信心はよしなに

煙が渦捲くように、憤りの声が男の喉から吐き出されていた。熱っぽい怒鳴り声が店内に響く。
「お客様は神様だろ?」
煙に目を細める事なく、店員は男の顔をしっかり見ていた。
「信教の自由は私にもあります。お帰り下さい」

一日延ばしは時の盗人、明日は明日…… あっ、ありがとうございます!