【シーズン振り返り.3】FC24 サンプドリア監督キャリア⑮【MF&FW&レンタル組】

2024年2月23日 11:02

選手振り返り第二弾。
シーズンMVPは誰の手に？？

守備的MF

マッテオ・リッチ

Player of the year
評価 ◎
OVR (開幕前)70→70(±0)

ピルロ監督とともにサンプドリアにやってきた29歳は今年キャリア最大の輝きを放つことに。今季最大級のサプライズ。
4-3-2-1のシャドウにコンバートされると、何度もサイドにできたスペースに忍者のように潜り込みボールを引き出したかと思えば、ゴール前に顔を出し決定機に関わった。
結果としては9ゴール11アシスト。ゴールアシストともにキャリアハイを大幅に更新した。今年のPlayer of the year。

ヴァレリオ・ヴェッレ

評価 ◎
OVR (開幕前)73→74(+1)

シーズン中盤の4-3-2-1の超攻撃的サッカーではアンカーを務めチームに貢献。また、セットプレーのキッカーとして大台の10アシストを記録。キャプテンマークもかなり巻いた。

レオナルド・ベネデッティ

評価 ○
OVR (開幕前)67→69(+2)

今季は本職である守備的MFだけでなく、右サイドハーフ、右サイドバックとマルチに出場。攻撃的なベテネデッティ、守備的なアスキルドセンという使い分けになったが来季はどうするか。

クリストファー・アスキルドソン

評価 ○
OVR (開幕前)66→69(+3)

スタメンでもいいポテンシャルがある選手だが今季は4,5番手に。
守備面に強みがある選手だが、分かりやすくそれが表現される場面はなかった。
ベテネデッティかアスキルドセンどちらかはレンタルに出すことになりそう。

パイティム・カサミ

評価 △

スクショ忘れ。
前半戦はインサイドハーフの主力として活躍も後半戦は契約延長が上手くいかなかったこともありほぼ出番なし。
新天地でも頑張ってくれ。

ステファノ・ジレッリ

評価 △
OVR (開幕前)62→63(+1)

本来冬の市場でヴィエイラを出したのは彼やイェぺスを使うためだったのだが、チームの成績が安定せず割を食った。
一部では戦えないと思われるのでレンタルか完全で放出となりそう。

ジェラール・イェペス

評価 △
OVR (開幕前)59→58(-1)

13節終了時点で7試合出場と怪我人が多い中一定の出場機会を得ていたが、その後シーズン絶望の大怪我。終盤に間に合うか？と思われたが間に合わなかった。

攻撃的MF

ファビオ・ボリーニ

評価 ○
OVR (開幕前)77→74(-3)

序盤、終盤での2度の大怪我があったものの結果として9ゴール6アシストと存在感を示した。
33歳ながらドリブルのキレは一線級でチームの前進を助けてくれた。
ただ、これだけ大怪我があると中心に据えるのは難しい。

フィリッポ・アバーテ

評価 ◎
OVR (加入時)64→70(+6)

今季最大のサプライズその2。エスタニス、ボリーニ、レミナというウィングプレイヤー全滅を受けてトップ昇格すると最初の3試合で1ゴール5アシスト。大きなインパクトを残した。
冬の移籍市場ではアーセナルからオファーが届くなど既にワンダーボーイとして世界中から注目を集める。(ユース出身であること、移籍金が少額であったことから残留。)
終盤は唯一の突破口だった。

エスタニス・ペドローラ

評価 △
OVR (開幕前)66→66(±0)

序盤の大怪我後は途中出場で試合数を伸ばした。
実は冬の市場で買い取りに動いていたのだが、年俸がリーグ規則に引っかかってしまうため回避。
来季はバルセロナで活躍できるか。

ノハ・レミナ

評価 △
OVR (開幕前)64→65(+1)

あまりインパクトを残せなかった。
ドリブラーの割には足が速いわけではなく、かと思えば超絶技巧を持ってもいなかった。
これだけ結果を残している前線の選手が多い中3アシストだけは苦しい。

FW

アントニーノ・ラ・グミーナ

得点王
アシスト王
評価 ◎
OVR (開幕前)67→68(+1)

今季最大のサプライズ③。数字だけ見ればPoY。
開幕前にデ・ルーカが移籍したこと、開幕直後から前線に大怪我が相次いだことを受けて先発の機会を得ると結果的に13ゴール11アシスト。普通に大エースだった。
しかし最後の10試合で0得点。ゴール前での仕事は十分にやってくれていたが、起点作りにはあまり貢献できなかったり、大事な場面での決定機を外し過ぎだったりで扱いが難しい選手になってしまった。
それを差し置いてもこの成績は見事。