべての人のおかげかもしれませんが、ずーーっとキラキラ(キラキラなんて言葉じゃまだ足りない)。びっくりしちゃった。こんなことあるんだって思いました。
確かに、アイドル=偶像と定義すると、こんなに正しいライブってないのかもしれません。言ってしまえば、私たちはプロデューサーだけどプロデューサーじゃないし、舞台の上にいる人は、アイドルだけどアイドルじゃない。でも、私は自分がプロデューサーで舞台に立っているのがアイドルだって信じているし、舞台の上の人たちも、アイドルを信じて、プロデューサーを(恐らくは)信じてパフォーマンスをしている。これって凄くないですか? 私たちはアイドルを信じることができるし、心を委ねることができる。その空間がキラキラ(キラキラなんて言葉じゃまだ足りない)じゃないわけがない。アイドルマスターのライブって、たぶん、本物の偶像崇拝の形なんですよね。しかも相互。

というところで、何を言っているのか分からなくなってきたので、本題に戻ります。8th。8thの話です。
そんなわけで私はsideMのライブを観ると、映像だろうが毎回ぺしょぺしょになってしまうので、現地へ行くことには若干の不安がありました。
「……死んじゃうんじゃない……?」という不安です。過去にスタダアイドルのライブで、予期せぬ推しのサプライズ登場に痙攣起こしてほぼ過呼吸になったことがあったので、マジで怖かったのです。だって今回って、絶対に北村想楽さんが『you're』歌うじゃないですか。そんなの、死んじゃうかもしれない。

そもそも『you're』は初めて聞いたとき、声を上げて泣いてしまった楽曲です。オタクとして、ファンとして、客として、プロデューサーとして、推しに、担当に、私が言ってほしかったことってこれだったんだって、心の底から理解しました。「僕も覚悟を決めてるから、君も覚悟を決めてね」。これだけだったんです。ただ、少し前の私だったら、その言葉を受けて、ある意味では自分の人生をないがしろにするような推し方をしてしまったかもしれません。でも、少しだけ私も大人になったのか、『you're』は私に、私として人生を生きる覚悟をくれました。
大前提としてある、『推しは間違いなく覚悟を決めている』っていう事実のパワー、本当にすごいんですよね。これは三次元の人間だと、正直、100%はなりたたないバランスです(でも三次元のアイドルのことだって大好きだけどね!!!!!! なぜなら実在してるから)。二次元のアイドルだから、素直に信じられる。北村想楽の覚悟は100%本当だって、私の覚悟を寄り掛からせても大丈夫。100人乗っても大丈夫。

また何を言っているのか分からなくなってきたので次に行きます。
とにかく、これを書いているので死ぬことはありませんでした。とんでもない反動がきて、一ヶ月ほど「もうここで人生終わった方がいいんじゃないか」みたいな状態にはなりましたが、それは突然現れたINIさんが助けてくれました。どういうこと?

INIさん、sideMのちょうど1ヶ月後にKアリーナでライブするらしい

ライブ前日、翌日は飛行機で現地入りするために5時半くらいに家を出るようなスケジュールだったのですが、いまいちライブが開催されるという現実味がなく(パンフレット届いてるのにね)(パンフレットメイキングとかの動画も全部観たのにね)(パンフレットすごかったね)、のんきにPRODUCE101 THE GIRLSの投票を済ませるなどしていました。阿部和1pickです、どうか投票よろしくお願いいたします。
そして当日朝、寝坊しなかったのに間に合わなかった準備をやっつけつつ、ライブがあることは信用していないまま、飛行機の予約をとっていることだけは事実なので、同行者(もう12年くらい常に同じジャンルを飛び回っているお友達・みのり百々人P)を拾って空港へ。一応車内でも仮想セトリを流すなどしてしていましたが、いまいち現実感はありません。ワートレロシア曲やってほしいよね、ハラショー! コールしたすぎる、みたいなフワフワした会話をして、気づけば羽田におりました。ハラショー! って叫びたいのは本当。

楽しかった ╲中華街╱

そのまま午前中は中華街で遊び(桃まん食べてたら最強だったけどそこまでの先見の明はなかった)、みなとみらいへ7thの壁画(壁画)を観に行き、しこたま写真を撮って、そのままテクテクKアリーナへ……。

イェイ

初日はちょうど真ん中らへんの席でした。思ったよりずっと近くてびっくりした。お隣の席が最後まで空席だったので、自由に動けてとても楽しかったです。

ハンクラはライブ前に流れていたかっしーさんの動画で全部覚えた。伊達に人生の半分以上ドルオタやってないなって思いました。perfect!

