親が病んでて苦しくても、たくましく未来を切り開く子供たち “ドラマ【むこう岸】”
特集ドラマ「むこう岸」を見ました。(NHK総合 5月6日 放送)
・エリート教育主義の父親からのプレッシャーに苦しむ
山之内和真
・病気の母と幼い妹の世話するヤングケアラー
佐野樹希
・父親から暴力に合い、口がきけなくなった少年
渡辺アベル
そんな3人が出会い、奮闘しながら、
問題の解決策や、未来への希望を見つけていく物語。
自分たちも辛い状況にいるのに、友達を思いやる温かさ。
見ているとこちらも、優しい気持ちになりました。
特に、アベルが和真を助けようと、
暴力に立ち向かっていくシーンは、感動的でした。
複雑なテーマが絡み合っている内容なのに、
73分ドラマに仕上げているのもすごいですね。
原作は、安田夏菜さんの著書『むこう岸』
こちらは「日本児童文学者協会賞」「貧困ジャーナリズム大賞」受賞
国際推薦児童図書目録「ホワイト・レイブンズ」に選定された
話題作です。
配信はNHKプラスで、5月13日(月) 午後10時43分まで。
まだ、親から離れて暮らすことができない子供たち。
そんな中で、自ら、困難を打開していくたくましさ。
ときに大人たちは、子供から教えられる事もある。
そう気づかせてくれるドラマでした。
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