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MD-Farm、イチゴの植物工場の開発の恩師

出会いは10年ほど前
知人の紹介で、元東芝上席常務で半導体部門を牽引していた香山氏を巡り合うことになりました。
香山氏は2020 IEEE Robert Noyce賞を受賞を受賞した人物です。
※この賞は、Intelの創業者の一人、Robert Noyce氏に敬意を表し半導体産業に貢献した人に贈る賞です。

イチゴの植物工場の相談
その当時、イチゴの植物工場は蛍光灯を使用した栽培を行っているところがありましたが、品質もあまり良くありませんでした。
「LEDを採用し、一季成りイチゴを栽培しよう」ということは、当時として相当にチャレンジングなことでした。
状況を説明したところ、香山氏から「なにそれ、面白いね~」との反応があり、それから今までアドバイス、相談に乗ってもらっています。

長時間のブレスト
それからほどなくして、週に2~3回、香山氏のオフィスに通い、少ない時で4~5時間、様々な角度で農業分野や半導体工場設営の苦労などブレスト的な議論をしてもらい、開発の基礎を固めました。
始発の新幹線で新潟を出て、最終でも戻るということも、少なくありませんでした。

今思うと、どこの馬の骨かもわからない私に、知識を惜しみなく与え、時間を割き、対応してくれる度量の広さには感謝しかなく、今も変わらずアドバイスをいただけるのは、この上ない幸運を感じます。

MD-Farmの一番の理解者でもあり、応援隊長でもある香山氏には感謝しかありません。
香山氏のアドバイスで、MD-FarmはLEDの自社開発をスタートすることにもなりましたし、“農業のソフトウェア化”というコンセプトのベースを作ってくれたと考えています。

最後に、香山氏が訳したビジネス書を紹介させてください。
起業している人やマネジメントをしている人は必読のよい本だと思います。


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