そういえば、冒頭の山村とのご案内まで含めると、今回ってアイドル全員ライブに出演してくれたんですね。DAY2でそれに気づいてほんとに泣いてしまった。ホスピタリティ。

Hands & Claps!(全員)
曲だとか振りだとか以前に、始まった!!!!!!!!!! の感動、アイドルの実在の感動、音圧、なんかいろんなものが降り注いできて解脱しそうになりました。いろいろ無視したら、一番幸せだったのってこの瞬間かもしれない。ハンクラ、すげーいい曲ですね、本当に……。

ハンクラ終わって、ふう……って席に着こうとしたらきむりゅのソロが始まったの、マジでびっくりしちゃったな。しかもバックダンサー! そう、バックダンサー!
あの……オタク長年やってきて、バックダンサーってシステムってかなり難しいというか、バックダンサーを引き連れて立っている、その舞台の主人公の力量がかなり問われるなって……正直……めっちゃ思っててサ……
「引き連れる」の気概がなければバラバラだし、表現に長けていなければ全然食われる、それがバックダンサーを引き連れるってことだって、私としては思ってるんですね。カッコよく盛り上げるために連れてるのに、逆にダサくなってしまう可能性があるかっていうか。だからバックダンサーが出てきたときに直感的に「怖い!!!!」って思っちゃったんですけど、315プロのきらめきの前では全くの杞憂でしたね……忘れてたよ……うちのアイドルたちは最高のキラキラ(キラキラなんて言葉じゃまだ足りない)なんだってサ……

SPARKLE SIGN(木村龍)
そんなわけで私の不安を一掃してしまう最高のスタートダッシュでした。ほんとにめっちゃカッコよかったね……。過去に、とあるアイドルのライブが『ライブを魅せる』というより『スケジュールを消化する』にとても近くてさめざめと悲しんだ過去があるのですがもうほんとさいっこうのスタートダッシュだったよね……「アイドル!!!!!!」の爆弾。

熱情! Burning Voltage(紅井朱雀)
私この曲めっちゃ好きなんですわな。神速にまつわる曲全部好き。気分が盛り上がるし、うおおおお~! ってなる。最高。神速もKAT-TUNみたいに消防法の限界にチャレンジするアイドルになろうね! 一緒に消防法を勉強しよう!

トキメキ・ぷろろーぐ!(岡村直央)
矢野奨吾さんのダンスが……好きなんですよね……。初めて2ndの映像を観たとき、まだ中の人の姿かたちまでそこまで認識できていない中で、パッとダンスで目を惹かれたのが矢野さんでした。体幹が強くて、めいっぱい背伸びする姿がとても好き。矢野さんに限らず、もふえんのみなさんは体幹がとっても強いのがいいなと思います。もっふいんざぼっくす、誰もぶれないもんね。体幹のしっかりしたアイドルと膝の柔らかいアイドルはいいぞ。

S!T!A!R!ting(DRAMATIC STARS)
席に座ったとき、友達と「ここの前の通路(アリーナとLEVEL3の間の通路)しかトロッコ走るところなくない?」とか言ってたんですが、本当に走ったのでびっくりしました。トロッコって走るんですね、初めて知りました。
内田雄馬さん顔めっちゃきれいじゃないですか?!?!?!!!? びっくりしちゃった。照明が客電をかなりつけていてくれたので雰囲気だけで言えばアンコール。4曲目なのに?! びっくりしたし楽しかった。ぴぃちゃん、客電明るいのだ~いすき。ドラスタは世界を救う。ドラスタが実在して三人そろってドラスタしててドラスタがドラスタでドラスタ…………ドラスタでした。世界救ってくれ。

オーロラ・モーメント(神楽麗)
肉眼で観たとき、永野さんがかなりばっちりお化粧していると分かったのが最高でした。映像だと可愛らしい印象でしたが、めっちゃ美しかった。映像と現地ってやっぱり全く質感が違うと一番最初に思ったのがこの麗さんのソロでした。あと、この曲、めっっっっっちゃ難しくないですか? 上手から下手までぐ~~~~っと移動しながらばっちり歌いこなす麗さん、ホスピタリティに溢れていて最高でした。大丈夫だったよ!!

