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介護士からITエンジニアへ: 勇敢な転職物語

こんにちは、皆さん!🐕系エンジニアのポチです。
今は大手ITコンサルで働いている私ですが、昔プログラミングスクールの講師をしていたことがあります。今日はそのときに教えていた生徒のちょっと変わった転職エピソードをお届けします。今日の主役は、介護士出身でプログラミングの「P」の字も知らなかった、ある勇敢な生徒さんです。彼は、わずか3〜4ヶ月でエンジニアを目指すという、何とも無謀とも言える挑戦に飛び込みました。

エンジニアを目指す理由

プログラミングスクールでは、生徒一人一人にメンターが付くわけですが、私がこの彼のメンターを務めさせてもらいました。最初のミーティングで、彼がエンジニアを目指すきっかけを聞いて、なるほどと思いました。彼は妻と1歳の子供との3人家族。介護士としての仕事では家族との時間が取れず、それが不満だったそうです。「家でできる仕事がしたい、そしてもちろん、もっと稼ぎたい」と。この家族への愛からITエンジニアへの転職を決意したんです。私も聞いていて、何だか胸が熱くなりました。

プログラミングとの格闘:エラーとの日々

プログラミングの勉強って、本当に山あり谷ありですよね。彼も例外ではなく、「このエラー、どうすればいいですか?」と頻繁に困っていました。これはプログラミング学習者にとってはお馴染みの壁。私は彼に「まずはエラーメッセージをしっかり読んで、それからGoogle先生に相談してみよう」とアドバイスしました。彼はこの方法を実践し、驚くほど早く問題を解決していきました。次に会ったときには、「分からないことがあればすぐ調べるようにしたんです。それが本当に役立っています!」と、喜びを表現していました。これぞ教えがいがある瞬間ですね!

自ら積極的に学ぶ姿勢に感心

彼が私にMySQLの課題について質問してきた日のこと。彼は「教材通りに書けるんですけど、これが実際に何に役立つのかがイマイチ…」と。これはただの質問ではありません。彼は単にコードを書くのではなく、それが実世界でどう使われるのかを理解しようとしているんです。素晴らしい好奇心!私は嬉しくなって、「たとえばnoteで記事を書くとき、その内容はデータベースに保存されるんだよ。それがあるから、後で君がその記事を読むことができるんだ」と説明しました。データベース技術はエンジニアにとって避けては通れない道です。彼の質問は、その理解への第一歩だったんです。

転職成功への道

結局、彼はその後、見事にポートフォリオを完成させ、SESの企業に転職することができました。皆さん、彼のようにすぐに結果が出るとは限りませんが、彼のようにコツコツと努力を続ければ、未経験からでもエンジニアになることは可能です。彼の物語は、多くの人にとって、プログラミングという新たな挑戦に立ち向かう勇気を与えるものだと思います。
さて、この業界で生き残るためには、継続的な学習が欠かせませんが、その努力がきっと新しい扉を開いてくれるはずです。それに、いつか笑い話にできる日が来るかもしれませんね。

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