マードレ(Madre)

フリー販売員から引き抜かれ接客トレーナーになった、ミドサー2児の母。 大学ではカウンセ…

マードレ(Madre)

フリー販売員から引き抜かれ接客トレーナーになった、ミドサー2児の母。 大学ではカウンセラーになるべく臨床心理を学んだが、販売員の道へ。趣味はフラ、ソーイング、旅行、食べること。主な記事は仕事|育児|親子関係|不妊治療

記事一覧

たとえ英語が苦手でも

私は英語をほとんど話せません。 発音だけはお客様にも褒めていただくことがあるのですが、定型文を話すのは得意でアドリブが苦手です。 大きな声で言えないのですが、文…

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声を意識した話し方

私は仕事中意識的に声を操るようにしています。 具体的にいうと声色とボリュームです。 なぜそのようにしているのか理由は2つあります。 一つは、販売の仕事中必ずしもお…

【絵本】ふたりはきょうも/アーノルド・ローベル

この本は娘が私に「このかえるさんお母さんのすきなのでしょ?」と幼稚園から借りてきてくれて読むきっかけになった。 私が以前から持っている〝ふたりはともだち〟のお手…

「母」は自分の夢を語れない

子供を産んで、周りのお母さんと話すようになって、自分の夢を語る人の少なさに愕然とした。 母になると「母」という仕事や、お金を稼ぐための仕事が多くなり、自分がどう…

一度捨てた夢を拾い上げた話

私は大学で臨床心理を学んでスクールカウンセラーを目指していたが、家族が精神病に罹りその対応を1人で請け負っていく中でこれを仕事にしたら私が持たないと就職する方へ…

美人と愛嬌とルッキズム

私が小さかった頃、母から可愛いと言われた記憶がない。ましてや美人もだ。 褒められるとするならば色白だったことぐらいだろう。 姉は小さい頃から顔立ちが整っていて自…

一緒に食べる幸せを教えてくれる娘

我が家の子供たちは3歳になったらチョコを食べられる、という決まりにしている。 歯科医や保健師の話で小さい頃から常習的に食べていると虫歯になりやすいという話と、3歳…

息子の夢をのせた70kmの旅

大袈裟なタイトルにしてしまったが、これは息子の3歳の誕生日プレゼントの話である。 息子は大の蒸気機関車好きで、家ではもっぱらプラレールのSLで遊んでいる。そして休…

気管支炎だと思っていたらかくれ喘息だった話

小さい頃かかりつけ医にあなたは喘息の気があるわねと言われていた。 子供だった私は何が喘息なのかよく分かっていなかったのだが、30年の時を経て知ることとなった。 出…

好意が元なら許さなければならない?

最近の悩み事の一つが、5歳の娘にずっと意地悪をしてくる男の子である。 ある日は私が幼稚園にお迎えに行く前、その子が娘に「お前のお母さん死んだから迎えにこうへんで…

コンプレックスかトレードマークか。

私は小さい頃からそばかすが顔にあって、それがものすごく嫌だった。 中学生になる頃にはコンシーラーをこっそり使って隠したりしていたのだが、校則では禁じられていて見…

蒸気機関車といきものが大好きな息子へ

ままなく息子は3歳。 せっかくなので、今の息子がどんなふうに過ごしているのか書き留めたい。 まず1番に、今1番大好きなものは蒸気機関車🚂 これは1年以上前から一筋で愛…

気になる時が、はじめ時

「始めるのに遅いことはない」 よく聞く言葉ではあるが、それは実際に始めた人にしかわからないな、と思う。 大抵これを言っている人は何か成し遂げた人ばかりで、自分に縁…

5歳2歳を育てる母の1日のスケジュール

おはようございます。ただいま5:20です。 私は今フリーの販売員、接客トレーナー、姉の仕事のお手伝いをシフト制で入りながら2人の子供を育てている。 なぜこんな色々兼…

歳はとらずに重ねたい

20代の頃は漠然と歳ってとりたくないと思っていた。 体力は落ちると聞くし、見た目だってどんどん下降する一方だと思っていた。 30代半ばになって、確かに小ジワが増えた…

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HSPの私が考える優しい接客

私はHSP気質でちょっとしたことで気分が揺らぎやすい。誰かが近くで怒られているのを聞くだけで、まるで自分が怒られているかのように辛さを感じたり、逆に他の人が喜んで…