アトモスフィア(握野英雄)
ひでおを高校の先輩と仮定した場合、淡い恋心を抱く後輩としての人格を持っている友人がキレていた。
ひでお、龍、信玄と、FRAMEの歌声は届く~~~と思いました。上手いとか下手とか以前に、届く歌声ってあるよね。FRAMEは三人ともみんな届くし、それがFRAMEというユニットの個性とぴったり合っていて大好き。

Tick Tack Voice(信玄誠司)
すーーーーーーーーーごくよかった。音源とライブで印象の変わった曲1位かも。増本さんは「みんな」を幸せにしてくれる。FRAMEは全員ライブで輝きますね。

筆跡の彼方(九十九一希)
後述する輝せんせーのソロや北村のソロもそうなんですが、歌詞が爆裂に強い曲の歌詞をドン! ドン! ドコドン!!! と出すの、ほんと泣いちゃうよね。2日間併せて、F-LAGSのことがかなり好きになりました。いや元々好きなんだけどもっと好きになった。7thで悔しいと言っている比留間さんを配信で観ていたので、力(リキ)のこもったパフォーマンスを肌で感じられてとてもよかったです。
「したためる」、漢字だと「認める」と書くことは知っていたのですが、九十九先生に歌われるとこう……グッとくるよね、いいよね……

メドレー
めっちゃ楽しかったね!!!!!! 客電明るいし。あんなことって起きるんですね。軽率にいうけど生きててよかった~。FRAEMを呼べたのと、ドラスタのムンナイ聞けたのと、レジェPなのでレガシー聞けたの本当に嬉しかったです。友達と「抱きしめていいかな」のときに\いいよ~!/ってコールしたいねって言ってたのを実現できたのほんと良かった。

リトルマイシューズ(橘志狼)
8thまで、基本的に移動の時などは仮想セトリをシャッフルして聞いていたのですが、私のiTunesがなぜかなかなか流してくれなかったのが志狼くんのソロでした。友人が別日に会ったときに『志狼くんのソロめっちゃいいよ』と教えてくれて聞いてみて、スッッッッゲいいじゃん!!! となったリトルマイシューズ。志狼くんとふーくんとあの曲調でダンスナンバーになるだろうなとは思っていたのですが、あまりに予想外というか、想像を突き抜けてきたというか……。すごかったな~、ほんとすごかった。
志狼くんのパートで書くのもあれなんですけど、アイドル全員、ソロの1曲目がまだまだ一般人だったり、315プロアイドルになる以前の自分はこういう人間ですよ! どうぞよろしくお願いします! な曲に対して、2曲目がアイドルとして生きています、自分はこういう覚悟を決めて、自分をこういうふうに表現しているよ、こういう日々を呼吸しているよ、みたいな、なんかそういうニュアンスの曲なのが本当に大好きなんですよね。INIの木村柾哉くんが「最初は前しか見えてないけど、数年経って左右も見えてきて、自分のやりたいことがはっきりしていく」みたいな話をしてましたけど(これは文脈としてはメンバーの印象がこう変わった、みたいなお話の中での一言でしたが)、その通りというか。前しか見えてなかった1曲目のソロと、左右も見えてきた2曲目のソロ。これを特に感じたのは冬美のソロだったんですが、志狼くんにも同じことを強く思いました。

