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トンビは鷹を産まない

次女が、リレーの選手に選ばれてから、
ゴールデンウィークは、私も、夫も、次女と一緒に走りこんだ。

ゴールデンウィークが終わり、学校に行くと、休んでいて久しぶりに学校に来られた子がいた。

なんと次女より、タイムが0.1秒速かった。
と言うことで、彼女が選手になり、次女は、補欠になった。

今日は、運動会。暑くて、熱い日だった。
リレーは最後の種目。まさか、もしや、最後の最後に出られるのでは?と、ソワソワしながら、リレーの入場を待った。
夫が、おっ。
と言うので。もしや✨✨と思ったら、

テントにいるぞ。ニコニコ応援しよるぞ。
と言った。

リレーは白熱した。すごいデッドヒート。中3は、もう大人くらい大きい子もいて、もまれて倒れる子もいた。次女のクラスは、最初の転倒が響いて最後だった。

帰宅した次女の第一声は、リレーは、出られなかったけど、出なくて良かった。私にはまだ無理。だった。

だな。そうだ。リレーは足の速さだけでなく、駆け引き、そして度胸がいる。バトンを繋ぐ責任感も。追い抜かれて負けてなじられても歯を食いしばる強さも。

母には、全くわからない世界。やっぱりトンビの子はトンビ。
でも、一生懸命、クラスの応援を頑張る姿は、たいしてパッとしないトンビの、トンビなりの良さを引き継いでくれているのだと思って、嬉しかった。

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