kotokoto

色弱な私と 失語症の娘のことを綴る 彩りと 奏でるハーモニー 時に愛に縛られる…

kotokoto

色弱な私と 失語症の娘のことを綴る 彩りと 奏でるハーモニー 時に愛に縛られる苦痛を呟いています 母として 女としての日常を 共感できる人と共に共有したい 良かったら声をかけてもらえると励みになります

マガジン

  • 苦痛な愛

    愛の深さとは これも愛なのか 手探りのあい

  • 奏心声音

    あとで読む記事をマガジンに保存しておくことができます。不要であれば、マガジンの削除も可能です。

  • 就労支援指導員として

    みんなの笑顔に出会いたい

  • イラストとphoto

    使って貰えると嬉しいです

最近の記事

  • 固定された記事

はじめまして

なんとなくはじめてみました。 日々思う事と 束縛とは愛なのか 束縛される女の気持ちを しばらく綴っていきたいと思ってます 色弱者です 自分が理解出来る色の中だけで生きています 小学二年生の娘は 失語症で 音を奏でることができません そんな2人でも楽しく毎日を彩り 奏で生きています よろしければぜひ 仲良くして貰えると嬉しいです

    • ウソ

      幸せでいるために 笑顔でいるために 愛するために 多少の嘘が必要な時 その嘘が優しさなのか その嘘が裏切りなのか 見極めるのは難しい 中途半端な嘘つくなら つきとおしてほしい その嘘に気がついても 嘘じゃないと否定して欲しい ただ 好きだよの言葉に嘘はつかないで欲しい

      • 奏心声音⑮

        母のように力強く しっかりと地に根を張り どんな逆境にも耐えて ひっそりと咲く 少女の手に 沢山のたんぽぽが 何故か少女はたんぽぽを見ると持ち帰りたがる 不思議だ 何故かって? たんぽぽは傷つけると白い液体を その傷の場所から流れる その白い液体を 母乳と表現し 母なる花 と名付けている 母の愛を知らない少女が 母なる花に執着する これも何かの偶然なのだろうか 道端のたんぽぽの綿毛が 心地よい風に吹かれ 夢を乗せて旅立つ 少女はいつも言う 「フワフワのままだとパ

        • 向日葵に感謝をのせて

          恋した人はいつも笑ってた 憧れた人は暖かい笑顔をくれた 子供の頃に母から貰った愛情が 丁度そんな感覚 一年中 いつも同じ場所で 見守ってくれている太陽のように そんな降り注がれる愛をずっと 見上げていた私も 最近 母よりも背が伸び 立場が変わってしまった あんなに誇らしげだった母も 子育てが終わりようやく落ち着いて 座れるようになったね 小さく見える母を 今度は私が 太陽のように暖かい眼差しで 守っていくから 寂しげで 少しやつれた母の肩に手を置き 一雫の涙が

        • 固定された記事

        はじめまして

        マガジン

        • 苦痛な愛
          19本
        • 奏心声音
          15本
        • 就労支援指導員として
          6本
        • イラストとphoto
          2本

        記事

          奏心声音⑭

          庭のフジバカマがようやく青々としてきた フジバカマとは山野草の一種であり ここ最近人気のある花だ 秋の終わり頃に花をつけ出すこの山野草 なぜ人気なのか そしてなぜ少女がこの花を好むのか 一昨年の夏に少女にせがまれ 山野草がる店に出向いた 『フジバカマって花ありますか』 恐る恐る聞く僕に店員は かなりの人気で在庫がないと告げられる ちょうどその頃少女はとあるアニメに没頭していた どうやらそのアニメに出てくる蝶々が この山野草に飛んでくるらしい アサギマダラ 渡り蝶

          奏心声音⑭

          2024/05/22の音声

          素敵な台本を書かれている方のご紹介

          2024/05/22の音声

          2024/05/22の音声

          マッテイル

          隣にいるとそれが当たり前になる 少し離れると寂しくなる でも離れたい時がある 1人になりたい 自分の空間を大切にしたい 考えることも 悩むことも 楽しむことも 笑うことも 1人間だってできるから でも君は言うんだ 「ずっと待ってる……」 待ってるから いつでも待ってる ずっと ずっと……

