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【社員インタビューvol.1】チームのパフォーマンスを引き出し、クライアントの“思い”を形にする。#ディレクター

クライアントとクリエイターチームをつなぎ、制作進行の要になるディレクター。
企画立案から制作ディレクション、制作物のチェック、クライアントとのやりとりなど、その業務内容は多岐にわたります。

ディレクターとしてのやりがいや楽しさ、印象に残っている案件などを、 MASKMANに入社して6年目になる高須文彬さんに語ってもらいました。


入社のきっかけは社名のインパクト


―現在のお仕事内容を教えてください。

Webサイトなどの制作進行管理を行っています。
「こういうサイトを作りたい」というクライアントからのご要望を伺って、コンテンツの構成を考えて、制作の進行管理やチェック業務、それに伴うやりとりをしていく……という感じですね。
もっと前段階の「こういうキャンペーンやコラボをやりたいんですけど、何か面白い企画はないですか?」みたいなご相談をいただいて、企画の提案から携わることもあります。


―MASKMANに入社する前はどんなお仕事をされていたのですか?

前職は紙の広告を制作している会社で営業事務をしていました。
クライアントとやりとりしたり、時には原稿も作ったりして、スケジュール通りに広告を完成させる、という、進行管理のような仕事でしたね。


―Web業界は未経験だったんですね。

そうです。ただ、「進行管理」という意味では同じなので、英語にすれば「ディレクター」かな、と思って(笑)。
はじめのうちは、Web用語が分からなかったり制作スパンの違いに少し戸惑ったりすることもありましたけど、業務自体にはさほど違和感はありませんでした。「デバッグと校正は似てるな」とか、共通する部分も多かったですし。


―なぜMASKMANに興味を持ったのですか?

一番の理由は社名です。
求人サイトで検索すると、すごくたくさんの会社の情報が出てくるじゃないですか。その中で「MASKMAN」という社名のインパクトが強くて、思わず詳細ページを開いていました。それで、実績や業務内容を詳しく見て「面白そうだな」と思って。これまでの経験も多少なりとも活かせそうだと考え、応募を決めました。



チームがベストパフォーマンスを発揮できる環境を整える


―お仕事をする上で心がけていることはありますか?

第一には、「ユーザーに正しい情報を届けること」ですね。
広告案件なので絶対に間違った情報を出すわけにはいきませんし、もちろん効果も出していかないといけない。IPコラボなどの案件では、コラボ先の世界観をバランス良く取り入れることも意識しています。

あとは、チームがパフォーマンスを発揮しやすい環境を整えることでしょうか。
1つの案件につき、ディレクターは1人または2人で担当することが多いですが、チームには他にもデザイナーやプログラマーなどたくさんのメンバーが加わります。スケジュール面を含めて彼らが作業しやすい進行を意識し、ベストなパフォーマンスを発揮できる環境を作ることが、僕の務めだと思っています。


―制作チームだけではなくお客様とのやりとりもありますよね。

そうですね。お客様によっては、最初から「こうしたい」というイメージが明確な方もいれば、そうではない方もいます。結構抽象的な、ふわっとしたご相談をいただくことも多いんですよ。
また、たとえ目指すイメージが明確でも、それが本当にベストな方法とは限りません。ですから、ニーズをきちんとヒアリングしつつ、お客様と一緒に掘り下げて考えていくようにしています。


―お仕事の中でやりがいや楽しさを感じるのはどんなときですか?

担当する案件の内容が毎回違うので、いつも新鮮で楽しいですね。自分が知っている分野や好きな分野はもちろんですが、これまで縁が無かったジャンルの案件を担当するのも興味が広がって面白いです。

達成感があるのは、やはり制作物が完成したときですね。紆余曲折がありながらも無事スケジュール通りにサイトをローンチできたときなどは、大きなやりがいを感じます。


―反対に、大変なことはありますか?

スケジュールに余裕がないときや、抱えている複数の案件の動きが重なったときなどは、考えが煮詰まってしまうことがあります。そうなると考え続けていても結局進まないので、いったん考えるのをやめて他のことをするようにしています。うまく切り替えができているのか、ストレスを感じるようなことはあまりないですね。

お客様から面白さやインパクトを求められて、なかなか良いアイディアが浮かばないときも、大変といえば大変かもしれません。でも、企画を考えるのは好きなので、苦労よりも楽しさの方が勝っているかもしれませんね。