たとえ英語が苦手でも

たとえ英語が苦手でも

私は英語をほとんど話せません。
発音だけはお客様にも褒めていただくことがあるのですが、定型文を話すのは得意でアドリブが苦手です。

大きな声で言えないのですが、文法をきっちり理解して話すことが苦手であまり進んで会話したい!とはなかなかなりませんでした。
学校の英語で成績があまり良くなかったのもありますね。笑

ですが、今の時代外国人のお客さんを接客する機会は多々あると思います。

必要なのは伝えよ

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声を意識した話し方

声を意識した話し方

私は仕事中意識的に声を操るようにしています。
具体的にいうと声色とボリュームです。

なぜそのようにしているのか理由は2つあります。

一つは、販売の仕事中必ずしもお客さんと顔を合わせている時ばかりではないため、声に感情を乗せ相手に伝える必要があります。
そしてもう一は、お客様の心地よい距離感を演出するためです。

1番わかりやすいのは電話対応ではないでしょうか。
接客業に就いていると電話がかかっ

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【絵本】ふたりはきょうも/アーノルド・ローベル

【絵本】ふたりはきょうも/アーノルド・ローベル

この本は娘が私に「このかえるさんお母さんのすきなのでしょ?」と幼稚園から借りてきてくれて読むきっかけになった。
私が以前から持っている〝ふたりはともだち〟のお手紙の話を好きなのを覚えていてくれたのだ。

主人公はかえるくんとがまがえるくん。
2人は親友で、いつも一緒にいる。がまがえるくんが少し不器用なところもあるが、2人とも素直で誠実で優しい。

私はこの中の〝ぼうし〟というお話が特に好きになった

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「母」は自分の夢を語れない

「母」は自分の夢を語れない

子供を産んで、周りのお母さんと話すようになって、自分の夢を語る人の少なさに愕然とした。

母になると「母」という仕事や、お金を稼ぐための仕事が多くなり、自分がどうなっていきたいかを考えている人が周りにあまりいないのだ。

でもそれは私が住んでいる地域性の問題も含んでいる気がしている。
子供を産んでなお「私こんな風になりたいんです!」みたいなことを言おうもんなら「あなた母親でしょ?」とすかさず野次が

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一度捨てた夢を拾い上げた話

一度捨てた夢を拾い上げた話

私は大学で臨床心理を学んでスクールカウンセラーを目指していたが、家族が精神病に罹りその対応を1人で請け負っていく中でこれを仕事にしたら私が持たないと就職する方へ切り替えた。

そして就職氷河期の中、いろいろ就活を経験してアパレルに出会い、就職。副店長の時には新人教育をしつつ店の売り頭として働いた。

ここでできた夢が出産をしても産休育休をとって新人教育と言う身で働きながら子育てをする、ということだ

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美人と愛嬌とルッキズム

美人と愛嬌とルッキズム

私が小さかった頃、母から可愛いと言われた記憶がない。ましてや美人もだ。
褒められるとするならば色白だったことぐらいだろう。

姉は小さい頃から顔立ちが整っていて自他共に認める美人で、恰好の比較対象だった。

少し大きくなって小学生の頃は、近所の子供達から頭がでかいと散々嫌がらせをされ、家ではぽっちゃりしてるのをいじられた。
そして同い年で幼馴染の女の子は性格は悪いが愛想があって可愛いといつも褒めら

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一緒に食べる幸せを教えてくれる娘

一緒に食べる幸せを教えてくれる娘

我が家の子供たちは3歳になったらチョコを食べられる、という決まりにしている。

歯科医や保健師の話で小さい頃から常習的に食べていると虫歯になりやすいという話と、3歳までに食べたものは大人になってもずっと食べたくなるという話を聞いていたからだ。

(とはいえ、息子は記念日などにはチョコを特別に!と何度か食べていた。笑)

そして、この前たまたま「もうすぐで3歳になるね〜、3歳になったらチョコ食べられ

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息子の夢をのせた70kmの旅

息子の夢をのせた70kmの旅

大袈裟なタイトルにしてしまったが、これは息子の3歳の誕生日プレゼントの話である。

息子は大の蒸気機関車好きで、家ではもっぱらプラレールのSLで遊んでいる。そして休日に行きたいところを訊けば高確率で「鉄道博物館!」という折り紙付きだ。

そんな息子が時々見ていたおもちゃんねるんというYouTube動画でガチャの〝カプセルプラレール〟を見て虜になってしまった。

カププラと呼ばれるそれに出てきた大転

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気管支炎だと思っていたらかくれ喘息だった話

気管支炎だと思っていたらかくれ喘息だった話

小さい頃かかりつけ医にあなたは喘息の気があるわねと言われていた。

子供だった私は何が喘息なのかよく分かっていなかったのだが、30年の時を経て知ることとなった。

出産してからというもの、子供が風邪をひくとほぼ100%うつってしまう。そして5年間ろくに夜中夜通しで寝られなかった私は慢性疲労で子供よりひどくなることもよくある。

そんな私は何度か気管支炎を起こした経験があり、半年ほど前についに肺炎ま

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好意が元なら許さなければならない?

