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びわ湖マラソン2024

前の投稿で書いたように、初フルマラソンとしてびわ湖マラソンに参加してきましたので、そのレポートになります。

1.リザルト

目標はサブ3でしたが、結果は3:08:47と大撃沈となりました。

32km以降が全くダメだった

2.レースレポ

1)スタート~10km(42:05)

気温も風も申し分なく、最高のコンディション。
元々一緒に走ろうと約束をしていたまつけんさん、Kitaiさん、つむ弟さん、Inaさんで整列から一緒にならんで、サブ3目指してスタート。
混雑はあるものの、思ってたよりも全然マシで1kmも進めば窮屈な感じはなく、思うように走れるようになった。疲労が抜けているので4:10/km前後に余裕を感じて、後ろからちょこちょこ抑えてコールがかかる。Inaさん、つむ弟さんが早々にトイレで離脱するが、つむ弟さんは10km前には戻ってきてかなり余裕そう。 そんなこんなであっという間に10km。

まだ元気な8km付近

2)10~20km(41:56/1:24:12)

15km付近で右折して一旦湖畔から離れる。ここからの湖畔に戻るまでの約8kmくらいの走りが今回の反省ポイント。距離調整のための区間なんだろうが、片側1車線の道路を対面通行で通しているため、急に狭くなった印象となる。そこまでに比べて身動きが取り難くなり、先頭が折り返してくるとそれぞれの車線が選手で埋まっていき、視覚的にも窮屈さを感じた。その間、折り返してくる仲間に注意がいってはしゃいでしまったせいで、自分の走りに全然集中出来ていなかった。途中カラーコーンをよけながら走ったりもあり、かなり無駄な動きが多かったと思う。この区間でInaさんも戻ってきて、大集団のなかではあるが、一緒にスタートした5人で同じ集団を走ることが出来た。

3)20~30km(42:25/2:06:37)

湖畔に戻ってから烏丸半島までの区間が、今回のなかで少し風を感じた区間。前の区間でボランティアサブ3ペーサー集団に合流していて、かなりの大集団で走っていたのだが、この集団の伸び縮みに自分のペースが合わせられず、後ろのほうで付き切れを繰り返していた。その前の区間で窮屈なところで走っていた状態から解放されたところもあって、誰かの後ろを走るのを嫌って結果的に、自分が風を浴びていた時間が長かった気がする。
ハーフの通過タイムが1:28:48…
時計の上ではここまでの平均ペースが4:09/kmなので1minは遅い。ここまでの疲労度を考えると、このタイムは精神的にも結構ダメージを受けた。

奥でまつけんさんが辛そうな27km付近

4)30~32km

烏丸半島を通過するあたりでまつけんさんと「辛いね」という会話をしたのが最後で、そのあとはまつけんさんはいなくなっていた。Inaさん、つむ弟さんは余裕がありそうで集団の前のほうにいて、自分はKitaiさんと並走。このあたりでかなり辛かったが無理してこの集団についていくことを選択。あと1kmあと1kmと粘るが、いよいよ限界となり千切れたところで一気に力尽きてしまった。32kmが2hr15minくらいで平均ペースが4:11/km。
身体が全く動かなくなってペースが6:00/kmあたりまで落ちてからの残りが10kmが地獄だった。もっと前に戦略撤退をしたら、ゴールタイムは短縮出来たのかもしれないが、サブ3を目指すには貯金が少なすぎたのもあって、もっと余裕のあるところでペースを落とす選択は出来なかった。

今回のベストショット

5)32km~ゴール

死に体でとぼとぼ走っている間にJETTのDevin、Araseさんに抜かれて、抜かれ際に声をかけてもらうが、ロクな反応出来ないくらい力尽きていた。
この間が対面通行区間で、仲間がいたはずだけど視界も定まらないような状況で全く見えてなかった。ふらふらになりながら、サブ3が達成出来ないのであればリタイヤしても良いんじゃないかなどと葛藤しながら4kmほど走っていると、なぜか少しづつ回復してきてせっかく来たのに何を考えているんだと正気に戻る。今から5:00/kmで走れば3:10は切れると思いなおして、徐々にペースアップ。脚が重くて5:00/kmを切るのがようやっとだが、そこからの6kmは4:50/kmで走りきって3時間10分を切って8分台でゴール。

Stravaのペースグラフ。GPSの問題で途中のデータは公式とは異なる

3.所感

正直、サブ3をなめていて、なぜか達成出来るという謎の自信があった。
一緒に走った社長は過去にサブ3を達成していて、Inaさん、つむ弟さん、Kitaiさんはここ数カ月のレースリザルト的に自分よりは走力が上なのは分かっていたので、このメンバーとであればなんとかなると思っていた。にもかかわらず、肝心の自分の走りに謙虚さが足りなかった。無駄だらけの自業自得な走りで、なるべくしてなったとしか言いようがない。楽しんで走ってサブ3出来る実力ではないのに、その場のテンションで無駄な走りをしてしまった。

4.反省点

当日、省エネを心掛けて落ち着いた走りをするなんてのは、当たり前すぎて反省点にはならないのでここでは除外。
走り終わってみて、練習を振り返ると自分には大きく不足しているところがあった。一般的に言われる30km走のようなロング走は、何回かやっていて20~30kmは4:10/kmでは走れたいたので、それに満足してしまっていた。でも、Mペースから少しペースを落としてでも3hr以上連続で走ったことは1度もなかった。最長でも2hr20minくらいで、今回足が止まったのも2hr15minほど。
初めてハーフを走ったときも、30kmを走ったときも、練習で走ったことがない状態で初めてレースでその距離を経験した。結果として最後はいつもフラフラで、後日のダメージも凄いことになっていた。初めてその距離を走るときは、走れないと言うことを身をもって経験していたのに、42km走も、3hr走も一度もやらなかった。同じ距離を2回目、3回目に走るときは、同じペースで走っても全然ダメージが違って、距離耐性があがっていることが分かりやすく実感出来ていた。そういった経験からもレースと同じ距離を同じペースで走ることは難しいとしても、せめて同じ距離か同じ時間を走っておかなかったのが今回の失敗と言える。

5.今後の予定

脚のダメージがとんでもないことになっているが、また走りたいと素直に思っている。結局、練習を始めてからの時間が短くて身体が出来ていなかったので、引き続きコツコツ積み上げるだけ。今年の後半にはリベンジする。
11月のぐんま、12月のBeyondのどちらか、もしくは両方か。

6.おまけ

今回はZwift上で一緒に遊んでいるMARKENのメンバー及びJETTのメンバーと参加したフルマラソン。レース前に食事をしたり、レース中に応援してもらったり、レース後に打ち上げをしたりと、2泊3日の遠征を通して多くの方々に会うこと出来て、最高の遠征だった。本当にありがとう!

打上げ全体写真(鬼コンビ不在)

来年はまたびわ湖で、と言う話が打上げの場ではあった。
びわ湖マラソン自体にはなんの不満もなく、また参加したいと思える大会だったけど、やはり立地的な問題から参加者が西側に偏る。ただ、東日本には更に多くの仲間がいることを考えると、来年は関東で開催すれば今回参加出来なかったメンバーも参加出来ると思い、関東開催にしたいと思います。
よって、だいぶ気が早い話で、そもそも公式から開催するかも発表されていませんが、来年は【2025年2月のさいたまマラソン】で集合したいと思っています。マラソンを走る人、走らないで自転車で応援する人、打上げだけ参加する人どれでも歓迎。

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