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【旅】旭川放浪記

こんにちは。
”ましうー” に来て下さり、ありがとうございます。

プロフィール欄に「旅行」と書いているのに、今まで全く触れていないことに気づいてしまいました。

旅の達人の方々がたくさんいらっしゃる中、自分はそんなにたいそうなことはしていませんが、
近場のちょっとした滞在記をごらん頂ければと思います。


1泊2日の旭川
3月下旬なので、若干ネタが古いです。
ところどころ雪も残っており、まだまだ春とは言い難い季節。
もちろん桜なんぞ、つぼみすら出ていません。

冒頭の写真はJR旭川駅ですが、
今回は車での一人旅なのであります。


1日目


昼食はラーメン

到着したのは昼過ぎ。
いつも決まって、ラーメンに舌鼓を打ちます。
基本旭川ラーメンはしょうゆ味が主流なのですが、
みそ味の人気店もあって、タイミングを見図らないと行列で時間ロスにはまってしまいます。

そんなこんなで、今回は「生姜ラーメン みづの」さん。
名前の通り、ここの売りは しょうゆ味ベースの生姜ラーメンで、
観光客にも知れ渡っている人気店。

もう何度も訪れているが、しょうゆと生姜以外は食べたことなし。
今回も生姜ラーメン大盛を。もちろんスープの最後の一滴まで完食。
とてもあっさりとした味付けは、全くモタレを感じさせないのであります。

「生姜ラーメン みづの」
生姜ラーメン ちょっと箸をいれたので、途中の図


1軒目 やきとり

ラーメンを平らげた時点で 午後2時くらい。
昔住んでいたので、あの場所この街をドライブで懐かしみながら、
3時には早々にチェックイン。

というのも、今回は旭川発祥といわれている「塩ホルモン」に狙いをさだめていて、狙いの開店が 16時30分。

その前に軽くひっかけて、景気をつけてから乗り込もうという魂胆なのであります。

そこで訪れたのが「焼鳥専門 ぎんねこ」。
JR駅から買物公園を5丁ほど下ったところの「5・7小路 ふらりーと」。
ここは20店ほどの飲食店や床屋さん、八百屋さんなどが並んだ、昭和の雰囲気満点の小路で、
今や観光客にも有名になったものの、酒飲みにはたまらないスポット。

「ぎんねこ」さんはそこの一角にあって、
13時からやっているのですでに本番モードになっている。
近年は有名店になって門前払いのことも多いので、
まずは早い時間に勝負をしかけることに。

「焼鳥専門 ぎんねこ」 ふらりーとの入口
「かしわ」と「ねぎま」

旭川名物「新子焼き」もあるが、今若鳥の半身を平らげてしまうと、
メインのホルモンに響いてしまうので、
軽く串を2種注文。

この辺は緻密な計算で進んでいる。
16時過ぎまでの小一時間、聖地まで徒歩10分くらいなので、
ウォーミングアップで肩もぼちぼち温まってきたかんじ。


2軒目 塩ホルモン

今回のメインは、老舗中の老舗「馬場ホルモン」。
「ぎんねこ」へ行きがてら、わざわざこの店の様子を伺うために遠回り。
よしよし、今日は定休日ではないようだ。

「ぎんねこ」の前に「馬場ホルモン」を下見

開店時間ちょっと前に現地到着。

ガーン! するとである。
なんとそこは長蛇の列。開店を待ちわびた老若男女が寒空の元、聖地の前を占拠しているではないか。

だめだ。焼肉系を待っていたら2時間は下らない。
予定変更。
口は完全に塩ホルモンになっている。次を目指ざそう。

「慶州」は 16時からやっている。場所も近い。
しかし行列はないものの、予約で一杯だと。

ならば「炭や」に目を向ける。
行ってみると 17時開店とのことで、しばし待ってから交渉。
結果50分ならOKとのことで、無事入店。

「炭や」
焼肉はやはり炭がいい

とりあえずの 生ビール。
焼き物は「塩ホルモン(豚の胃袋・ガツ)」と「ミックスホルモン(塩ホルと上ホル)」。
そして追加で同じく「塩ホルモン」。
お手頃な値段の割には結構なヴォリュームで、
これだけでもう満足の域に達した。