スカイスケープノート(柏木翼)
→My Starry Song(桜庭薫)
→Beginning Tomorrow(天道輝)
翼の声が聞こえたときにさ……ウソ、ドラスタソロやるの……? ってみんな思ったよね?! 思ったよね。この流れで、翼だけがやって他2人がやらないは嘘だと思ったので、めちゃくちゃ上がりました。
私はレジェPなのでLegendersが一番最高だと思っているし、もっともっとたくさんの人に知ってもらいたいと思っていますが、その上で、ドラスタってやっぱり特別なんですよね。平易な言葉で言うと「やっぱドラスタなんだよな~~~!」みたいな気持ちが絶対にある。
翼の可愛い中にも『柏木翼24歳男性』が詰め込まれたソロも最高だったし、薫のソロは薫のあんなに穏やかな顔と声が観られて本当に幸せだったんですけれど、もう天道輝。天道輝、天道輝さああああ~~~~~~。
正直THE FIRST STARが本当に好きで、だからこそ2曲目には、なんとなく触れがたい部分があったんですが、ライブで聞いてあんなに良くなることある? 天道輝、地球を救うアイドルです。私は北村Pだけど、何回でも、一番最初に出会うアイドルはあなたがいいな。

Radiance of Heart(葛之葉雨彦)
A.D.sideM(sideM紀元後)に初めて好きになったもののひとつに、ヴィジュアル系バンドがありました。これまで全く触れてこなかった文化だったのでいろいろ学ぶのが楽しかったのですが、雨彦さんのソロを初めて聞いたとき、「いやこれ頭絶対振んなきゃじゃん!!!!!」ってめっちゃ思ったんですよね。平成アニメのOPになるV系バンドテイストの曲ゥ!!! もうサビ絶対ヘドバンしたいと思ってたので、お隣の方がいらっしゃらなかったこともあり、頭ぶん回せて良かったです。
あと空飛ぶハッピースタンドマイク教の教徒なのでスタンドマイク大興奮しました。

Fireworks -Wanna Be A Star-(山下次郎)
いや~~~最高だった。炎色反応花火。大笑いしちゃった。
1曲目のソロのときから、雨彦さんと次郎ちゃんはお互いにバックダンサーを務めたり、今回は順番が前後だったり、仲の良さにほっこりします。
でも最初に曲を聞いたとき、サビの振りは手をひらひらさせながら円を描くもんだとばかり空想していたので(鬼のようにダサい振付、どうしても次郎ちゃんにやってほしい。絶対カッコいいから)、全然カッコよくてそれも面白かったです。

今宵、笑むように(花村翔真)
映像出たときに「鬼滅の刃遊郭編?!?!!!!?」って大騒ぎしましたすみません。上弦の鬼の翔真さんめっちゃ見たい。バレちゃんの声圧がすごかった。音源ではそこまでピンときていなかったのですが大好きになっちゃった。圧倒的声圧を感じたのはこの翔真さんのソロと、DAY2の涼ちんのソロでした。

SASH OF SMILE(兜大吾)
アイドル……だったね。兜大吾というアイドルの爆弾、あまりのビッグハッピーにテンション振り切れちゃったよね……。浦尾さんは映像で観ていたときから、ものすごくアイドル性の高いパフォーマンスをされる印象があったのですが、直にくらうとこんなに凄いんだ……って恐れおののきました。なぜか浦尾さんにはいつも感謝してしまう。浦尾さんいつもありがとう。

ゆきゆきて華やかに(清澄九郎)
音源めっちゃ好みで聞けてすごく嬉しかったのですが、九郎くんのソロが始まった時点で、ああこのソロ曲セトリ、もしかして最後って北村なの? うそ? 北村なの? しか考えられなくて記憶が曖昧です、ゆうゆごめん……(そしてフィナーレはほっくんだったね)。円盤で絶対ちゃんと観たい。九郎くんはいつだって美しいので……。

