見出し画像

【優勝か?それとも】FC24 サンプドリア監督キャリア⑩【28-38節】

今回はシーズン終了までの10試合を一気にお送りする。
果たして優勝できるのか。どうなのか。
…優勝していてくれ!

セリエB第28節 vsパルマ(A) ○2-0

得点者
【サンプドリア】ラ・グミーナ×2 ヴェッレ ボリーニ×2

前節同様固く守り切って、落ち着いて繋いで昇格のライバルに大勝。
ラ・グミーナは2ゴール2アシスト。ボックス内での落ち着きがすごい。
試合終盤は4-4-2に変更したが、ラ・グミーナクトローネのコンビネーションも良好で今後もオプションになり得そう。

2ゴールのボリーニ

セリエB第29節 vsスペツィア(A) ●1-4

得点者
【スペツィア】ヴェルデ キオト モロ ズルクォスキ
【サンプドリア】アバーテ

痛すぎる大敗。
特攻お気持ちプレスを連発してしまい、中盤をスカスカにした結果4失点となった。+1PK献上しているので実質1-5である。

セリエB第30節 vsヴェネツィア(H) △1-1

得点者
【サンプドリア】ボリーニ
【ヴェネツィア】レジャ

前節、久しぶりの敗北を喫したということで、前々から気になっていたフォーメーションを試すことに。前線のコマが多いので4-4-2。
しかし全くと言っていいほどはまらず。スロービルドアップとの噛み合いが悪いのか、やはりサイドでの受け手が減るので攻めるのが難しい。
ただ最終的にはセットプレーから追いついての同点。リーグは佳境が迫るだけにこの勝ち点1を大切にしていきたい。

セリエB第31節 vsカタンザーロ(A) ○3-1

得点者
【カタンザーロ】ビアシ
【サンプドリア】エスタニス アバーテ ボリーニ

戦術を若干変更し、勝利。
輝いたのは2トップで先発したエスタニス。1ゴール1アシストの大活躍。
ロングボールに対してサイドバック裏を狙う役割を担ってもらったが、この役割をできる数少ない選手なので終盤戦は重宝しそう。
右SBのコンティは5試合ぶりの出場。先発に限れば10試合ぶり。

セリエB第32節 vsズュートティロール(H) ○4-0

得点者
【サンプドリア】アバーテ ヴェッレ エスポージト クトローネ

残り7試合。2連勝。3位との直接対決だったが完勝となった。
リッチが開始5分で負傷退場となったが、入ってきたヴェッレが直接FKを含む1ゴール1アシストの活躍。さすが。
アバーテもこれで16試合8ゴール。16歳の活躍ではない。
復帰したエスポージトもゴールを取り、終了間際にはクトローネのエリア外からのスーパーボレー。


1位でラストスパートへ。


セリエB第33節 vsテルラーナ(H) ○3-1

得点者
【サンプドリア】クトローネ アバーテ エスポージト
【テルラーナ】ディオニシ

勝ち点3を上積み。パレルモも勝利したため、勝ち点差は変わらず。
ここ数試合と比べてボール保持に迫力が出たのはボランチ陣の保持時の受ける位置が高くなったことが理由と思われる。
クトローネ、エスポージトが得点したほか、ラ・グミーナも10分間の出場ながらアシストを記録。結果を出す男たちで溢れている。

セリエB第34節 vsチッタデッラ(A) △0-0

得点者
なし

見せ場の無い引き分け。
MoMはGKのスタンコビッチ。今季は彼じゃなかったらこの位置にいられないと断言できるほど、毎試合ビッグセーブを連発してくれている。
この引き分けで2位との差は3に縮まった。最終節が直接対決(しかもアウェイ)だけに早めに決めたい。

セリエB第34節 vsモデナ(A) △1-1

得点者
【モデナ】ボンファティ
【サンプドリア】エスポージト

まさかの足踏み。ボールこそ持てるが、全くシュートまでいけない、若しくは中へのボールが合わない。そんな印象の90分。
エスポージトは直接FKをぶち込み好調をアピールしたが、フルタイムでのシュート数はこれを含めて2本のみ。
いよいよパレルモとの勝ち点差は1まで縮まってしまった。
熱い優勝争いを演じてしまっている。

セリエB第36節 vsクレモネーゼ(H) △2-2

得点者
【サンプドリア】デパオリ ジラルディーノ
【クレモネーゼ】ブオナイウト アフェナ・ギャン

フォーメーションを4-3-2-1に戻し、オープン上等の殴り合いをしてみることに。
しかし大事な時期の3連続引き分けにはホームサポーターも大ブーイング。
これで3試合前まであった勝ち点5差があっという間にひっくり返り、勝ち点2差の2位に転落した。
なお、こんなドン底の状況ではあるがいつの間にか昇格圏内である2位以内は決定していた。めでたい。

セリエB第37節 vsフェラルピサロ(A) ○4-3

得点者
【フェラルピサロ】フェリッチ ブティッチ クルファリディス
【サンプドリア】クトローネ×2 エスポージト ボリーニ

残り2節。優勝のためには勝つしかない一戦。
幸先よく前半20分までに2点差にできた。攻めまくる展開が続くも、30分に一点を返されると、後半早々に2点差を同点に追いつかれる。
ここからはシーソーゲーム。68分にボリーニで突き放したかと思われたが、74分に追いつかれると相手に決定機が3つ連続で訪れる。それをスタンコビッチがビッグセーブで乗り切ると、迎えた86分。セットプレーの流れからクトローネ。この日2得点目となるゴールで決勝点をもぎ取った。
とても安定感があるとは言えないが、今はとにかく結果。
勝ち点差1継続で最終節の直接対決へ。

最終節が直接対決とは激アツ

セリエB第38節 vsパレルモ(A) △2-2

得点者
【パレルモ】マンクーソ×2
【サンプドリア】エスポージト×2

26分失点。30分同点。83分勝ち越し、89分失点。
今季を象徴するような試合で23-24シーズンは幕を下ろした。
結果としてサンプドリアは2位で終了。終盤に大失速するマイチームさながらに目標であった優勝を逃してしまった。
ここ数試合で一番良いパフォーマンスで相手のゴールはいずれもスーパーゴールと運がなかったとも言えるが…。悔しい。

次回はシーズン振り返りです。
いやあ…波が大きすぎるシーズンでした。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?