一番乗りで炭火を前に堪能しはじめたものの、
ほどなく席はどんどん埋まっていき、
確かに6人がけテーブルを一人で占拠するのは心苦しい感じ。

何も まだ暮れないうちから肉なんか食べなくても、と周りを見渡したりして、これはもう完全自分のことは棚に上げているのであった。


3軒目

この時点で まだ18時。
普段ならこれからスタートという時分である。

せっかく旭川に来たんだから、これで終わるわけにはいかない。
街も自分を呼んでいる。
ここで帰っては失礼にあたってしまう。

ということで、焼き肉屋から少々あるいて着いたのが、「独酌 三四郎」。

実はここ、何年も前から知っておりそれなりにお世話になっているのだが、
ある年の瀬に、あの井之頭五郎さんがやってきて、
それ以来隠れ家的な要素は消えてしまったようだ。

席はあるだろうか。
おそるおそる門をくぐると、案の定賑わいをみせており、
1時間ならとぎりぎり通してもらえた。

井之頭五郎も訪れた「独酌 三四郎」
良い居心地と旨い酒

おなかは満たされていたので、豆腐とお通しで。
これが日本酒にとても合う。

この店の良いところは、酒や肴もさることながら、
歴史を感じさせる家具や重厚感、BGMのない静けさの中に大人の会話が程よい感じで浮遊し、しっとりとした雰囲気が酒飲みを落ち着かせてくれること。


20時をまわったあたりでお会計。
まだまだ宵の口ではあるのだが、ここは潮時をわきまえて宿に帰ることに。
もちろん途中で調達した酒を部屋飲みで。


2日目


玄米おにぎり

朝食はスルーして、旭川の隣町 東川町へ足を延ばすことに。
車で30分くらい。

前からのお気に入り、玄米おにぎりの店「ちゃみせ」があるのです。

「ちゃみせ」
おにぎり3種

店はこじんまりとしていて、ちょっと気を許すとすぐ売り切れてしまう。
でも10時くらいならまだ大丈夫。

「ぬかにしん」(一番人気)、「焼きサバ」「酵素玄米」を入手。


豆腐

続いて地元「宮崎豆腐店」さんで一丁。
東川町は大雪山系の地下水が豊かで、水道もないとのこと。

水がおいしいと豆腐も質が上がる。
目の前ですくい取って簡素な容器に入れてくれる。
一丁という大きさといい、なんとも味わい深くていい。
もちろん、もめんの味もいい。

「宮崎豆腐店」
豆腐一丁


2回目の旭川ラーメン

最後に旭川に戻ってまたまたラーメンを。
「ラーメンのつるや」さんも行列必至なので、
11時開店を目指して車を走らせる。

案の定開店前にして入店を待つ人たちが。
でも10分ほどで入れたので、まあ良しとしよう。

しょうゆを注文。まさに旭川ラーメンの王道。

「ラーメンのつるや」
しょうゆラーメン


北村温泉

帰りの道すがらでひとっ風呂。
日帰り温泉というのも自分の中では定番で、
源泉かけ流しを常としています。
今回は 札幌から1時間ほどの北村温泉へ。

「北村温泉」

データを並べると
ナトリウム-塩化物強塩泉(高張性中性温泉) 
多少の褐色を帯びた、やさしいお湯です。

サウナや水風呂も完備しているのだけれど、
いつも露天と最後に内風呂での仕上げという流れ。

地元の人が多数で、話の雰囲気では農家仕事を終えてひとっ風呂て感じがしています。


まとめ

旭川での夜は、旅行記というよりも「酒場放浪記」の色が濃くなってしまいました。
回ったところはどれも有名どころだけれど、
ここ最近は特に人が多くなったようだ。

居酒屋だって焼き肉屋だって、前は予約なしで簡単に入れたものだ。

でもお店側が潤うのなら、それはそれで良しとしよう。

道内もなかなか良いところがありますよ!

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