you're(北村想楽)
九郎くんのソロが始まった時点で、「ソロ未披露奴北村只有?!!!!?!!!!?!?!?!」って頭の中がたいへんなことになっていたのですが(ほんとうにすみません)、イントロ始まった瞬間から最後まで、自分がどこで息をしていたのか、正直記憶がありません。
私、その、私がPとして北村に抱えているイメージのひとつとして、「ファンは北村想楽がダンス苦手なんて知らない」っていうのがあるんです。私はPだから北村がダンス苦手だって知っているけど、振り覚えは早くても体に馴染ませるのが苦手なことを知ってるけど、鏡を見て練習しないとひとつひとつの形をきれいに作られないことを知ってるけど、ファンは、想楽くんがダンスが苦手なんて、万にひとつも思わない。人の目に触れるところで、北村は、自分がダンスが苦手だなんておくびにも出さない。そういうパフォーマンスをしてるんだって、そう思ってるんです。
一応エビデンスを書いておくと、モバでみのりちゃんが北村に「初めての仕事なのにダンスも歌もバッチリ!」って声を掛けるシーンがあるんですよね。たぶんみのりちゃんはレジェの初期トレーニングに帯同はしてないと思うので、つまり初めてパフォーマンスを観て抱いた感想が、数多のアイドルを観てきたであろうみのりちゃんの抱いた感想が「バッチリ」なんですよね。北村が「照れちゃうねー」と返していることも含め(みのりちゃんにダンス苦手だと知られていたら「無事に終わって良かったよー」とか言いそう)、まだ事務所の仲間にダンスが苦手だとはバレてない(本人的にバラしたくもない)し、舞台上だけ見れば北村が踊れないとは誰も夢にも思わない、そういうアイドルなんじゃないかって思っています。
『you're』は、そんな私の妄言に信を打ってくれるような作品でした。私は北村想楽という二元論をまとったアイドルに流れる、極彩色の血肉を愛しています。
ねえ、これから私たち、どこまでも一緒に行こうね。つらいことも苦しいことも嫌なこともたくさんあると思うけど、私たちってきっと、自分の選んだ道が正しかった、この道こそが成功だったって思うために頑張ってるし、頑張れるんだよね。そのために覚悟を決めたって教えてくれたこと、涙が出るほど嬉しかったよ。

二次元のキャラクターにこんなことを言うのもおかしな話ですが、私は、北村想楽さんがアイドルを目指してくれたことが、ほんとうにほんとうにうれしいのです。アイドルになろうと思って、315プロダクションのオーディションを受けようと思ってくれて、本当にありがとう。あなたならどこでも輝いていたと思うけれど、あなたの人生に、私を関わらせてくれて、本当にありがとう。

素敵にCon grazia!(伊集院北斗)
感動のフィナーレでした……。ほっくんのソロがなければ正気に戻られなかった、ほっくんのソロだったから正気に戻れた。そういう感動的なフィナーレでした。ありがとうほっくん。

Hands & Claps!(全員)
→Take a StuMp!(全員)
→DRIVE A LIVE(全員)
私のペンライトがぶっ壊れていたらしく、Take a StuMp!でカラーチェンジできなかったことだけがちょっとした心残りです。DAY1では電池の残量不足かと思って翌日買いに行ったのですが、たぶんそもそも初期不良のようでした。おうちで確認したときにはなんともない風だったのに……(余談なんですけど、電池買いに行ったヨドバシカメラで『なんか今日電池めっちゃ売れてるんですよね』って言われたの面白かったです)
でもユニットの名前をそれぞれ叫べたのは嬉しかったな~~~改めてほんといい曲ですよねTake a StuMp!。『終わってしまったと思うならここにいないだろう』で何回でも泣ける。

そして朝はくる

さてDAY2!
この日は朝からグッズを買いに行って、パンケーキ食べに行って、ヘアメしての参戦でした。ヘアメ屋さんも過去最高動員だって言ってて面白かったです。経済を回すsideM。

パンケーキ!!!!!!!!

席はアリーナでした(!!!!!!!!!!!!!!!!!!)
前日に、ホテルで洗面台に置いた歯磨き粉が、建物の傾きのせいなのかコロコロ転がって蓋の閉まったトイレの中に隙間から落ちるというトンチキハプニングがあったのですが、分厚いビニール袋装備して拾ってよかった……。
トイレに神様っているんですね。本当にありがとうございました。

Hands & Claps!(全員)
発券されたチケットに「アリーナ」の表記を観た瞬間から、席についたあとも本当にずっと、ちょっとキモいくらいに泣いてたんですけど、もうハンクラの瞬間は「うわああああああああああ!!!!!」でした。DAY1も想像よりずっと近くてびっくりしてたんですが、なんか、もうそういう頓着じゃないというか。近いし、人いっぱいいるし、う、うわああああああってずっとなってました。圧が、圧がすごいんじゃあ……。

