【ミニプレビュー】2023明治安田生命J1リーグ第29節 セレッソ大阪vs湘南ベルマーレ マッチミニプレビュー
こんにちは、Masyuです。
今週はかなり忙しく体調も若干崩していたため、書かないつもりだったのですが、2連敗して書かなくなるというのも癪だなと感じたため筆が赴くままに書いていこうと思います。
先週末、国立に湘南vs川崎の試合を見に行ってきていたので、そこで感じた湘南の所感と予想スタメンなどをいつもよりコンパクトに書いていくミニプレビューとさせてください。
それでは、よろしくお願いします。
先週末の湘南についての所感
川崎との5万人を集めた一戦は0-2で敗北という結果となってしまいました。
残留争いをしている2チームが揃ってコケたため、湘南についてはかなり重要な一戦でしたが、手痛い足踏みとなりました。
所感を箇条書きにしていきます。
IHの外への動きに対する連動が少ない
湘南がよくやるのが、両サイドのCBからWBにパスを出して、そのさらにライン際にIHが開いてボールを受けるということ。
事象としてライン際の狭いスペースで2人+相手選手という密集を生むことになるのでそれだけでは前進が成立しません。また、WBもIHも前に行く!という意識が強すぎるため、お互いが進路を潰し、渋滞します。(前半戦、セレッソでも左サイド・為田山中(+上門)ペアで頻発していました)
終盤になるにつれて、CBやWBがIHの外への動きを囮にして、CFに直接当てるということも増えたのですが、傾向としてはかなり強そうです。
アンカーが消されるとこの形に陥りやすい印象。この試合は川崎のFWのダミアンがかなりアンカーをケアしていました。前半、ひたすらニアを狙う川崎のCK
これは詳しく過去の試合等を見返していないのでわからないのですが、もしかしたらニアの守備が弱いという傾向があるのかもしれません。
また、ショートコーナーも多かった印象なので、セレッソとしては大きな狙い目になるかもしれません。チャンスになりそうなのは、シンプルな裏へのボール
CBからFWの大橋・鈴木が3バックの間を狙っているところに落としていくボールが一番可能性を感じました。
ビルドアップではそこまでIHを下げない傾向があるので、むしろ前進としてはそのこぼれ球を拾う方が理にかなっていると言えそうです。
湘南のキープレイヤー
キープレイヤーは2人。
1人目はFWの大橋祐紀。プロ5年目となる彼ですが、今季は自己最多の8ゴール。開幕戦でハットトリックしたことで名前を覚えている方も多いハズ。町野退団後のチームで4得点と一人血を吐いています。
彼の良いところは「走り切る」ところ。DFラインの駆け引きにおいて、自分にボールが来ないとなったらすぐに止まってしまう選手も少なくありませんが、彼は走りきります。一概にどちらが良い悪いは言えませんが、走り切る選手の方が対峙するDFは後ろに重心をかけざるを得ないですし、すると自然とDFとMFの間にスペースが空いてくる。そこを小野瀬や平岡という運動量豊富で前への飛び出しに特徴のある選手が使う、という自らの得点だけでなく、チャンスメイクにも一役買っている選手です。
2人目は天皇杯でのイヤーな気持ちを思い出す田中聡。
国立競技場での一戦を見ていて、彼は湘南らしくない選手だなと改めて感じました。技術レベルが非常に高く、プレス回避は慌ててしまう選手が多い中お手の物。彼がボールを持つとかなりチームが落ち着くのですが、落ち着いた状態が最も点が取れるようにデザインされているかといえばそうでないのが玉に瑕。とはいえ、前述したサイドで渋滞起きる問題が解決されれば大分、攻撃面についても貢献できそうです。
しかし、かなり攻撃時にはボールに寄っていく傾向があるので、ボールを奪えた際には手数をかけないカウンターというのが有効になりそうです。(この手数をかけないカウンター、下手になってる感じしますよね。払拭しましょう。)
予想スタメン
最後に予想スタメン。
湘南はCBの舘が累積で出場停止。セレッソは鳥海が練習に参加していないということで両者多少の入れ替えがありそうです。
セレッソとしては西尾、奥埜両選手のスタメン起用が予想されていますが、まずは集中して試合に入れるか。
スタートから10分ほどは続くであろう湘南の猛プレスに慄かず、自らのペースを作っていくことに期待しましょう。
なんだかんだ1700文字も書いてしまった。とはいえ、いつもより執筆時間は1/3程で済んでいるのでミニプレビューということで。
今節こそ勝ちましょう!!!!!!
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