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レースラフティングの道は続いているのか?

21年初頭のトピックスとしてclubhouseブームが巻き起こり音声メディアが来る!!的なムーブメントとなりました。

僕もちょっと聞きかじりまして、2週間ほど聞いたり、他の方の配信に混ざったりとしていましたが、生配信でしか聞けない『アーカイブの残らない配信は参加し難いなぁ』となり、あまりハマりませんでした。

方や、podcastなどいつでも聴ける音声配信に関しては以前から日常的に聞いていまして、中でもvoicyは毎日何かしらを聞いています。

そんな中でブロガーのちきりんさんという方が配信されていた内容を聞いて"ふむ”と思うことがあり、記事にしてみることにします。

きっかけはvoicyでの流し聞き

voicyを知らない方のためにお話しするとvoicyとは音声配信メディアです。

運営企業から承認されたパーソナリティが自身の録音した音声をラジオ番組の様な形式で配信をすることができます。

多くの著名人も配信を行っていて、僕はリスナーとして2年ほど利用しています。

自分が聞いている番組が終わると近しい番組や視聴者層が似ている番組が自動で再生される様になっていまして、その中でブロガーのちきりんさんという方の配信が流れてきて、急に耳を奪われました。

内容は先日、日本人で初めてマスターズを制覇したプロゴルファー松山英樹選手の話題でした。

その内容とは、松山選手が優勝した際に、何故多くの先輩プロゴルファーが涙ながらに感謝の言葉を述べていたのかということでした。

僕はとても興味深かったので、良かったら聞いてみてください。

その配信はこちら

道は続いている

結論から言うと、ゴルフという欧州発祥の歴史あるスポーツにおいて日本人の松山選手が優勝するということは当然ですが容易ではなく、先人の挑戦や努力があり、その無数の積み重ねがもたらした結果であると、、
そのため、その先人に当たる人々は涙ながらにその積み重ねの結果であるゴルフの最高峰マスターズ優勝を喜んでいたのだと。

この中では、一つの括りである”日本ゴルフ界”から世界の頂点を目指すことを”道”と表現していてそれは過去の幾多の選手の挑戦から続いていると言うことを話されていました。

そしてその”道”は過去(前)にのみ続いているのではなく、未来(後ろ)にも続いているのだと話されていました。

レースラフティングにおける道とは何か?

僕も思うところがあり、自分に置き換えてレースラフティングにおける”道”とは何かと考えてみました。

一つの道はレースラフティングにおける最高峰"WRC(ラフティング世界大会)"での優勝にあると思います。

欧米を中心に始まったレースラフティングにおいて、比較的歴史の浅い日本代表が世界の頂点に立つというのは、悲願であり間違いなく一つの道のゴールでした。

ただ、レースラフティング日本代表は既に何度かこの頂点に立っています。

【レースラフティング日本代表の世界大会優勝歴】
◆男子 (いずれも代表チームはラフティングチーム・テイケイ)
2010年 オランダ大会
2011年 コスタリカ大会

◆女子 (いずれも代表チームはTHE RIVER FACE)
2010年 オランダ大会
2017年 日本大会

そうなると、この後ろに続く道とは何なのか?

これは意見が分かれると思いますが、自分が思いつく限り並べてみました。

・再度日本代表が世界の頂点に立つ
・レースラフティングの強豪国として世界大会で連覇し続ける
・年齢別日本代表が世界の頂点に立つ
・(男女共に)トップチームの次点で世界で結果を残せるチームを輩出する
・中学生、高校生など若年代で競技に携わる人を増やす
・国内で挑戦の場となるレースを増やす
・再度世界大会を日本に誘致する
・選手の環境が変わっても競技を続け易い環境を作る
・未経験からも参戦し易い環境を作る

こうやって書き出してみると、様々なアプローチはありますが、全てが通じています。

どの地点をゴールとするかは人によって変われど、そのゴールを目指す行為は繋がっていて、再度の世界一、連覇、競技の活性化へと繋がっていくのだと思います。

そして、レースラフティングに携わっている我々が今考えるべきなのは、今自分が歩んでいる道を未来(後ろ)に何を繋げるのかということではないでしょうか。

この配信のコメント欄に投稿されたコメントからの引用ですが、”たとえ自分が成し遂げられなくても後続の誰かが必ず成し遂げてくれる。だから自分は今この場で全力で戦う”と言う言葉が心に刺さりました。

今を全力で頑張ることで道が繫がる。
そう信じてレースに臨みたいと改めて思いました。



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