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小一の壁は母親である私だった。

娘の小学1年生を振り返り、自分の心に留めておきたいことがあったので
良かったら見てください。

まずは自分のことを話そうと思う。
私はコミュニケーションが苦手な方だ。
始めは愛想よく振り撒いて
段々そんな自分に疲れてしまい
いつもの私に戻ってしまう。
そのギャップに人は驚き
初めの印象と違うねとよく言われていた。

「娘に小学校を楽しんでほしい」
「友達をたくさん作って笑顔で過ごしてほしい」
そんな気持ちもあり、娘の友達にも積極的に話しかけて行った。
今ならわかるが、娘はそんなこと頼んじゃいない。
そんなコミュニケーションの取り方をする私が
娘の交友関係にまで入っていく、
本当に本当にお節介だった。
娘の方が上手いのに。自分で友達を作れない子ではないのに。

毎日毎日
「今日は誰と遊んだ?」
「お友達できた?どんな性格の子?」
「昼休みは何して遊ぶの?」
そんな質問をずっと娘にしていた。

私も、娘の友達の名前を知りたい。
どんな子と遊んでいるのだろう。
何をして遊んでいるのだろう。
そんなことばかり気にしていた。

娘はほっといてくれと思っていただろう。

私みたいに友達が少ない人間になってほしくない。
孤立してほしくない。
人と関わることが面倒と感じている私なのに
なぜそれを娘に強要していたのだろう。

それに気がつくまで1年もかかってしまった。
過保護という執着。

娘は私ではない。
こんな硬い頭ではない。
彼女はいつも自然体でいるのに。
自律しようとしているのに。
娘の壁は私だったのだ。

娘は娘だ。
あの子の付き合い方がある。
何より私よりコミュニケーションが上手い。

母が教えてくれた
「手を離せ、目を離すな」を胸に
まだまだ母として未熟だが、
娘を見守っていこうと思う。




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