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【自分たちのやり方で】2023明治安田生命J1リーグ第17節 セレッソ大阪 vs ヴィッセル神戸 ミニマッチプレビュー

こんにちは。Masyuです。

天皇杯初戦、内容より個の質で殴った感はありますが、結果として先日のルヴァンと同じく、控え選手もできるぞというところを見せ、若手もしっかり結果を出しました。
今年の1月の高校選手権終了時点で阪田が今最もプレーチャンスを掴んでいるなんて思いもしなかったですから、彼も相当な努力をしてきているのだと思います。

いよいよ次の試合でシーズンも折り返し。戦術が浸透しなかった、あの選手をもっと使ってくれ、色々あると思いますが(私もあります)、まずは目の前の試合に勝って、ちゃんと折り返してから。

必勝の首位・ヴィッセル神戸との一戦。
ミニプレビューで予習していきましょう。

〈注意〉
本ページの内容(特に戦術)は全て筆者の主観によるものです。その正確性についてはご了承ください。

◆対戦相手:今季のヴィッセル神戸

順位:1位
勝ち点:33(15試合10勝3分2敗)
32得点21失点
直近3戦の成績:
J1⑭ vs柏(A) △1−1
LC⑤ vs名古屋(A) ○1−0
J1⑮ vsFC東京(H) ○3−2
(親善試合 vs バルセロナ ●0−2)

少なくとも個の力は随一だった人たちが、本格的に個で殴ることに徹したらこうなるよなという感じのサッカーをしています。

全身は武藤or大迫へのロングボール中心。ハイプレスに振り切るチームが多い中、前線の質的優位を持ってラフなロングボールでも裏返すことができるのがあまりに現在の環境に刺さっている印象です。

このことによって汰木の1on1の強さ、山口蛍・齊藤未月の両名のセカンドボールへの反応・強さも生きてきてスタメン11人の最大値を出していくようなサッカーができています。そういえばサッカーってもっと単純なものだったな」と思い出されます。

ただ、志向しているサッカーが個に依存しているため、あまり控え選手の出番は多くなく、これから暑くなる中で、ロングボールでの前進はできるけど、終盤になっていくにつれてその後のセカンドプレスの精度や強度が落ちて、相手にボールを持たれ続ける…。
みたいな展開も増えてきそうです。

とにかく今のJリーグの「メタ」になっているのが神戸のサッカーだと思います。

◆予想スタメン

■セレッソ大阪

名古屋での敗戦を受けて、数名の入れ替えを予想します。
名古屋戦で精彩を欠いた山中・鈴木徳真・為田に変えて、舩木・喜田・クルークス(間に合わなければ中原)となるのではないでしょうか。

喜田に関しては、先日の天皇杯で右SBをネルソンにしてまで、ボランチで固定されていたことから抜擢に期待しています笑

Q:改めて、週末の神戸戦に向けて意気込みをお願いします
「今日の午前中、私もコーチ陣と一緒に練習を見ていたのですが、主力組が素晴らしいトレーニングをしてくれました。かなり暑い中、コーチ陣も厳しいトレーニングを課していたのですが、本当に素晴らしいトレーニングをしてくれました。それを見て、私は『土曜日にやってくれるな』と確信を得ました。さらに今日、このゲームをスタンドから見て、色んなことを感じたと思います。今日の勝利は、そうした意味も含めて、大きな試合になりました」

セレッソ大阪HPより

まあ、主力組も相当敗戦を受けて追い込んで練習しているようなので、蓋を開けてみたらいつメン…なんてこともあるかもしれません。

■ヴィッセル神戸

ここまで右CBを中心に全15試合全てでスタメン出場していた山川が大怪我を負ったことで、トゥーレルがスタメンになる以外は変更なさそうです。

そもそもヴィッセルはメンバーを固定する傾向がかなり強いチームで、出場時間が15試合で1000分を超えている選手の数は最多、平均交代枠の使用数が3.4人とリーグで最も少ない数字になっています。


こういう試合こそ、最初から100%で行って「バトンを繋ぐ」こと。
小菊セレッソの原点を思い出して、目の前の一つ一つのプレーと向き合ってプレーし、良い結果を手にするために私達もそれぞれの形でサポートしましょう。



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