今日は暮らしを楽しむ作り場にて初めての茶事を開催した

今日は暮らしを楽しむ作り場にて初めての茶事を開催した。この場所はますいいの家づくりのモデルケースを実演した場所である。自然素材の家づくりということでベニヤ板などの建材を一歳使用しないで作ったことや、左官へのこだわりということで本漆喰や木ずり土壁の家づくりをしていることが特徴であるが、プラン的には1階のL DKに並んで茶室を設ていることが大きい。茶室を作ったのは僕の茶道の活動の拠点になれば良いという思いである。茶道の活動で最も基本となるのが茶事、今日はその茶事を初めてこの場所で開催させていただいたというわけだ。

お客様は普段お世話になっている4名。正午の茶事ということで11時に席入りである。待合は2階にしつらえた。フロアリングにもうせんを敷き莨盆の代わりに萩の坂倉さんの作品を置いた。掛け軸は川口市の書道家市川先生の書である。LDKに躙口までの導線を作るために白屏風を使って目隠しをし、一度縁側に出て草履を履いて躙って茶室に入るという変則的な設だが、一般的な間取りの普通の家の暮らしの中に茶道を滲み込ませるという計画はなんとかなったようである。今後も定期的に開催したいと考えているので興味のある方はぜひお声掛けください。

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