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ホワイトデーも普通の日

ついこの間年が明けたと思ったら、いつの間にかバレンタインデーも過ぎ、
ホワイトデーも終わってしまいましたか。
なんか嵐のように時は流れていくし、これじゃ歳をとるのも早いわけだ。

年間通して一番好きな行事は正月かもしれない、と改めて思ったり。
いや、正月はいつもへとへとだから、節分の方がいいかも。
桜餅、ウグイス餅、かしわ餅、おはぎ・・・ そして、チョコレートにデコレーションケーキ。
なんでいつも事あるごとに甘いものがついてくるのだろう。

そうなんです。実は自分、甘いものが大の苦手なんです。

せっかく
#クロサキナオさんのホワイトデー大作戦企画

に乗っておきながら、甘いもの拒否は少々不謹慎かも・・・


我が家は妻と娘と2匹の猛犬という構成。
妻とはバレンタインデーだろうがホワイトデーだろうが、プレゼント系を贈り合うという儀式はほぼ存在していない。
彼女はどうせ好きでもないスイーツを貰っても苦痛なだけだろうと理解しているし、いつしかこちらからも特にかしこまった貢物はしなくなっていた。

でもそういったものにすっかり冷めてしまったというわけではなく、
何かしら名前のつく日が訪れると、「今日は○○の日だから」と祝杯をあげることになっているのです。もちろん酒の肴も用意して。

和のお祝い事(世間は普通の祝日)にはマグロやヒラメ中心の刺身とか、ちょっと遠出して名水近くの美味な豆腐を冷ややっこで。
たまに奮発してキンキの水炊き。(これ醤油だけでほんとに絶品)。
もちろん焼酎とか日本酒で。おいしい日本酒は冷酒ではなく常温が好み。

誕生日やクリスマスなんかは、スパークリングワインから始まって、ビール、焼酎、日本酒、ジン、ウイスキー、ようは何でもあり。(甘い酒以外は)
これにはドイツ系のハムや鶏肉、そして我が菜園で収穫したイタリアントマトをベースにしたスープが定番。(自作のバジル入り)

ようは、お互いにプレゼントを交換しあうというよりは、自分たちのご褒美のために食材を調達し宴を開くというスタイルなのです。


娘には今年のホワイトデーは、しょっぱい系のスナックを進呈。
スナックといっても全てポテトチップス。

数年前までホワイトデーコーナーで華やかなチョコレートやクッキーに向かって、なかなかチョイスしきれず眉間にしわを寄せていたのですが、
ある年スーパーで小ぶりの段ボールに入るくらい、20~30個ほど見繕ってみたら、これがなかなかの好評で、それ以来今年が3回目ということなのです。

本人が好んでいるというより、買う側の趣向に流れていった感じですね。


世間はバレンタインデーやホワイトデーといったら、甘酸っぱい感情とスイーツで盛り上がっている感じだけど、我が家は明治・大正にも通用しそうなスタイルなのでありました。

「1月は正月で酒が飲めるぞ~」 こんな歌、あったよなぁ。

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