一度ボツになった企画が常設コンテンツとして復活したことも


―これまで関わった作品の中で印象に残っているものを教えてください。

印象に残っている案件は3つあります。
1つ目は、『機動戦士ガンダム』や『ドラゴン桜』とコラボしたJRAさんのキャンペーンサイトです。
実は僕、競馬は分かるんですが、ガンダムを全然知らなくて。
でも、代表の中西がガンダム大好きなので、中西がガンダム担当、僕が競馬担当みたいな感じで、ディレクター2人体制で進めました。
とはいえ、知らなければ何も作れないので、アニメを見たりインターネットで調べたりしてだいぶ勉強しました。サイト内のセリフなども考えたんですが、それがSNSなどで反応があったりすると嬉しかったですね。


『ドラゴン桜』の方は、大学受験の漫画なので、「競馬を勉強する方向に振り切ろう」と考えました。
それで、英語・数学・国語・理科・社会の各教科と関連づけて競馬を深掘りしていく企画を提案したんです。例えば、数学なら馬券点数の計算式、理科なら競走馬の血統や遺伝、といった具合に。


―それは面白そうですね!

ただ、当初提案したキャンペーンサイトでは、その企画は採用に至らなかったんです。

でも、企画そのものは面白いと思っていただけたみたいで、後日、年間常設コンテンツとして制作することになりました。企画提案のときには具体的な内容もいろいろ考えたので、「頑張ってよかった」と思いましたね。

2つ目はノーリツさんのブランディングに関わる案件です。
この案件では、コピーなどのテキスト開発を手掛けさせてもらいました。Web CMなどで自分のコピーが流れると、やっぱり嬉しいですね。Webサイトのローンチなどとはまた違った、「自分の仕事を形として残せた」という喜びがあります。


3つ目は、『ONE PIECE』のコミックス100巻、アニメ1,000話を記念したジェネレーターページです。『ONE PIECE』はコミックスを全巻持っているくらい好きなので、自然と力が入りましたね。とにかく自分の持っている知識を全部出して、いろんな提案をさせてもらいました。


―やっぱり好きなものは力が入ってしまうんですね。

本当は、全ての案件に同じように120%の力を注げるのが理想だとは思うんですが……やっぱり好きなものだと、勝手に熱量が上がってしまいます。先ほどの『ONE PIECE』の案件も、作業のボリュームが多くて大変なこともありましたが、「楽しい!」という気持ちの方が勝りましたね。


オン・オフのメリハリで自分時間を確保しやすい


―お休みの日はどのように過ごしていますか?

家族と過ごすことが多いです。実際、MASKMANは休みが非常にとりやすいんですよ。
もちろん、抱えている案件のスケジュールが優先にはなりますが、オン・オフのメリハリはつけやすいですね。会社としても、社員の家族のことも大切に考えていろいろ環境を整備してくれますし、とても働きやすい環境だと感じています。MASKMANに入社してよかったことの一つですね。


―現在の勤務形態は?

今は週2回くらいオフィスに出勤していますが、基本的には在宅勤務です。
メンバーと直接顔を見てやりとりした方がいいときは出社しますが、基本的には、仕事がスムーズに進めばどちらでも問題ないですね。
そのあたりを会社から何か強制されるようなことはないです。


―高須さんが今後目指したいことを教えてください。

僕自身は、コピーやテキストを作ることも好きなんですよ。なので、そういうストーリーを考えるような案件に携わる機会があるといいな、と思っています。
僕は、デザイナーやプログラマーのように何かを作れるわけではありません。もちろん、企画という意味ではサイトを「作った」と言えるのかもしれませんが、「これは自分がゼロから考えた」というコピーなどを残せるような機会があれば、とても嬉しいですね。コピーは、企画の意図を最も端的に表すものでもありますし。



―最後に、MASKMANへの応募を考えている方へメッセージをお願いします!

MASKMANに入社して実感したのは、メンバー全員のクオリティに対する意識が非常に高いことです。
僕自身も、入社してからいろいろなスキルを身に付けることができました。
ディレクターという仕事は、本当にいろんなことが役立つんですよ。一見Web制作と関係ないようでも、例えば、漫画や音楽、アイドル、SNSをよく利用していてトレンドに詳しいとか、食べることが好きとか、ありとあらゆる興味が仕事に活かせるはずです。考え方次第でいくらでも応用できるので、きっとすごく面白いですよ。
そして、「こういうことをやりたい」という思いがあれば、しっかりそれを伸ばしてくれる会社だと思います!


MASKMAN inc. は、本質を突き詰め、課題に徹底的に向き合い解決するデジタルクリエイティブプロダクションです。クライアントもユーザーも、そしてクリエイターも、関わるすべての人がハッピーになれるような「心が動く、デジタルクリエイティブ」を制作しています。

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