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鹿さんから始まって夕日で終わる。写真小話。

旅という訳ではないんですけど、今回は先月仕事で広島に行った際に撮った写真と共に書いてみました。

タイトル画像の鹿さん、左からトコトコ歩いてきて、中央まさにいい具合に空いているところでピタッと停止、20秒ほど経って右へと去っていきました。

モデルが入ってきたのかと錯覚してしまいました。びっくり。笑

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僕は空の写真をプライベートで昔からよく取っています。noteではあまり投稿していないのですが、インスタグラムでは毎日空の写真を投稿してて、間違いなくフォロワーさんからは空の人と思われています。笑

この写真も広島滞在期間後半に時間が空いたので、夕日がいい感じに見えそうなところを狙って同行していたメンバーと一緒に行ってきました。

この日は午後から曇り空だったため、夕焼けはないだろうなと半分諦めてはいたのですが、運良く天使のはしごが現れてくれたので、みんなテンション上がってくれたのが正直ほっとしたところです。

空の面白さにはこういった偶然性があり、行ってみなければわからない、やってみなければわからないと、空を撮っていたことで気付かされたことが沢山あります。

と、空を語ると止まらなくなるので、早々にやめときます。笑


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広島市内は路面電車が人々の主な移動手段の一つでして、僕もしょっちゅう乗るんですが、たまたま人が少ない時間に乗ったら、座席シートがやたらとキレイに見えて、思わずiPhoneでパシャリとしてしまいました。

こういった光の反射が好きでもあって、

日常には、わ!きれい!!

と思えるシーンが沢山あふれています。

そういう綺麗に出会えるようになったことも

写真をやっていてよかったなと思う一つですね。

今やスマホのカメラも一眼レフに負けず劣らずな性能になりつつあるので、日常のキレイを見つけて撮り続けてみるのも新しい自分の発見につながることもあるかもしれません。

ちなみに、この写真はLightroomというソフトを使って作り出しています。このシートがいい感じに見えるよう、ごにょごにょ調整バーをいじったり、オリジナルのプリセット(*)を加えたり。
(*)プリセットとは前持って調整された設定値を保存したもの

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なんだここはと外とは違った空気感を感じる空間だったのですが、ここは公園の中に立っていた塔の中です。変わった空間だなと思いパシャリと。公園の名前確認しておけばよかった…

この写真は自分が感じた空間の印象を伝えようと、無駄なものを削ぎ落としています。

というのも、実際の目でみると光が入ってきているところは外の景色が見えているため、外も写真に写すとまた違った印象となり、

写真は引き算と言われるゆえんがハッキリわかるようになります。

色々写っているとごちゃごちゃした印象にもなってしまうんです。

そういった表現の仕方もあるんですが、ここでそれをすると、自分が感じた空気感を損ねてしまうと思ったため、あえて外を白く飛ばしました。

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1日の終わり。日の入り後の写真。

この写真を撮るのも…

となんだか写真の説明になってきてしまったので、説明抜きでというのも写真の面白さの一つではありますね。

今日はこの辺で。


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* しゃしんとししん *

タイトル写真、まと。撮影
文中の写真、まと。撮影

ここまで読んでくださりありがとうございました。


この話は「しゃしんとししん」という試みの一つです。今回よりタイトルから「しゃしんとししん」を外していきたいと思います。今までの話はこちらから。


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