          マッテイル

          キミノタメ

          この時間も この料理も この言葉も この指輪も この人生も 君のためなんだ 怒る事もある 泣かせる事もある 無理させることもある 優しくする事もある 甘やかす事もある 君のためなんだ 違う 自分のためなんだ 君に使う時間は束縛したい 君のための料理は自分に染まってほしい 君に向ける言葉は溺れてほしい 君に買った指輪は独占したい 君に捧げる人生は2人で歩みたい 自分のためなんだ 怒ることは理解してほしい 泣かせることは我慢してほしい 無理させることは共に支え合いた

          キミノタメ

          奏心声音⑬

          ほんのり陽気な朝 目覚めた時の心地よい風 控えめな日差しが窓から差し込む こんな日は必ずいつも思い出す 少女と出会った朝も確かこんな朝 控えめな日差しと同じように 少女が控えめに僕に挨拶をする 「こんにちは」 声を聞いた初めての日だった はにかんだ笑顔が可愛くて思わず抱きしめたのを覚えている。 それから少女とたくさんの話をした 好きな動物 好きなお菓子 卵焼きの味 見えていた訳じゃないが ほんのり暖かいオレンジ色のオーラをまとった少女が 妖精のように思えたんだ 犬

          奏心声音⑬

          奏心声音⑫

          母の日 色とりどりのカーネーションでどこも賑やかだ さんな花々には目も触れず 少女は黙々と歩く 一体何を考えているのか 少女にとっての母親とは 一度そういえば聞いたことがある 少女は全くその会話に興味を示さず 話が続かなかったことを思い出した 今日の母の日についても問い掛けない方がよさそうだ 僕はそう思いながら 少女の後ろを歩く ふと立ち止まって振り向いた少女 『これがいいな』 少女の手に可愛いクッキーが 『これが欲しいのかい』 僕が尋ねると少女は笑って お小遣

          奏心声音⑫

          てるてる坊主 願い事叶えてくれるかな 🐼なてるてる坊主

          てるてる坊主 願い事叶えてくれるかな 🐼なてるてる坊主

          奏心声音⑪

          静かな夜も カエルたちの声で賑やかになり 帰路に着くための道も 心なしか 陽気な気分になる 長い休みが終わり 溜まった仕事におわれ 疲れきった身体を引きずりながら歩く道の先に 小さな影 カエルの声に打ち消され 音もなく近づくその影 はっきりと見えた時その影の中に 笑顔が映る 僕の帰りを 待ってくれる少女 心が軽くなる瞬間を味わえるこの時間が 僕は大好きだ この季節のカエルの声が 少女に届いてないことがとても残念だ これから訪れる夏を 心待ちにしている このザワメキの

          奏心声音⑪

          アイ

          「衆人皆酔えるに我独り醒む」 己のみを信じろ 人 愛に飢えると信じやすくなる 己を見つめ直せ 心 落ち着いて判断しろ たとえどんなに褒められても 頼 消して相手を頼らず 相手の言葉に踊らされるな 疑 優しい言葉には裏があることを 常に警戒すること 下心 企み 策略 支配 束縛 本気で好きなら本気で信じれる相手は常に沈黙であり 本気で護ってくれる相手は常にそばにいる 1度信じることをやめた相手はまた繰り返す過去を 愛

          ゴールデンウィーク最終日の今日 朝からの雨 気持ち切り替えて行こう

          ゴールデンウィーク最終日の今日 朝からの雨 気持ち切り替えて行こう

          呟きは自由だ

          呟きは自由だ

          奏心声音⑩

          いよいよ五月 そろそろ衣替えでもしておかなければと 重い腰を上げる僕 四月の終わりに祖父を亡くし 気がつけばGWも後半 この連休で少女とのお出かけを数日予定していたが それどころではなくなってしまった そう思いながらまず衣替えをと思い少女に声をかける 去年の服がほとんど切れないくらいに少女は成長している 子供ってすごい生き物だな・・・ 1年という時の速さに驚き 成長の速さに感動 ひとしきりやるべきことを終えた時 少女が珍しく僕に話しかけてくる 『花を見に行きたい』 小さ

          奏心声音⑩