キセキ的 STARRY-TUNE!!!!!(High×Joker)
わたし、このきょく、ほんとうにすき。
sideMで一番好きな曲は? って聞かれたら、もんどりうった末に「夜空を煌めく星のように」だと答えるんですけど、この曲って夜空~のアンサーソングだと思っているんですよね。「オレらなりに紡いでた星座が輝くから」って歌詞、すごくないですか? 個々の光を放っていた星たちが繋がってHigh×Jokerになるんですよね、、、ハァ、、、、、、すき、、、、、、

CALLING(神速一魂)
朱雀一人でもすっげ~~~~と思ってたら、二人揃った神速は間違いなく最強で最高でした。ほのお、とっても、あつかった(物理)

もふ・きゅ〜と・デイズ☆(もふもふえん)
ソロメインの公演を観た翌日にユニット曲のパフォーマンスを観られるのってとっても贅沢だな?!!? とこの辺で気づく。神速ももふも、ソロの良さからのユニットとしての良さが爆発してた。ソロを観た時点で、このアイドルたち、一人でこんな最高キラキラ(キラキラなんて言葉じゃまだ足りない)パフォーマンスをしちゃうのに、明日はこれが2人になったり3人になったり5人になったりするんですか?!!?!? と意味が分からなくなっていたら、やっぱり本当に意味が分かりませんでした。つよつよのつよ。とっても最高だったよ……。

Watchword(W)
トロッコ!!!!!!!!!!
Wちゃんには包み込む力がありますね。包容力のかたまり。
私、二人がサッカー選手として現役をやっていた時に、享介が10番(エースナンバー)で悠介が11番なのがめっちゃ好きなんですよね。どれだけ同じでもサッカーという競技で同じ番号は背負えなくて、享介がエースナンバーを背負っていて、怪我をしたのは悠介で、最後に心を折ったのは享介で……みたいな果てに、Wちゃんの優しさと包容力ってあるんだなって思います。

Present For You!!!!! 〜A day in the café〜(Café Paradeとお客様)
記憶がない。急にあんなことするな。神谷の圧倒的歌声がなければ正気に戻れなかった。円盤早くください。

メドレー
DAY2も最高に楽しかった!!!!! 私の左隣が男性のWPさんだったのですが、悠介からとっても丁寧なレスをもらっていて私が幸せになりました。

Resonate Blessing(都築圭)
バイオリンの音が聞こえたとき、みんなはどう思った? 私は悲鳴をあげることしかできなかった。
DAY2もソロ曲やるって、そんな発想俺にはなかった。みんなにはあったか? 正味、普段のセトリなら1ユニット1曲でカツカツじゃんと思っていました。舐めてましたsideM。枠が足りないなら、時間を延ばせばいいんだね?!
本当に大丈夫の詰まった都築さんの最高ソロでした。歌、うっめ~~……

Moon Shape/明鏡止水(玄武っぽいど)
そもそも曲が好きシリーズの1曲。深町さんのトーク含めて最高でしたね。
深町さん、ゴーラスを観ているとたまに人間に見えてこわい。

Quod Erat Demonstrandum(硲道夫)
全方向Q.E.D!!!! 曲を聞いた時点から「ヘーイ」コールしたい!!! だったので、できてとっても嬉しかった。音源の、あの昂る感情の1ミリもない「ヘーイ」すごくないですか? 大好き

HEAT BEAT "Identity"(秋山隼人)
あの……わたし、この曲をさ、初めて聞いた瞬間さ、本当に泣いちゃったんですよね……
秋山隼人というキャラクターは、個人的に、49人中一番本質がアイドルから遠い人だと思っています。もちろんアイドルを全力でやってくれているし、楽しんでくれてもいるだろうし、アイドルとして素晴らしい人格だと思うんですけど、その奥底に、ミュージシャンとしての血が絶対的に流れている。
最初ペンラ振ってたんですけど、サビに入ったところから『ペンラ振ってる場合じゃねえ!!!!』と思って人差し指を掲げました。
まだ6人だったころのNEWSのコンサートで錦戸亮ちゃんのcodeを聞いたときと同じくらい打ちのめされた。誰に伝わるんこの話。

