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空想植物図鑑 110

◯あいさつ

 みなさん、おはようございます。
 ちゃーりー(標準体型)です。
 今日ものんびりと1日を積み重ねてまいります。

 それでは、今回の空想植物となります。


「森の奥に、燃え盛る炎が見えた。しかし、炎のように見えたのは、一本の大樹が持つ赤い針のような葉だったのだ」

 人々の間で「勘違い男」と呼ばれていた旅人は、旅の思い出を歌いながら歩く奇人であり、その歌はほとんどが彼の妄想である。と、信じられてきた。
 しかし、この植物はプラントハンターによって発見され、真っ赤な針のように鋭い葉が持ち帰られた。

 この植物の葉と皮には、血液を固めて傷を塞ぐ効果がある。止血には強い痛みを伴うが、出血多量を防ぐことは間違いない。
 ちぎった葉と皮をすりつぶし、傷口を塞ぐように詰める。

 花は非常に小さな花が密集しており、遠目からは果実のようである。食用不可。


◯おわりに

 
 空想植物図鑑シリーズの楽しみ方については、7月6日の「空想植物図鑑」記事の中で紹介しております。
 以下のURLから過去の記事が閲覧できます。
(8月24日 一部修正 追記)

https://note.com/maskedno7/n/na05146844f41

 みなさんがほんのちょっぴりと空想を楽しむ時間を提供できたら、これ以上の喜びはありません。

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