あらてぃ

公立中学校教員/数学科/島流し2年目/素晴らしい妻と子どもたちに支えられて生きてます/…

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公立中学校教員/数学科/島流し2年目/素晴らしい妻と子どもたちに支えられて生きてます/#EDUBASE CREW/google認定教育者level2..認定トレーナースキル/ロイロ認定ティーチャー/人の助けになるような発信ができるようになるぞ

最近の記事

Vol.44 振り返りってどうしてる?

振り返りは、学習プロセスの中でとても大切な役割を果たしますよね。 振り返りをすることで、学習内容を振り返るだけでなく、自分の学びを深め、次の学びへの橋渡しをするための大事なステップになるんです。 でも、振り返りが無駄な時間になってしまうこともあります。 「楽しかった」「面白かった」といった感想だけでは、振り返りの効果は限られてしまいます。(むしろマイナス?) では、どうすれば振り返りが意味のあるものになり、学習の成果に繋がるのでしょうか? 振り返りの具体的な目的を設定するま

    • Vol.43 「ICTを活用のする」が難しいって話を考えてみると〜数学の立場から〜

      はじめに 現代の教育において、ICT(情報通信技術)の導入は避けて通れないテーマとなっています。  小学校では活用が進んでいるということを聞きますが、なかなか中学、高等学校での活用が進まないという話を聞きます。  そこにどんな違いがあるのかなと思うと、やはり「教科」というのが関係しているなと思います。  大体ICTでの活用で、小学校と中高の先生が話すときに 小学校の先生「授業の中で〜に使っているのですが〜」 中高の先生「教科のこの単元で使おうとすると、相性が〜」 小学校の

      • Vol.42 小中学校連携の課題と展望:持続可能なシステム作りへの道

         教育現場では、よく小学校と中学校の連携(以下、小中連携)が重要視されていて、皆さん声を揃えてその大切さを話します。  「子供達のために」と円滑に次の教育段階へ進むために必要な取り組みだと。 しかし、現場での課題は少なくありません。 EDUBASE Crewの皆さんとせっかく集まって話しをしたので、自分自身がこれについてどう思っているのかと自問自答。。 よって結論でてませんw はじめに小中連携は、生徒の円滑な進級を支える重要な取り組みです。 しかし、属人的な取り組みに留まっ

        • Vol.41 改めて評価について考えてみる

           評価という言葉を聞くと、どうしても「値踏み」されている感覚になってしまうのは私だけではないはず  ですが、世の中は評価という言葉で溢れている  どうやって見栄えを良くしていくのか  いい評価がつくようになるといいな 結局、他人からの評価を気にする世界が広がっているような気がします。 また、評価が出た段階がそれまでの総括が終わったことになるのも評価があまりいい意味で使われていないことの要因であると思います。 1.評価をどう考えるか 評価を「つける」のか  評価を「する」のか

        Vol.44 振り返りってどうしてる?

          Vol.40 Next GIGAって一体なんなの?

          最近は、GIGA端末の活用が当たり前になっているこの頃 のはず・・・ 結局、GIGA端末を利用しているけれど、 なんのために導入して なんの力をつけるためなのか ここから考えていない自治体、学校はかなり厳しい だって、今までの形に入れようとするから 今までの形がもう100になっていて それにICT利活用なんてのが入ったらキャパを超えてしまう この機会をしっかりと 「学び方を学ぶ」 「授業改善」 「学習者主体なのか」 これからのことを考えていないと確実に推進されていないであろ

          Vol.40 Next GIGAって一体なんなの?

          Vol.39 ミュージックプロモーションビデオを作ろう!

          みなさん、新学期もだいぶ経ちましたが、いかがお過ごしでしょうか。 疲れもかなり溜まっていることだと思います。 溜まっていると勝手にアドレナリンが出て、ついついそのまま作業をしてしまうなんてことないでしょうか? 完全に交感神経が優位になっている状態ってやつですね(知ったかw) 今回は、そのテンションで作成した「ミュージックプロモーションビデオ」についてです。 1.作成に必要なもの ①音楽(作詞・作曲)  ②画像(場面にあったもの) この二つを自前で用意してみました。 2.

          Vol.39 ミュージックプロモーションビデオを作ろう!

          Vol.38 Next Gigaフォーラムを聞いて

          久々の投稿となります。 とりあえず業務が年度末から年始にかけて忙しい さらには私生活も変化があり、なかなかに慌ただしい でも、学びを今更止められない暴走列車の私です 3月31日ギリギリに視聴しましたNext GIGA フォーラムに心動かされた事が多かったので記事にしました。 放送大学教授 中川先生と 上智大学 奈須先生の対談からこのお二人の対談がものすごく響きました。 なぜ響くかというとICTと授業改善の方向性がスパッと見えてきたからです。 学校が掲げているからといってそ

          Vol.38 Next Gigaフォーラムを聞いて

          Vol.37 MIEE EDUCATION DAY(後半)

          また後半まで日が空いてしまいました・・・ でも、あの学びがまだ残っているので、しっかりと書き残しておきたいと思います。 昼のお時間〜ランチセッション〜○ 津田 友喜 先生  育休はブランクじゃなくて 自分を成長させるチャンス  〜女性教員である私の生きる道〜 自分のエイリアスを広げているその姿勢がとても素敵でした。 自分の状況を嘆くのではなく「CHANCE」としているポジティブさは学校現場で働く方々にとって大切な捉え方だと思います。なぜなら、現状を嘆いているばかりでネガティ