ハイパービリーバー!!(伊瀬谷四季)
四季はハイジョの太陽だね。
キセキ的~を夜空~のアンサーソングとするなら、それぞれの色に光っていた星たちを線で結んでHigh×Jokerって星座にしたのは伊瀬谷四季のきらめきだと思うんですよね。やっぱそういう情熱って伝播するから。でもそんな四季が、自分はまだまだだって歌ってる。まだまだだけど歌うよって歌ってる。私は伊瀬谷四季がずっと伊瀬谷四季でいられる世界を作りたい。

Sail→Light→Sail(古論クリス)
隣にいた友人曰く、クリスさんのソロだ! って分かった瞬間、私が何かに追い立てられるように「ペンラ青にしなきゃ海にしなきゃ」って言い始めて怖かったらしい。だって……海、作んなきゃって……。
クリスさんがこんなにガッツリなアイドルソングを歌うとは思っていなくて、試聴時点で結構びっくりしたんですが、クリスさんの思い描く未来ってずっとポジティブにビッグハッピーで、それがクリスさんと駒ちゃんにぴったりで最高だなって思いました。

Yell Song(秋月涼)
ぺしょぺしょになりました。前述の通り、三瓶さんの声圧がめちゃくちゃすごかった。何者にも負けない『大丈夫だよ』の爆弾。三瓶さんは可愛いお姉さんでした。

Reflection BREAKERS(THE虎牙道)
曲を聞いた時点で「勘弁してくれ!」と思ったシリーズ。
タケルと漣が反発して、道流がそれをひとまとめにするって虎牙道のバランスを『ハモリ』で表現すな。天才か?

Tricolor Rendezvous(F-LAGS)
かっわいいいいいい~~~~~~~の。
旗ちゃん、可愛いけどしっかりカッコいいのがいいですよね。でも可愛くて、涼ちんと大吾の可愛いに巻き込まれて九十九さんも可愛くて、でもカッコよくて……。
3人でパフォーマンスするのが本当に楽しいんだろうなってエネルギーが大好きです。旗ちゃんはずっと仲良くいてほしい。

Eclipse of the Heart(Legenders)
あ~~~~~~~~~~~~あっ あ~~~~~~~~~~
レジェってなんでこう……なんで……息継ぎ……させてよ…………
呼吸した記憶がないpart2。私の担当ユニットは存在した。存在しただけならまだしも最強で最高でした。
Legendersはいつもこちらを殺す気迫で来てくれるのが大好きです。レジェミアン・ラプソディって何?

The Symphonic Daylight(Altessimo)
すみませんそんなわけでレジェに殺されたのであまり記憶がない……んです……が……
なんか、アルテユニット曲までやってくれるの?! 過重労働じゃない?!!? 大丈夫???!!?! って咄嗟に心配した記憶だけあります。過重労働ではなかった。

GO FOR IT!!(男極FIVE)
ライブで絶対聞きたかったGO FOR IT!!、聞けて超楽しかった~~~!!
友人の隣が信玄Pさんだったのですが、これまた丁寧なレスもらってて幸せになりました。私のいたブロック、全体的にとっても幸せ空間だった。ビッグハッピー。

来来美食(中華.FIRST)
20年来のアイドルオタクを舐めるな。一番から全力でコールしたったでよ。
隣で百々人Pの友人が死んでた。

BeSide EMotion(S.E.M)
7th横浜終演後の榎木さんの「また来年!」のツイートを1年間覚えていたPこと俺、榎木さんのことを「and moreさん」だの、サロメ嬢の配信を見始めてからは「and moreの方~」だの呼んでいたら、本当にand moreされて飛び上がっちゃった。
まさか新曲やるとは思わんやん。私がどれだけsideMのことを愛しても、榎木さんのそれには敵わないんじゃないか?

