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自作イラストを刺繍するとかわいい

最近、自作のイラストを刺繍するのが楽しい。

刺繍をはじめたきっかけは、YouTubeで刺繍の動画がレコメンドされて興味を持ったのと、年末年始に帰省した時に今年は刺繍やろうかな〜なんて話をしていたら、手芸好きの母が刺繍用の枠、糸、針のセットをプレゼントしてくれたからだ。

使っているのは木製の8cmサイズの刺繍枠で、針はフランス刺繍用の針だ。
糸は綺麗な糸を貰ったけど、慣れるまで100均で買った刺繍糸を使うことにした。

イラストが刺繍になるまで

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のんびりしているおもちぐまのイラストを描いたフェルトを刺繍枠にセット!
チャコえんぴつで図案を書くと、線が太くなったり、見づらかったので油性ペン(極細)で描いた。

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黒い糸を使って一番大事な顔のパーツを刺繍する。糸の角度やちょっとした長さの違いで顔の印象が変わるので、様子を見ながら調整する。

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輪郭をアウトラインステッチでなぞる。なめらかな曲線を糸で描くのが難しい。縫い目を雑にすると、すぐに歪んでしまう。イラレのベジェ曲線なら一発でできるのにな〜と思いながらチクチクとアウトラインステッチをすすめる。

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曲線が多いやつめ・・・と言いながら、手足の輪郭も完成。

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着ている服の輪郭もアウトラインステッチでなぞる。直線ばかりなのでサクサクすすめられる。

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ズボンの輪郭も完成。線画みたいな状態でもかわいい。ここから輪郭線の内側も刺繍して、糸で色塗りをしていく。

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シャツの部分をロングアンドショートステッチで埋めていく。ロングアンドショートステッチは名前の通り、長い縫い目と短い縫い目を組み合わせる縫い方だ。縫い目と縫い目の間がスカスカしないように密度に注意して刺繍する。

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Procreateなら、色塗りがワンタッチで終わるのに…と思いながらも、シャツの部分が完成!袖の部分が細かくて難しかった。

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ズボンと手足の部分をサテンステッチで埋めていく。手足がぷくぷくしてきてかわいくなってきた。

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最後に顔の部分をロングアンドショートステッチで埋めていく。曲線アウトラインの近くの糸の長さの調整が難しかった。あと、耳が小さくて刺繍しにくかった。

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顔のパーツ近くを刺繍すると、パーツが埋もれてしまって、かわいさが半減してしまった。

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なぜか顔がよぼよぼに見えてしまう。

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完成!うーん、顔が目立たなくなってしまった。そこで顔のパーツをもう一回、黒い糸で重ねて縫ってみた。

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完成!!!顔がはっきりして、かわいくなった!

作ってみて思ったこと

作るハードルが思ったより高くない
作ってみる前は、刺繍 = 手芸が好きな人・器用な人しかできない と思っていたけど、繰り返しの作業が多く、やり直しもしやすいので、家庭科の成績があんまり&不器用な自分でもちゃんと完成させられた!
わかりにくいステッチ方法もYouTubeで検索すればたくさん解説動画が見つかるのも、すごく助かった。

どこでもできる・ながら作業でできる
針や糸、枠はコンパクトで持ち運びがしやすいので家のどこでも移動して刺繍することができた。ソファの上で好きな動画を見ながらチクチク作業するのが良かった。

イラストが立体・質感を持つととってもかわいい
刺繍したイラストは糸でもこもこしていたり、ふわふわするおかげでデジタルのイラストと違ったかわいらしさが表現できたのでめちゃくちゃ気に入った。
ついつい完成した刺繍のうまくいった部分を指で撫でちゃうくらい達成感も味わえる。

さいごに

刺繍を始めるとついつい集中してやってしまう…。
梱包材のプチプチを潰し続けるような単純作業から生まれる癒し効果があるのかな〜と思った。

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次はもっと複雑なイラストの刺繍も挑戦してみたい。
おうち時間にぜひやってみてはいかがでしょうか〜

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