          Vol.37 MIEE EDUCATION DAY(後半)

          Vol.36 MIEE EDUCATION DAY(前半)

           今までかなりGoogleを意識してきましたが、MIEE(マイクロソフト認定イノベーター)に参加してきました。やはりどちらのツールも企業理念に基づいており、こちらが使ってみたいという気持ちになりました。 ざっと振り返ってみます。 始まるまで ボランティアも申し込んでいざ気合いを入れて電車に乗り込みました。いつもよりも少し早めの支度だったけれども全く苦にならず  妻もなんだかこいついつもより動きが素早いぞって思ったであろう  早めに出ましたが、どうやら申し込んでボランティア

          Vol.36 MIEE EDUCATION DAY(前半)

          Vol.35 授業参観に行ってきました(後編)

          前回に引き続き、天野先生の学級を見学させていただいたことの後編になります。 前編は、Vol.34をお読みください。 1.授業参観について (1)道徳・・みんなのためにはたらくって? <授業内容> ①ゆかみがきを題材にした物語から、問いである「みんなのためにはたらくって?」どう深めていくのか、問いを考えていく ②子どもたちからでた意見の中から、この授業での問いを決めていく できた問いが どうして2人は、ゆかをみがくことができたの? ③「やろうとする気持ちの人がいるはず」 

          Vol.35 授業参観に行ってきました(後編)

          Vol.34 授業参観に行ってきました(前編)

           今回は、「心理的安全性」「算数」「マイクラ」と多方面で活躍されている 天野先生の学級を一日参観させていただきました。小学校2年生ということで自分がこれまで勤務していた校種とは離れた世代の子供達なのでワクワクとドキドキも入り混じりながら参観させていただきました。天野先生の素晴らしさの一部だけになってしまうかもしれませんがご紹介させていただきたいと思います。 1.参観することが決定するまで 「他校の授業参観にいきます」というと  「どうやって知り合ってどうやっていくの?」 と

          Vol.34 授業参観に行ってきました(前編)

          Vol.33 ノートが良いのか、タブレットが良いのか〜二項対立を超えて〜

           よく言われるのが、ノートに書かせるのか、タブレットでまとめさせるのかということですが、今回の話は、どっちがどっちという物ではありません。狙いに沿って行った結果、こんな使い方を考えているということです。もはや、どちらも有効な学習のベースとなる道具ですよって観点でのnoteです。 1.ノートvsタブレット端末に何故なるのかこれはもう完全にどちらかが優れているという議論になってしまうからです。 ノートの良さがある タブレット端末の良さがある そうです。 どちらも良さがありま

          Vol.33 ノートが良いのか、タブレットが良いのか〜二項対立を超えて〜

          Vol.32 ライトニングプレゼンからの振り返り

          どうも怒りのプレゼンターという称号をいただきました「なんとか教員」です 内容としては、全く怒りの内容がないのですが、今までの自分ってどうだったかなって振り返るとぴったりな言葉が見つかったので、プレゼンさせていただきました。 1.新たな産業の紹介 私はある業界におよそ10年ほど前から所属しております。  特に兼業届は要りません。  完全に教員の仕事とリンクしているからです。  その産業の名前は  隙間産業です。  結構、辞典にも載るぐらいのメジャーな産業なんですけれど、みな

          Vol.32 ライトニングプレゼンからの振り返り

          Vol.31 新年の抱負

          新年あけましておめでとうございます もう三が日はとっくに過ぎてしまいました笑 とりあえずダラダラ過ごしていたのでやっと自分の今年やってみようっていうことを整理していきたいと思います。 こんなものも目指せるんだという参考になればと思います。 (1)Google認定トレーナーになる (2)数学のICT活用について書籍にする (3)Canvasadorになる とりあえず(2)と(3)はセットになるようにしていきたいと思ってます。 具体的な方策 ①Google認定トレーナー 

          Vol.31 新年の抱負

          Vol.30 進路を考えていく中で

          これからの季節は進路というものがとても重くのしかかっていく季節 進路に向かっていく上でどんなことがことがここから大切になってくるかを考えてみました。 1.進路に正解を考えない ここからは、進路についてジタバタしたり、耐えきれなくなってきたりということがあると思います。それは、 「今の自分で合ってるの?(正解なの?)」 って考えすぎてしまうところに起因していると思います。 正直言って、 正解かどうかなんてわかりません 正解って何なのか? 合格することなのか? 今の勉強の進め方

          Vol.30 進路を考えていく中で

          Vol.29 授業ってどうやって作る?〜相談編〜

          授業ってどうやって作っていけばいいのだろうか。 そういう相談を受けたので思ったことをペラペラ話してしまった。 話してしまってから、本当に良かったかなと思って記憶をまとめてみました。 主に、高等学校数学についてです。(中学校とかでもいいかな) 1.相談〜悩み事〜授業に関しての悩み事で1年間を通してよく聞かれたもの ・主体的な学び ・個別最適化と協働的な学び ・評価の仕方 ・指導案の書き方 ・ICT活用 どの年代の方でもこちらが悩みになっていることが多かったです。 今回は主

          Vol.29 授業ってどうやって作る?〜相談編〜