愛笑華!(彩)
彩高の愛笑華!でしたね。2人の彩も満開!!!! って感じで強くて大好きなんですが、つい先日7th横浜の映像を観たら、3人の彩は花吹雪!!!!!!!!! って感じで最強でした。315プロ、最強のユニットしかないだーね…… sideM、ユニットを作るにあたって足し算じゃなくて、ちゃんと掛け算してくるのが怖い。

ONE to DREAM!(FRAME)
フレイムってなんかこう……一緒に行こうねって言ってくれるんですよね。未来は怖いかもしれないけど、俺達だってそうだけど、でも一緒に行ってみようって、そうやって寄り添ってくれるアイドルなんだなって……そう思いました。パンケーキ食べておいてよかった。

MIRROR of TRUTH(Bite)
お友達が死んでました(再)。Platinum MASKから容赦なく王族カッコいいの顔を覗かせてくれるバイトちゃん、大好き。
バイト以外のところでセンターになりがちなみのりちゃんと恭二がバイトだとピエールをセンターとして掲げる最高のシンメになるの、概念としてマジで好き。なにわ男子とコラボしてくれ~~~(?)

Make up↑ Magic(水嶋咲)
→Journey JOY Blend(神谷幸広)
→GIVE ME × FUSION(卯月巻緒)
→暗黒への前奏曲(アスラン=ベルゼビュートⅡ世)
→Sweet Diamant(東雲荘一郎)
→Smiling Platter!(Café Parade)
咲ちゃんのソロが始まったとき、みんなはどう思った? 私はまだ状況を理解できなかった。神谷のソロが始まったときにすべてを理解した。私、あの、卯月巻緒くんのソロ、大好きでさ……。なんかすげー声出した記憶だけあります。まさか聞けるとはね。びっくりだよ。
巻緒に関しては、最初王子様って言われているのがよくわからなくて、でもそのあとで「第三王子ポジってこと?!!!!?」と勝手に理解して以来めっちゃ好きです。国を継ぐこともなく、長兄に劣等感を抱くでもなく、ケーキを愛する第三王子。
アスランは堂々としていてよかった。どんなアスランでも大好きだよ。
あと東雲のソロ、このサビは絶対左右に手を振るやつや!!! と思ってたらそうだったので嬉しかったです。ペンラ綺麗だった。
8th通して、本編最後のハンクラにたどり着くひとつ前の曲は『フィナーレ』って言葉がぴったりでしたね。ほんっっっっっっっっとうにたのしかった……。

Hands & Claps!(全員)
→Take a StuMp!(全員)
→DRIVE A LIVE(全員)
情報公開、嬉しいことばっかりだったな。新しい楽曲制作がこんなに嬉しいって思わなかった。sideM、まだまだ続くんだ。嬉しい。すごい。
個人的な願望の話をしますが、クラファメインのアニメ2期、は、私が大富豪だったら一番にお願いすることだけど、3DMVが一周したから、今度はミュージックビデオが観たいなって、すごい……思ってるんすよね……。
アイドルってミュージックビデオあるじゃないですか。いやアイドル以外にもあるんだけど。ダンスパートとドラマ(もしくはもっと抽象的な何かのシーン)パートがこう……入り組んだやつ……2つの背景でダンスするのが入り混じってるやつでもいいし……3DMVはライブ映像だと思っているので、今度はMVが観たいなって……思っている。言うだけタダだからいいよね。観たいですMV。とっても。

アンコール、なんとすごいことに、友人も私もボールを貰うことができました。友人は担当している百々人に、私は北村の後ろ姿を見続けていたら、ものすごい慈愛に満ちたハの字眉のクリスさんがボールを投げてくれました。そんなことある?(本当にありがとう)
こういうものを受け取る人になったことがなかったので、本当に、トイレから歯磨き粉拾い上げてよかったと思いました。やっぱりトイレに神様っているんだよ。

奇跡も、魔法も、あるんだよ。


最後、かなり駆け足になってしまいましたが、本当に最高のライブでした。1ヶ月ほど、全く人間としての形を保てない日々がありましたが、どうにか無事レポートも書き終えられて、また人間活動に戻られそうです。
315プロは続くし、人生も続くようなので、また315を更新できるよう、日々に努めて行きたいと思います。私も最高の人間になるぞ!

結論:トイレに神様は、います!!!!!!!!!!

翌日。それでこそ北村だよ

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