見出し画像

セイコーマートの魅力にやられた話

こんにちは、フードライター マッシ(@massi3112)です。

北海道と言えば、美味しいものがたくさんあるイメージが強い。新千歳空港に到着し飛行機から降りて、目の前に本気を出した北海道の景色が現れる。というのも、どこを見ても想像以上に美味しそうなもの、見たことがないもの、夢に出てきたものなどが並んでいるのだ。札幌行きの電車に乗るまで時間がかかる理由はよくわかった。

札幌駅に着いたら新千歳空港のようにまた心がやられて、北海道観光が始まる前から既に満足していた。回れば回るほど会ったことがない食文化だらけの中で、心底驚いたのは「セイコーマート」の素晴らしさ。北海道にしかないと思っていたら、意外に埼玉県と茨城県にも数店舗があるらしい。

日本にあるたくさんのコンビニとは一味違うセイコーマート。その理由はやっぱり商品にあった!セイコーマートの商品を研究すると、少しずつ北海道民らしさが見えてきた。

多くの人に知られていないかもしれないけど、セイコーマートが日本で1号店をオープンしたのは1971年8月ということで、コンビニチェーンで一番古いそう。本当は1971年7月ココストア藤山台店というコンビニがオープンしていたけど、現在は閉店しココストア自体がファミリマートに吸収されたから、やっぱりセイコーマートは存在するコンビニチェーンで一番古いと言える。
ちなみにあのセブンイレブンは日本初出店が1973年。セイコーマートはやっぱり老舗だ。

初めて入った時はよくあるコンビニのスタイルに見えていたけど、深くパトロールをしたらとんでもない商品がたくさん!生鮮食品や生活用品、アイスクリームの豊富さ、お菓子などはどれもリーズナブルな価格になっていた。

ほぼ北海道にしかないコンビニだけど、驚いたのはプライベートブランド「Secoma」の多さだ。

この豊富さ、このクオリティー、この美味しさはなかなかないから、コンビニの中でトップクラスになるのではないかと。

パンコーナーも見た瞬間、「さすが北海道だ」と声が出た。

もう一つの驚きは「ホットシェフ」という出来立てメニューだ。セイコーマートでしか味わえない温かい商品がたくさんある。フライドチキンとフライドポテトは量がしっかりあって、コンビニで作られているものだと思わないくらい美味しかった。お酒コーナーも立派で、まるでお酒屋さんにいるような感覚になってしまうほど。

何店舗も回りながら思ったのはセイコーマートは、コンビニではなく北海道のインフラだ。ずっと自分の生活を支えてくれる存在のように感じた。
お店自体の雰囲気も好きで日本らしさではなく、「北海道らしさ」を感じてまるで観光地の一つのよう。北海道プライド1000%を超えているから、一つの場所でなんでも手に入るし楽しさが半端ない。

もし北海道に行く機会があれば、セイコーマートにも訪ねてみてね。

Massi

みなさんからいただいたサポートを、次の出版に向けてより役に立つエッセイを書くために活かしたいと思います。読んでいただくだけで大きな力になるので、いつも感謝しています。