好意が元なら許さなければならない?

最近の悩み事の一つが、5歳の娘にずっと意地悪をしてくる男の子である。

ある日は私が幼稚園にお迎えに行く前、その子が娘に「お前のお母さん死んだから迎えにこうへんで。誰かに殺されてん。」などと行って娘を泣かせたらしい。

そしてまたあるときは「地獄に堕ちろ」などの暴言や、やたらと娘を目の敵にして「お前の負けや」などと言ってくる。

しかし、担任が言うにはどうもその男の子は娘が好きで気になっているらし

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コンプレックスかトレードマークか。

コンプレックスかトレードマークか。

私は小さい頃からそばかすが顔にあって、それがものすごく嫌だった。
中学生になる頃にはコンシーラーをこっそり使って隠したりしていたのだが、校則では禁じられていて見つかると怒られた。

大きくなるまでそのコンプレックスはずっと有って、お化粧をするときに隠すもの、という概念でいたのだが、この歳になって転機が訪れた。

ドラマ〝アンメット〟に出てくる杉咲花さんのそばかすが、どう見ても可愛いのだ。

そんな

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蒸気機関車といきものが大好きな息子へ

蒸気機関車といきものが大好きな息子へ

ままなく息子は3歳。
せっかくなので、今の息子がどんなふうに過ごしているのか書き留めたい。

まず1番に、今1番大好きなものは蒸気機関車🚂
これは1年以上前から一筋で愛を感じるもの。
どれだけ小さくてもテレビ画面の端に写っていればすぐ見つけてしまうし、YouTubeで蒸気機関車の整備の話をすごい集中力で見ている。そしてそのおかげで、ボイラー単体で見ても「ぼいあー!」とわかるまでになってきた。今1

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気になる時が、はじめ時

気になる時が、はじめ時

「始めるのに遅いことはない」
よく聞く言葉ではあるが、それは実際に始めた人にしかわからないな、と思う。
大抵これを言っている人は何か成し遂げた人ばかりで、自分に縁遠いと思ってしまう。

私は27歳の時にフラダンスを習い始めた。
24歳で新婚旅行にハワイにいった時からフラダンスは優雅で綺麗だなと思っていた。だけどそれは見るだけの話。自分がやるなんて想像もしていなかった。
そしてたまたま私の80代後半

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5歳2歳を育てる母の1日のスケジュール

5歳2歳を育てる母の1日のスケジュール

おはようございます。ただいま5:20です。

私は今フリーの販売員、接客トレーナー、姉の仕事のお手伝いをシフト制で入りながら2人の子供を育てている。

なぜこんな色々兼業しているかはまた別の記事で書くとして。

最近の私のスケジュールはこんな感じである。

〈1日のスケジュール〉

5:20〜 起床 noteを書く
5:50〜 メイク&ヘアセットしつつ洗濯を回す
6:20〜 旦那さんの朝ごはん&お

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歳はとらずに重ねたい

歳はとらずに重ねたい

20代の頃は漠然と歳ってとりたくないと思っていた。
体力は落ちると聞くし、見た目だってどんどん下降する一方だと思っていた。

30代半ばになって、確かに小ジワが増えたり寝不足が翌日に響いたりするようにはなったけど、良いこともたくさん見つけた。

それは何より経験値が上がること。
小さい頃に容姿やよく泣くからといじめられたり、マウントを取られやすかったりして対人関係が苦手だった私も、この歳になれば「

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HSPの私が考える優しい接客

HSPの私が考える優しい接客

私はHSP気質でちょっとしたことで気分が揺らぎやすい。誰かが近くで怒られているのを聞くだけで、まるで自分が怒られているかのように辛さを感じたり、逆に他の人が喜んでいるのをみて自分ごとのように嬉しかったりする、そんな特性を持った人間だ。

人と接すれば、いい面だけでなくそういった機会に晒されることも当然多くなる。

では同じような特性を持つ人でも、接客に嫌な気持ちを抱かずにお買い物できるそんな方法は

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